★4 | 太鼓の登場するシーンはすべて感動的だ。「フリをする」だけの男リチャード・ジェンキンスを変えたものとは、端的に太鼓を叩くアクションと音である。この演出家の志は高い。面会室での仕切りを隔てたセッションは映画史上の面会シーン中でも独創的な演出。ジェンキンスの芝居には僅かの過不足もない。 (3819695) | [投票(2)] |
★4 | 「頭で考えてはだめだ!」。ウォルター(リチャード・ジェンキンズ)にドラムのたたき方を教えるタレク(ハーズ・スレイマン)は、そう強く指摘する。人が頭で考え出した最大の成果のひとつが、法を整え、制度を運用し、規制をかけることであるという息苦しさ。 [review] (ぽんしゅう) | [投票] |
★3 | 秀作。良い邦題だと思う。 (赤い戦車) | [投票] |
★5 | 壁のポスターに書かれた「移民は国家の力」とは何たる欺瞞。やるせない憤り。ラストで主人公が独り叩くジャンベに言葉なき怒りが満ちている。 [review] (サイモン64) | [投票(1)] |
★4 | 孤独な男に、突然与えられたものと無理矢理奪われたもの。それらは自分の信じた国家によって操られていた。男が裏切られた国家に抱く激しい怒りは、ただ地下鉄の駅で太鼓を叩くことでしかおさめる術はない。 [review] (水那岐) | [投票(2)] |
★4 | だからあの学生のレポートは受け取っとけって! リチャード・ジェンキンズの繊細な演技が光る、味わい深い秀作。 [review] (ぐるぐる) | [投票(1)] |
★4 | ドラムの音と反比例するような静かな映画。とても魅力的で素晴らしい演出でした。 [review] (chokobo) | [投票] |
★5 | ジャンベを公園でたたく時のあの顔。彼の第二の人生も捨てたもんじゃない。92/100 (たろ) | [投票] |