「ジャン・リュック・ゴダール」(システム既定POV)の映画ファンのコメント
柔道龍虎房(2004/香港) |
説明が足りないのではなく、説明されるべきことは冒頭から全て画面上で示されているのだ。そして映画を展開していくのは全き「運動」であり、4台の机をまたぐモンタージュの混沌とその後の日活映画(照明といい、鈴木清順を思い出す)の如き大乱闘に興奮し、女の背中を追いかける男の笑みと、靴を取りに戻る女を捉えた長回しに泣かされる。まさしく映画の結晶である。ジョニー・トー最高作の一つとして推したい。 [review] (赤い戦車) | [投票(2)] | |
タイトルだけはやたら黒澤してるのだが、あとは中村雅俊でも出てきそうな「俺たちの」何とかみたく青春しちまってムズ痒いことこの上ない。しかも、展開がシュールな迄に説明不足なのだ。凄いとも思うがやはりアカンと思う。カーフェイのみ良い。 (けにろん) | [投票] |