★3 | 残念なことに、普通に脚本が面白くない。オダギリ・ジョーが画面にいた数十分間だけが異彩を放つ。途中から「早く終われ」と祈った。何ゆえの高評価なのか理解に苦しむ。BGMがないことはこの映画には奏効した。演技はよい。特に鈴木京香の持ち上げられた左足がよい。 (IN4MATION) | [投票(1)] |
★4 | 「知力」が尊ばれ「愛」が魅力と見なされる現代社会の風潮の中で、人は「腕力」を一段低くみなし「金」の力を蔑む。しかし、度を越せば四つの力はいずれも「暴力」に成り得る。生きることへの過剰な思いが俊平(ビートたけし)という怪物を生んだ。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(9)] |
★5 | 普通は御飯の上に梅干しなのだが、これは梅干しの種が御飯のように振る舞い、ふりかけに蛆虫といった感じ。一見不味そうなのだが、種の中には仙人が食す物とされている「仁」または別名「天神様」があり、蛆虫も薬用酒となる。暴力もまた、人生の栄養なり。目をそらすな、残さず目で食べ尽くせ。 (ジャイアント白田) | [投票] |
★4 | どんな人間であろうと親父は親父なんだなぁ。 (なかちょ) | [投票] |
★4 | 忌み嫌われるべき圧倒的な暴力と、同時にそこに庇護されてしまいたい本能的衝動。全く肯定はしないけれど、「父」という存在の一つの側面はここにあるのかも知れない。原作者が父を描いたからこそ表現できた、家族と父親との不思議な距離感。 [review] (Myurakz) | [投票(7)] |