「チャップリン」(システム既定POV)の映画ファンのコメント
星空のマリオネット(1978/日) |
虚無をポーズで終わらせることなく生真面目に内向する青春の黄昏。ただ、生真面目すぎてミニマムな閉じた世界に耽溺したままで終わるのでは今いち映画的とも思えないが、私小説世界と切って棄てるのも忍びない。生きることの虚しさは痛いほど出てる。 (けにろん) | [投票(1)] | |
「やりたい事?自分を消してしまいたいことだけだよ」・・・60年代の「反抗」という日本の青春映画のモチーフは、必然的に70年代に入り「挫折の告白」へと突き進む。その流れは、この作品を境に「喪失と欠落」の露呈へと向かい始める。 (ぽんしゅう) | [投票(1)] |