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赤い手のグッピー (1942/仏)
Goupi mains rouges
製作 | ジャン・ミュゲリ |
監督 | ジャック・ベッケル |
脚本 | ジャック・ベッケル / ピエール・ヴェリ |
原作 | ピエール・ヴェリ |
撮影 | ピエール・モンタゼル |
美術 | ピエール・マルケ |
音楽 | ジャン・アルファロ |
出演 | フェルナン・ルドゥー / ロベール・ル・ヴィギャン / ジョルジュ・ローラン / ブランシェット・ブリュノワ / ジェルメーヌ・ケルジャン / リーヌ・ノロ / マルセル・エニア / アルトゥール・ドゥベール / ルネ・ジェナン / モーリス・シュッツ |
あらすじ | パリから600キロ離れた田舎の村。25年ぶりに帰ってきたウジェーヌ・グピー(ローラン)は迎えに来たレオポルド叔父(ルドゥ)にムシューと呼ばれる。なにしろ一族みんなグピーなので、あだ名で呼びあうというわけ。レオポルド叔父は“赤手”と呼ばれている。パリで成功したムシューは、一族の娘ミュゲ(ブリュノワ)と結婚させようと呼び寄せられたのだが、彼は本当はデパートの売り子にすぎない。そうこうするうちに殺人事件が起こり、ムシューは犯人と疑われる。ピエール・ヴェリの原作を映画化したユーモラスなミステリー。ベッケルの長篇第二作。(ミネルヴァ・フィルム ■ 104分) (犬) | [投票] |
まだこの映画を見ていないのなら、何も読まずに今すぐブラウザを閉じた方がいい。 [review] (田原木) | [投票] | |
働き者と怠け者 [review] (ルミちゃん) | [投票] | |
変化を封印して既得権(過去)にすがる一族。彼らの都合に翻弄される青年(ジョルジュ・ローラン)。窮屈さに甘んじて依存するはみ出し者(ロベール・ル・ヴィギャン)や知的弱者青年。因習と男尊の犠牲を強いられる娘(ブランシェット・ブリュノワ)。 [review] (ぽんしゅう) | [投票] | |
これも本当に良く出来た映画だ。冒頭の村の風景と窓やドアをからめた人物の出入りのコントロール、カメラの寄り引き。なんて安定した画面だろう。この冒頭で、映画の世界にぐっと引き込まれる。 [review] (ゑぎ) | [投票] | |
この散漫になりそうでならずに多くの登場人物を捌いていく語り口はちょっと驚異的。トンカンと赤手がパリ帰りの息子を脅かす場面や警官の取調べに一族全員で白を切る場面などヒッチコック級の馬鹿馬鹿しさ。「窓」「扉」を介した演出もルノワール譲り(ベッケルはルノワールの助監督)で恐ろしく見事。やはりこの監督、素晴らしい。 (赤い戦車) | [投票] |
Ratings
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計 | 10人 | 平均 | (* = 1)
POV
海外ミステリ作家150 (町田) | [投票(15)] | CQNPOV vol.1 (町田) | [投票(2)] |
Links
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