「ジャン・リュック・ゴダール」(システム既定POV)の映画ファンのコメント
ランナウェイ 逃亡者(2012/米) |
レッドフォードらしく、安定した出来映えだ。突出した魅力のある映画ではないが、生真面目にしっかり見せ、緩みの無い出来。例えば前半で、記者のシャイア・ラブーフがレッドフォードのオフィスに押しかけて取材するシーン。切り返しがとてもしっかりしている。 [review] (ゑぎ) | [投票(1)] | |
所詮はハリウッド流に閉じる展開なのだが、それでも棄てた者と棄てざる者の過ごした膨大な年月の質量が否応なく滲み出る。そういった時代を同時代として生きた者達が共振するリアリティ。敢えて前面に出たレッドフォードのスレスレ感が男気を感じさせる。 (けにろん) | [投票(1)] |