AONIさんのあらすじ: 点数順
三十九夜(1935/英) | カナダの外交官(ロバート・ドーナット)がロンドンで休暇を過ごしているとき、ナイトクラブで銃声がしてパニックになる。その場にいた謎の美女をアパートに連れ帰ると、翌朝彼女はナイフに刺されて謎の言葉を残して息絶える。殺人犯と間違えられた外交官は、警察と謎の組織に追われることに。列車で知り合った女性記者(マデリーン・キャロル)も巻き込んで事件の真相を究明していく・・・。スパイ小説の始祖、ジョン・バガンの代表作の映画化。(88分) | [投票] | |
眠狂四郎勝負(1964/日) | 市川雷蔵永遠の当たり役「眠狂四郎シリーズ」の、事実上出発点となった第2作目。本篇あらすじは甘崎庵さんにお任せして、この作品の製作秘話はちょっと素敵な話なので解説で→ [more] | [投票(11)] | |
トレーニング・デイ(2001/米) | ジェイク(イーサン・ホーク)は麻薬取締課に配属されたばかりの新人刑事。ロサンゼルス市警の伝説的名刑事アロンゾ(デンゼル・ワシントン)とコンビを組むことになる。 「かよわい子羊でいるのか。獰猛な狼になるのか。それを選べ」 正義感に燃えるジェイクにアロンゾはこう言い放つ。ジェイクは初日早々、捜査のためなら法を簡単に犯すアロンゾの姿を目のあたりにするのだった・・・。(122分) [more] | [投票(5)] | |
白い恐怖(1945/米) | 精神病院の現院長(レオ・G・キャロル)が退任することになり、新院長(グレゴリー・ペック)が赴任してきた。彼は白いものを見ると殺人衝動にかられる発作があり、自分は人を殺したのではないかという脅迫観念を持っていた。やがて警察も失踪事件の容疑者として彼を疑いだす。彼を愛する女医(イングリッド・バーグマン)は、彼を信じて彼の心理の奥底を解明しようとするが・・・。本作に使用されて有名になった電子楽器テルミンの導入や、シュールレアリズムの画家ダリを悪夢シーンに起用するなど、ヒッチコックが今までにない映画技法に挑戦した意欲作。(111分) | [投票(3)] | |
素晴らしき哉、人生!(1946/米) | クリスマス・イヴ。主人公のジョージ(ジェームズ・スチュアート)はいつもツキに見放されながらも、理想の実現を夢見て逆境を克服してきた。しかし大金を失った彼は、とうとう全てに絶望して自殺を図る。そんな彼の前に見習い天使と名乗る男が現れ・・・。アメリカではイヴが近づくと、どこかのテレビで必ずかかるという、クリスマス映画の決定版。(130分) | [投票(3)] | |
フレンチ・コネクション(1971/米) | 麻薬捜査をドキュメンタリー・タッチで描いた刑事アクション映画の傑作。マルセイユから密輸される麻薬の販売ルートの壊滅を狙うポパイことドイル刑事(ジーン・ハックマン)と相棒のラソー刑事(ロイ・シャイダー)は、フランス人実業家のシャルニエ(フェルナンド・レイ)が元締めだと断定し追跡するが、なかなか尻尾をださない。逆にドイルは命を狙われ・・・。(104分) [more] | [投票(2)] | |
助太刀屋助六(2002/日) | 「おいらは助六(真田広之)。母は死に、父の顔は見たことない風来坊さ。ひょんなことから仇討ちに巻き込まれ、助太刀を引き受けた。以来病みつきになって勝手気ままに助太刀稼業よ。久しぶりに故郷・上州に帰ってみれば、幼馴染みの太郎(村田雄浩)が番太(小役人)になってやがる。そういや、奴の妹・お仙(鈴木京香)は何してんだろ?太郎の話では、この町で元・八州廻りの役人・片倉梅太郎(仲代達矢)という侍が仇討ちにあうんだと。仇討ち検分役の関八州締出役・榊原織部(岸辺一徳)が到着する前に、その侍に会ったんだが、とても敵面に見えねえ。むしろ他人とは思えなくて・・・」 [more] | [投票(2)] | |
サムライ(1967/仏) | ジェフ(アラン・ドロン)は小鳥を飼って暮らす、暗黒街の一匹狼。恋人ジャーヌ(ナタリー・ドロン)にアリバイ工作を頼み、殺しの仕事を実行。無事に仕事を終えたジェフだったが、殺害現場のクラブを立ち去る際に女性ピアニスト(カティ・ロジェ)に目撃される・・・。(105分) [more] | [投票(2)] | |
ワイルド・ギース(1978/英) | アフリカ某国でエンドーハ将軍を首謀とする軍部のクーデターが発生し、リンバニ大統領が拉致された。イギリスの大物実業家マターソン卿(スチュアート・グレンジャー)は、独裁国家によって自分の利益が損なわれることを懸念し、リンバニ救出を画策。元米軍将校の隊長アレン・フォークナー大佐(リチャード・バートン)、作戦参謀のレイファー・ヤンダース大尉(リチャード・ハリス)、名パイロットのショーン・フィン中尉(ロジャー・ムーア)、ボウガンの名手ピーター・コエジー少尉(ハーディ・クリューガー)ら4人を中心にした50名からなる傭兵部隊“ワイルド・ギース”が救出に向かう・・・。(132分) | [投票(2)] | |
五本の指(1952/米) | 第二次世界大戦中の中立国トルコのアンカラ。駐英大使館の執事ディエロ(ジェームズ・メイソン)は、国家の最高機密を多額の報酬と引き換えにドイツに売り渡していた。密かに想い焦がれていた元ポーランド駐英大使夫人のアンナ(ダニエル・ダリュー)もこの計画に引き入れ、いつ発覚するともわからない背信行為を続けていく・・・。衝撃的な実話を基にしたサスペンス。映画タイトルの「五本の指」とは“欲望にしがみつく手”を意味する。(108分) | [投票(2)] | |
マンハッタンの二人の男(1958/仏) | N.Y.の国連総会。仏代表の外交官ベルチエが無断欠席し、突如として姿を消した。AFP通信の新聞記者モロー(ジャン・ピエール・メルビル)と、旧知のカメラマンであるデルマス(ピエール・グラッセ)は、ベルチエの行方を求めて“眠らない街”マンハッタンを探し回る。そんな彼等を尾ける一台の車・・・。(84分/白黒) | [投票(1)] | |
水戸黄門 助さん格さん大暴れ(1961/日) | 水戸藩中の名物若侍コンビ助三郎(松方弘樹)&格之進(北大路欣也)。家老の馬鹿ムスコ辰馬達と喧嘩に明け暮れる毎日。水戸家の新人登用試験に挑んだが、同じ受験生の辰馬達のカンニングに怒り大暴れ。試験をフイにする。「何が天下の副将軍だ、クソ爺ー!!」百姓爺さん(月形龍之介)相手に御隠居の悪口を言い合う二人。その爺さんこそ光圀公!!光圀は彼らの愚直な正義感に惚れこみ、自身の御付として登用する。当初は大喜びだった二人だが、江戸家老・紋太夫(岡田英次)の横暴にも気付かず、忘れ形見の娘にも親の名乗りを挙げない御隠居の煮えない態度に不満が募り、ヤケ酒に溺れるのだった・・・。(91分/東映) [more] | [投票(1)] | |
墓場なき野郎ども(1960/伊=仏) | 指名手配中のギャング、アベル(リノ・バンチュラ)は妻と二人の幼い子供を連れてイタリアに逃亡していた。フランスに戻る道中に警察に見つかり、銃撃戦の果て妻を失ってしまう。かつての仲間たちに助けを求めるが、警察の目もあり弱腰の彼らにアベルを救う気などなかった。そんな中、一匹狼のエリック(ジャン・ポール・ベルモンド)だけが、アベル救出に名乗りをあげる・・・。(99分) | [投票(1)] | |
一心太助 天下の一大事(1958/日) | いつも通り活気溢れるお江戸の魚河岸。江戸の名物男、一心太助(中村錦之助)が出会ったのは幸吉(田中春男)という不幸な男。なんでも彼の愛する許婚を、奉公先である旗本が無理矢理に自分の側女にせんと企んでいるという。その旗本の名は天下のご意見番、大久保彦左衛門(月形龍之介)・・・。と聞いた太助は「親分、天下の一大事だ!」と一目散に彦左の元へ駆けつけたが、それは早とちりで隣家の川勝丹波守(進藤英太郎)のことであった。御城改築奉行という役職を笠に私腹を肥やす丹波守は、相模屋(原健策)と組んで隣の大久保家の庭地も取り上げて、そこに自身の別宅を建築せんと企んでいた・・・。(東映/91分) [more] | [投票(1)] | |
殺人者たち(1964/米) | 殺し屋チャーリー(リー・マービン)と相棒は、元レーサーのジョニー(ジョン・カサベテス)を殺す。この仕事に疑問を感じたチャーリーは、ジョニーと恋人シェーラ(アンジー・ディッキンソン)を巡るブローニング(ロナルド・レーガン)との争いや100万ドル強奪計画を探りだす・・・。(95分) [more] | [投票(1)] | |
ウィンチェスター銃’73(1950/米) | 射撃コンテストで優勝したリン(ジェームズ・スチュアート)は商品としてウィンチェスター`73を手に入れるが、仇敵ヘンリーに奪われる。しかしライフルはヘンリーの手も離れて次から次へ渡っていく・・・。人々の手を渡っていく一挺のライフルを中心に語られるサスペンス調の西部劇。(92分) | [投票(1)] | |
白熱(1949/米) | コディ・ジャレット(ジェームズ・キャグニー)は強盗・殺人何でもありの凶悪犯だが、頭痛もちで、いつも発作におびえるマザコンだった。警察は腕利き刑事(エドモンド・オブライエン)を刑務所に潜入させて服役中のコディ一味を探る。そんな中、盲信していた母親の死を知らされたコディは・・・。凄まじいラストシーンは後のアクション&犯罪映画に多大な影響を与えた。(102分) | [投票(1)] | |
モロッコ(1930/米) | 北アフリカのモロッコに外人部隊が駐屯していた。アミー(マレーネ・ディートリヒ)はこの地の酒場の女歌手として人気になる。彼女に求愛するのは、土地の有力者であるフランス人(アドルフ・マンジュー)と外人部隊のプレイボーイのトム(ゲイリー・クーパー)。アミーとトムはお互いに惹かれあうが・・・。スタンバーグ監督が前作『嘆きの天使』(1930/独)でディートリヒに惚れこみ、ハリウッドに連れて渡り製作したコンビ第二弾。(95分) | [投票(1)] | |
影の軍隊(1969/仏) | 同士の裏切りで収容所に入れられていたフィリップ(リノ・バンチュラ)は脱出に成功し裏切り者を処刑する。その後パリに潜入し、レジスタンス仲間(ポール・ムーリス、シモーヌ・シニョレ、ジャン・ピエール・カッセル)らと活動を続けるが、同志が次々に逮捕されて窮地に追い込まれていく・・・。(112分) [more] | [投票(1)] | |
忍びの者(1962/日) | 戦国時代の末期。神仏も恐れぬ織田信長(城健三朗)は、天下をほぼ手中に収めようとしていた。伊賀国で忍者衆を従える百地砦の長・百地三太夫(伊藤雄之助)は、信長を警戒して彼の暗殺を配下の忍び達に命じる。砦内で一、二を争う技術を持つといわれる下忍・石川五右衛門(市川雷蔵)は、砦の会計係に登用され、出世の道が開けたと喜んでいた。しかし、それも彼を嫌が応にも信長暗殺の刺客に仕立てようとする三太夫の策略の内だった。一方、百地派と対立する藤林長門守(?)も負けじと信長暗殺を狙い、下柘植の木猿(西村晃)ら部下達にハッパをかけていた・・・。(大映/104分) [more] | [投票(1)] |