★1 | 古墳ギャルのコフィー 〜コフンデレラ〜(2009/日) | むかしむかし、心優しい前方後円墳娘・コフィー(相沢舞)は優しいお父さんとともに幸せな毎日を送っていました。ところがお義母さん(以下すべてFROGMAN)とふたりの義姉が家にやって来て、間もなくお父さんは急逝し、コフィーの生活は一変しました。贅沢三昧の日々を送る義姉達に冷遇されたコフィーは、外出すら許されず家でFLASHアニメばかり作らされる惨めな日々を送っていたのです。そんな時、チャールズ王子が舞踏会を開くことになり、義母たちはコフィーを留守番に出かけていってしまいました。せっかく覚えた『蛇鶴八拳』を披露する術もなくうち沈む彼女の前に現われたのは、魔法の落ち武者・桶狭間でした。〔カラー/ヴィスタ〕 | [投票] |
★3 | 秘密結社 鷹の爪 THE MOVIE3 〜http://鷹の爪.jpは永遠に〜(2009/日) | 合衆国のオババ大統領は核兵器全面廃棄を唱え、世界には緊張と驚愕の嵐が渦巻いていた。そんな頃、「悪の秘密結社」を名乗る鷹の爪団の総統(他多数担当・FROGMAN)や吉田たちメンバーは、それぞれに正月休みを満喫して帰社したものの、レオナルド博士のみが行方知れずになっていた。アパートの家賃未払いを解消すべく、鷹の爪団は博士の故郷テキサスへ向かう。一方博士は、昔馴染みの女ジュリエット(川村ゆきえ)に再会、旧交を温めあうものの、彼らの前に現われたサドルストーン社社長ウォルターは博士にある依頼をする。その頃、吉田の故郷・島根県は何処かに姿を消していた。〔104分/カラー/ヴィスタ〕 | [投票(1)] |
★3 | アンティーク 西洋骨董洋菓子店(2008/韓国) | ソヌ(キム・ジェウク)は高校卒業前に男同士のジニョク(チュ・ジフン)に告白し、手ひどく振られた。十余年後、ジニョクは名門の家族に助けられて、高級菓子店「アンティーク」を開くことにし、パティシエを募る。応募しに来たソヌは男を心底痺れさせる「魔性のゲイ」となっていたが、経歴ゆえに雇われることとなる。しかしソヌはジニョクに反し、女性店員を嫌って男性ばかりを迎え入れる。こうして、ソヌのケーキの味に魅せられた元ボクサー、ギボム(ユ・アイン)、ジニョクの幼時からのボディガード、スヨン(チェ・ジホ)が雇われる。女好きで甘い物嫌いのジニョクは振り回されっぱなしだったが、彼には店を開く理由があった。〔111分/カラー〕 | [投票] |
★1 | 太陽のかけら(2007/メキシコ) | 久しぶりに帰郷したクリス(ガエル・ガルシア・ベルナル)は幼い頃よりの仲間である下男のアダン(テノッチ・ウェルタ)に招き入れられる。中に待っていたのは妹のエリサ(カミラ・ソディ)、そしてクリスの招いた上流階級の友人達だった。その中で仲間の連れてきたアルゼンチン娘・ドロレス(ルス・シプリオータ)にクリスは惹かれるものを感じる。家に向かおうとして道に迷い、しきりとケータイをかけてくる彼女のマフェル(アナ・セラディーリャ)のこともそこそこに、彼はドロレスを落とすことに夢中になってしまう。そんな夜、役目を終えて帰ろうとしていたアダンは薬に酔ったエリサを抱きしめるが、彼女は苦しさに倒れこむ。〔80分/カラー/ヴィスタ〕 | [投票] |
★4 | Dr.パルナサスの鏡(2009/英=カナダ) | 齢1000歳を数える移動見世物小屋イマジナリウムの主、パルナサス博士(クリストファー・プラマー)には悩みがあった。かつて僧侶であった博士は悪魔(トム・ウェイツ)との取り引きによって永遠の生命を得たが、その代償として娘・ヴァレンティナ(リリー・コール)が16歳になったとき、その身を悪魔に捧げると確約してしまったのだ。今はしがない見世物屋の老爺である彼は、相棒のパーシー(ヴァーン・トローヤー)に励まされつつショウを細々と続けていた。そんなある日、博士はタロット占いで「吊られた男」の札を引き、この後心強い味方となる青年・トニー(ヒース・レジャー)との出会いを得るのだった。〔121分/カラー/ヴィスタ〕 | [投票] |
★4 | 今度は愛妻家(2010/日) | 夫の健康を考え、マニアックなほどに世話を焼くさくら(薬師丸ひろ子)は、カメラマンである夫・俊介(豊川悦司)が自分に眼もくれないことに不満を募らせ、食事を作らなくなった。そして、旅行に出かけたまま行方知れずになってしまう。妻をうるさく思っていた俊介は、これ幸いと浮気に耽ろうとするが、トップスターになるため彼に抱かれる覚悟でやって来た蘭子(水川あさみ)の誘惑に乗ることが出来なかった。代わりに彼女の相手をした弟子の誠(濱田岳)にも、何時も俊介の世話を焼きに来るおかまの文太(石橋蓮司)にも心配されるほどに、俊介はさくらの不在に呆けたように自分を見失っていた。〔131分/カラー/ヴィスタ〕 | [投票] |
★4 | カティンの森(2007/ポーランド) | 1939年。不可侵条約を結んだ独ソがポーランド国内に侵攻を深めていた。ポ軍大尉のアンジェイ(アルトゥル・ジミイェフスキ)を追った妻のアンナ(マヤ・オスタシェフスカ)は、娘ニカ(ヴィクトリャ・ゴンシェフスカ)とともに野戦病院に向かい、再会を果たしたが、それが永遠の別れとなるとは家族の誰も知る由もなかった。ソ連の捕虜となったアンジェイは経験のすべてをメモに記しつつ、軍用列車でソ連領内へと運ばれてゆく。そして間もなくアンジェイの父で大学教授であるヤン(ヴワディスワフ・コヴァルスキ)もまたドイツ軍に拉致され、収容所へと送られてゆくのであった。〔122分/カラー/スコープ〕 | [投票] |
★5 | 誰がため(2008/デンマーク=チェコ=独) | ナチス統治下のデンマーク。フラメン(トゥーレ・リントハート)とシトロン(マッツ・ミケルセン)はレジスタンスに属し、この国の対独協力者やナチス党員を暗殺する指令を上司ヴィンター(ピーター・ミュウギン)より受け取り、実行する役目を負っていたが、想いからは自分らがこの国のために役立っているのかとの疑念が消えなかった。フラメンはある日、ナチスへの二重スパイという疑いをかけられた女、ケティ(スティーネ・スティーンゲーゼ)に愛を打ち明けられ、自らの行動の辛さを告白されて戸惑う。一方妻子のために戦い続けると信じたシトロンは、妻ボーディル(ミレ・ホフマイーヤ・リーフェルト)に愛人の存在を知らされる。〔136分/カラー/スコープ〕 | [投票] |
★3 | 夕陽の用心棒(1965/伊) | 悪党ベンソンを正当防衛で殺して無罪放免になった男・エンジェルフェイスを狙って、甘いマスクの男・リンゴー(モンゴメリー・ウッド)に行方を尋ねた一味は彼に銃弾を浴びせられた。彼こそがエンジェルフェイスだったのだ。また正当防衛になると知りつつリンゴーを捕らえた保安官(ジョージ・マーティン)にとっては、恋人ルビー(ハリー・ハモンド)のことのほうが重要だった。だが、クリスマスも間近なその日のこと、サンチョ(フェルナンド・サンチョ)一味が町の銀行から大金を奪った。一味の女ドロレス(ニエベス・ナバロ)の芝居で足止めを食った保安官は、ルビーらを人質に取られる。彼は仕方なくリンゴーの手を借りるのだった。〔98分/カラー/ヴィスタ〕 | [投票] |
★3 | 夢のまにまに(2008/日) | 老いた夫、木室創(長門裕之)はボケはじめた妻、エミ子(有馬稲子)のために朝食を作ってやるのが日課になっていた。だがその日、彼は夕食をともに取ることが出来なくなっていた。N・K芸術学院の教授だった木室は、今日院長に就任するのだ。その就任式を前にして、学院に向かう彼は目を掛けている学生、村上(井上芳雄)が金を造るためパチンコの列に並ぶのに出くわす。彼は天才肌の学生であり、マリリン・モンローをミューズとしてエキセントリックな言動に走るのを常としていた。そんな彼が木室の前から、ある日突然に姿を消す。それと入れ替わりに、木室は彼の座わる異様な樹に魅せられて絵を描く女、潤子(宮沢りえ)に出会う。〔106分/カラー/ヴィスタ〕 | [投票] |
★3 | ジュリー&ジュリア(2009/米) | マッカーシズムの嵐の吹き荒れる1949年、駐フランス大使館勤務のポール(スタンリー・トゥッチ)の夫人ジュリア(メリル・ストリープ)は、素人女性のためのフランス料理教本がないことに疑問を感じ、自ら料理学校コルドン・ブルーに身を投じて料理の腕を上げる。50年後、公務員であるジュリー(エイミー・アダムス)は人生を何かにかけてみようと思い立ち、ジュリアの料理教本に記されたレシピを一年間作り続け、その経過をブログにアップすることを決心する。落ち込むこともあったが、夫エリック(クリス・メッシーナ)や友人達の協力を得て、ブログを完璧な形に仕上げてゆこうとするジュリーだった。〔126分/カラー/ヴィスタ〕 | [投票] |
★3 | 大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE(2009/日) | ウルトラマンたちの故郷、「光の国」から、最強最悪のウルトラマンと呼ばれたべリアル(宮迫博之)が追放され、宇宙牢獄に封印されてから幾星霜。ザラブ星人(青野武)は自分の欲望のために彼の封印を解いてしまった。ベリアルは光の国の警備員たちを事もなげに薙ぎ払うと、星の中心部にあるプラズマスパークタワーに侵入、コアを強奪して光の国を死の星にする。なんとかその難を逃れたウルトラマン(黒部進)、セブン(森次晃嗣)、そしてメビウス(五十嵐隼士)は、ベリアルと同じ凶暴なレイオニクスの血をひきながらも、宇宙正義のために戦う青年レイ(南翔太)の力を借り、100体の怪獣を率いるベリアルに対抗しようとする。〔111分/カラー/ヴィスタ〕 | [投票] |
★2 | 宇宙戦艦ヤマト 復活篇(2009/日) | 宇宙戦艦ヤマトが水惑星アクエリアスに没して十数年。地球は移動性ブラックホールの襲来によって未曾有の危機に直面していた。幸いアマール星のイリヤ女王(田中敦子)がその月を移住先に提供してくれたものの、先鋒の移民船団は謎の多国籍軍艦隊によって被害を蒙った。ここに至り、真田科学局長官(青野武)は伝説の男、古代進(山寺宏一)を貨物船から新生ヤマトの艦長に迎え、移民船団の護衛にあたらせる。古代は娘である美雪(藤村歩)には第一次船団の団長であった母・雪(由愛典子)を守れなかった不甲斐ない父親と呼ばれ、その汚名を雪ぐためにも、新しい部下たちとともにヤマトで飛ぶ。そこには異星艦隊の罠が待っていた。〔133分/カラー/ヴィスタ〕 | [投票] |
★5 | おとうと(2009/日) | 吟子(吉永小百合)は夫が早世したのち女手一つで薬局を支え、ひとり娘の小春(蒼井優)を育て上げた。小春の結婚式の日、放蕩を重ね音信不通だった吟子の弟、鉄郎(笑福亭鶴瓶)が式場にやってくる。彼をダメにした酒に手を出さぬ約束で式場に入った鉄郎だったが、早々に禁を破り、結婚式を滅茶苦茶にしてしまう。新郎との関係にひびが入った小春ほか親戚一同の白い目にもかかわらず、吟子にだけは優しくされる鉄郎。しかし、彼の情婦に大枚の借金の返済を求められ、店舗改装資金をそれにあてた吟子は、ついに絶縁を鉄郎に言い渡す。そして彼の記憶が薄れた頃、思いもよらぬ報せが吟子に届く。山田洋次10年ぶりの現代劇。〔126分/カラー〕 | [投票] |
★3 | 劇場版 マクロスF 虚空歌姫〜イツワリノウタヒメ〜(2009/日) | 西暦2059年。異文明とのいくつかの出会いを経た地球人類が、居住可能な惑星を求めての移住船団を送り出して久しい。その中のひとつ、フロンティア船団に「銀河の妖精」の異名をとるカリスマポップシンガー、シェリル(遠藤綾)が降り立つ。彼女は奔放で気まぐれな少女であり、梨園の御曹司でありながらパイロットを目指して家を出奔したアルト(中村悠一)の、自分にへつらわない誇り高さに興味を持つ。彼のガールフレンドは秘められたシンガーの才能を持ちながら、シェリルに憧れアルトに自分の心を打ち明けきれないランカ(中島愛)であった。そして、シェリルのコンサート中に謎の異文明兵器がフロンティアを襲う。それらは何者か?〔119分/カラー/ヴィスタ〕 | [投票] |
★3 | コレラの時代の愛(2007/米) | 老医師ウルビーノ(ベンジャミン・ブラット)はふとした事故から急死した。その日、老社長フロレンティーノ(ハビエル・バルデム)は51年ぶりに死者の妻フェルミーナ(ジョヴァンナ・メッツォジョルノ)に逢いにゆき、追い返される。彼らの過去に何があったのか?…1879年、電報係フロレンティーノはフェルミーナを偶然見初め、恋に堕ちる。聖夜を前に恋文を思い人に届けた若者は、その叔母には認められながらもラバ売人の父親に妨害され、純愛を引き裂かれる。だが、内戦とコレラが死を撒き散らす時代にあって、フロレンティーノは思慕を貫こうとする。文豪ガルシア・マルケスの作品映画化。〔137分/カラー/スコープ〕 | [投票] |
★4 | 美代子阿佐ヶ谷気分(2009/日) | 私漫画家である安部愼一(水橋研二)は、情婦でありミューズでもある美代子(町田マリー)をモデルとして漫画を描き、雑誌「ガロ」編集部に持ち込み続けていた。担当編集者(佐野史郎)はそれを面白く思いながらも、安部に対しては「現実に甘えすぎているのではないか」の言葉を投げつけた。事実、安部は漫画家として追い詰められた状況に来ており、美代子の友人、真知子(あんじ)を抱いてそれを作品に描き、その罪悪感を打ち払うかのように親友、川本(本多章一)に美代子を抱かせて構想を得るのだった。だが、そのなかで安部の狂気は熟成されつつあり、美代子と結婚して博多に移住した安部は作品が描けなくなっていた。〔86分/カラー/ヴィスタ〕 | [投票] |
★3 | ナミイと唄えば(2006/日) | 神様への奉納歌からヤマトの流行歌まで…沖縄最後のお座敷芸者ことナミイ(新城浪)は、年若い彼氏(大田静男)と家来(姜信子)を引き連れて、今日も東西の舞台に立ち、歌い続ける。かつて娘時代、250円で売り飛ばされた過去を持つ彼女は、今の幸福はその時のおかげと笑い飛ばす。彼女は85歳の体で、沖縄から東京、そして台湾や韓国でもお呼びとあらば出向いてゆく。生きるためならバカにもなろう、120まで唄い続ける、そんなオバアの物語を、浪曲師玉川美穂子が語って聞かせます。〔98分/カラー/ヴィスタ〕 | [投票] |
★2 | 鈍獣(2009/日) | 「相撲の町」ときわにやって来た週刊誌の女性記者・静(真木よう子)。彼女は明石川賞に小説をノミネートされつつも消息の知れない作家・凸川(浅野忠信)を尋ねて町のクラブの扉をくぐった。そこにいたホストの江田(北村一輝)、警官の岡本(ユースケ・サンタマリア)、ホステスのノラ(佐津川愛美)、そしてママの順子(南野陽子)は、いずれも25年ぶりに町に帰って来た凸川に逢っていた。彼らが言うには、「凸やん」は物事への反応が極端に鈍く、会話の盛り上がらない男だった。だが彼が江田と岡本をモデルに小説を書いたことが、二人の逆鱗に触れた。怒った二人は女達をも巻き込んで、凸川を殺す計画を実行に移したが…!?〔106分/カラー/ヴィスタ〕 | [投票] |
★3 | ガマの油(2009/日) | 株で豪勢な家を建てた矢沢(役所広司)の息子・拓也(瑛太)は、少年院から出てくる天涯孤独の友人・サブロー(澤屋敷純一)を家に迎え入れようという日、恋人の光(二階堂ふみ)をほったらかしに行動、ちょっとした交通事故に遭う。それきり彼は起き上がらなくなってしまった。サブローは矢沢夫人(小林聡美)とともに拓也の看病をする。矢沢は、家にある拓也のケータイが鳴り出したのを取り、かけて来た光が拓也と間違えたのをそのままに、代役を演じて会話を続けた。そして矢沢は、拓也がサブローとともに宇宙飛行を夢見たことを知る。俳優・役所広司の監督第一作。〔131分/カラー/ヴィスタ〕 | [投票] |