「ジャン・リュック・ゴダール」(システム既定POV)の映画ファンのコメント
山の音(1954/日) |
成瀬的な視線の演出で築き上げられた泥沼の世界。また、やはり成瀬らしくこれはずばりセックスに関する映画であり、成瀬はここでも徹底的に厳しい。 [review] (ゑぎ) | [投票(5)] | |
上原の下衆ぶりに呵責が無く冷徹な視線は透徹されてるのだが、反する2人の感情ベクトルが嫁不憫・義父優しいの域を出ないので生煮えである。その奥底のマグマを対置的に照射すべき山麓の静謐が演出的にこなれていない。際どくないのでラストも効かない。 (けにろん) | [投票(2)] |