[POV: a Point of View]
CQNPOV vol.11993-1998
李鳳宇氏が代表を務める映画配給会社シネカノン、その全配給作品を年代ごとに2つのPOVに纏めてみました。今年は『殺人の追憶』『誰も知らない』の特大ヒットに恵まれ、秋11月には渋谷にシネ・アミューズ系列館「CQN」もオープンも予定されていて、絶好調という感じです。系列館では男女関係無く水割(¥1000)を受けられるというのも魅力。
A | マイ・スウィート・シェフィールド(1998/英) | |||
A | Beautiful Sunday(1998/日) | @渋谷シネ・アミューズ 『下妻物語』の中島哲也監督作品。 | ||
A | SF サムライ・フィクション(1998/日) | ★ CM界出身の中野裕之第一回監督作。斬新なキャスティングで話題に。 | ||
A | マルセイユの恋(1997/仏) | @銀座シネ・ラ・セット | ||
A | バタフライ・キス(1995/英) | @銀座シネ・ラ・セット他 日本公開は前後したがこちらがウィンターボトム監督のデビュー作。 | ||
A | クーリンチェ少年殺人事件(1991/台湾) | @銀座シネ・ラ・セット エドワード・ヤンの未公開代表作を配給。 | ||
A | 7本のキャンドル(1994/イラン) | 脚本・編集から美術・衣装まで手掛けるイランの鬼才アボルファズル・ジャリリ監督作品。 | ||
A | だれも私を愛さない!(1993/仏) | 『LOVE etc.』で注目された女流監督マリオン・ヴェルヌーのデビュー作。 | ||
B | ロッキー・ホラー・ショー(1975/英) | 閉館した銀座シネ・ラ・セットのレイトショーの定番。 | [comment] | |
B | 未来世紀ブラジル(1985/英=米) | @銀座シネ・ラセット(レイト) 池袋新文芸座のオールナイトなどでも公開されている。 | [comment] | |
B | ヤング・フランケンシュタイン(1975/米) | @銀座シネ・ラセット(レイト) メル・ブルックス監督のカルト・パロディ。 | ||
B | ウォレスとグルミット、危機一髪!(1995/英) | ★ | ||
B | 祝祭(1996/韓国) | |||
B | フープ・ドリームス(1994/米) | |||
B | GO NOW(1995/英) | @銀座シネ・ラ・セット 新鋭マイケル・ウィンターボトム監督作品。 | ||
B | ブラス!(1996/英=米) | ★ イギリス「炭鉱もの」として大ヒットを記録。 | ||
B | いちご同盟(1997/日) | 三田誠広の同名ベストセラーを鹿島勤監督が映画化。 | ||
B | ナッシング・パーソナル(1995/米=アイルランド) | 北アイルランド問題に言及したサディアス・オサリヴァン監督作品。 | ||
C | ウォレスとグルミット チーズ・ホリデー(1989/英) | [comment] | ||
C | 十二人の怒れる男(1957/米) | [comment] |
年譜:1990年4月27日・・・銀座テアトル西友にてシネカノン第一回配給となるクシシュトフ・キェシロフスキ監督作品『アマチュア』がレイトショー公開される。 1992年3月14日・・・シネ・ヴィヴァン六本木にて名匠ジャック・ベッケル監督の『穴』『赤い手のグッピー』を連続公開。「シネマ・オタンチック」と題された旧作企画上映の第一弾。 1992年11月14日・・・渋谷のミニシアター・シネセゾン渋谷で『赤と黒の接吻』がロードショー開始。 1993年5月1日・・・池袋ACT・SEIGEI-THEATERにて特集「シネマ・オタンチックvol.2/失われた時代の巨匠たち」開始。アンリ・ジョルジュ・クルーゾー作品他、フランス往年の名作がスクリーンに蘇った。 1993年11月6日・・・崔洋一監督作品『月はどっちに出ている』が新宿ピカデリー2などで上映開始。その年のキネマ旬報邦画第1位に選出され、全国で拡大公開、最終的に4億円超の興収を揚げる。 1993年12月25日・・・東京千石の三百人劇場でケン・ローチ監督作品『リフ・ラフ』をロードショー公開。日本でのローチ人気を決定付けた。 1994年1月22日・・・『リフ・ラフ』に続いて同監督の最新作『レイニング・ストーンズ』を公開。 1995年1月28日・・・『月はどっちに出ている』に続く崔洋一監督作品『東京デラックス』が全国東宝洋画系にて公開。が、大いにコケる。 1995年7月29日・・・シネカノン初の直営館となるミニシアター渋谷シネ・アミューズが興行開始。第一回上映作品は是枝裕和第一回監督作品『幻の光』。 1995年11月11日・・・渋谷のミニシアター・ユーロスペースにてジャック・ベッケルの作品4本が上映される。 1996年1月20日・・・クシシュトフ・キェシロフスキ監督の『デカローグ』が銀座テアトル西友にて10話連続ロードショー。話題になる。 1996年5月18日・・・シネ・ヴィヴァン六本木にてケン・ローチ監督の旧作『ケス』をリバイバル上映開始。 1996年6月8日・・・シネ・ヴィヴァン六本木にてケン・ローチ監督最新作『レディバード・レディバード』上映開始。 1996年9月14日・・・渋谷シネ・アミューズ&シネ・ラセットにて英国のクレイアニメ『ウォレスとグルミット』シリーズの第一弾がロードショー公開される。DVD化もされ大ヒットを記録。 1997年6月21日・・・銀座シネ・ラセットのレイトショー企画でカルト映画『未来世紀ブラジル』『ロッキー・ホラー・ショー』『ヤング・フランケンシュタイン』を連続上映。このうち『ロッキー〜』は同館閉館までレイト上映され続けた。 96年8月2日・・・渋谷シネ・アミューズ&銀座シネ・ラ・セットにて「ウォレスとグルミット」シリーズ第二弾が封切られる。前作に続いてヒットを記録。 1997年10月4日・・・英国の新鋭マイケル・ウィンターボトム監督の『GO NOW』が銀座シネ・ラ・セットにてロードショー開始。 1998年8月8日・・・中野裕之第一回監督作品『SF サムライフィクション』が銀座シネ・ラセット&渋谷シネ・アミューズで封切。シネ・アミューズでは最初レイトのみの上映だったが、好評を受けロードショーに拡大。 1998年11月21日・・・イラン本国で全作品上映禁止という憂き目に遭っているアボルファズル・ジャリリ監督の『7本のキャンドル』が、銀座シネ・ラセットでロードショー開始。
この映画が好きな人達このPOVを気に入った人達 (2 人) | moot トシ |