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水那岐さんのあらすじ: 点数順

★3RENT レント(2005/米)1980年代、NY・イーストヴィレッジのおんぼろビル。ここには家賃(レント)も払えないが夢を抱いた若者たちがたむろしていた。音楽家ロジャー(パスカル)と彼に思いを寄せるダンサーのミミ(ドーソン)、ロジャーのルームメイトで映像作家のマーク(ラップ)、彼らの親友コリンズ(マーティン)とドラァグ・クィーンの恋人エンジェル(ヘレディア)、女性同士のカップル・ジョアンヌ(トムズ)とモーリーン(メンゼル)、そして大家のベニー(ディグス)。彼らの中にはエイズで余命いくばくもない者たちもいたが、その青春の輝きが燃え尽きるまでに懸命に夢を追う姿勢に変わりはなかった。〔135分/カラー/スコープサイズ〕 [more][投票]
★3骨まで愛して(1966/日)横浜。青木組長(金子信雄)のもと闇の世界に生きる加納(渡哲也)は、ひそかにあや子(浅丘ルリ子)に香港に逃げようと誘われていた。彼らは幼い頃青木に拾われて成り上がり、逆らうことは許されないのだ。そんな加納に、ダイスの政(宍戸錠)なる男がサシの勝負を挑んでくる。そのゲームの終結を待たずに、敵の刺客に腕を撃ちぬかれた加納はあや子のもとに辿り着けず、当のあや子は加納が死んだと聞かされて傷心のまま海を渡った。一方、加納の傷を手当てした医者は彼を牧場に引き取らせ、牧場の娘・千代(松原智恵子)は加納の凍てついた心を優しく解き放ってやるのだった。だが、千代の兄はやくざに多大な借金を作っていた。〔91分/カラー/ワイド〕[投票]
★3悲しき小鳩(1952/日)農林技師をしているという父(徳大寺伸)の数ヶ月に一度の訪問を待ちわびるまり子(美空ひばり)は、ミッションスクールの女学生である。だが父が隠している本当の仕事は、サーカスの道化師だった。そんな父を尋ねて、サーカスをある日訪れた母(三宅邦子)は、まり子に逢わせてくれと彼に懇願するのだが、幼いまり子を置いてサーカスから逃げ出し、今は旅館の女将に落ち着いている母を、父は厳しくはねつけるのだった。一方まり子は、校則のアミをかいくぐって友人たちとサーカスに出かけ、立ち寄った楽屋で父の本当の姿を見てしまう。激しいショックを受ける彼女だったが、父親と一緒に暮らしたいまり子は、学校を抜け出してくるのだった。〔91分/モノクロ/ヴィスタ〕[投票]
★3二階の他人(1961/日)葉室(小坂一也)と明子(葵京子)の夫妻は、二階に下宿人を住まわせている。家賃を滞納する小泉(平尾昌章)夫妻に葉室はかけあったが、妻(関千恵子)はバー勤め、夫はリストラを受けて在宅の身の上である。同情して仕事を世話してやるが、いい加減な小泉は早々に辞めてゴロゴロしっぱなしだ。その調子で家賃を先延ばしにする小泉らに、葉室は兵糧攻めの手に出る。しかし反省するどころか開き直る彼らを、ついに実力行使で追い出すことに成功した。とはいうものの、安サラリーマンの彼らには下宿人を捜すより借金を返すあてはなく、自称評論家の来島(永井達郎)夫妻を迎えることとなる。だが、彼らには秘密があった。〔56分/モノクロ/スコープサイズ〕[投票]
★3紅の拳銃(1961/日)フリーの殺し屋をどうしても必要とする男(芦田伸介)がいた。彼は裏稼業に詳しい石岡(垂水悟郎)に殺し屋を捜させる。石岡の持論は、殺し屋とはどうしようもないろくでなしの男だという事。そう、中田(赤木圭一郎)のような極めつけのろくでなしだ。石岡のメフィストフェレスのような誘惑に乗った中田は、その直後謎めいた女・千加子(白木マリ)の命を救う。彼女は神戸のある組織のボスの愛人だった。だが、礼のように彼にまとわりつく千加子を中田は嫌い、石岡のもとで拳銃指南を受けるべく去る。石岡の妹、盲目の少女・菊代(笹森礼子)に心を奪われてゆく自分を感じながら…。〔87分/カラー/スコープサイズ〕[投票]
★3牛若丸(1952/日)戦乱の時代。源氏の子・牛若丸(美空ひばり)の命を救うために母・常盤御前(水戸光子)は平清盛(海江田譲二)にその身を預けた。牛若丸は鞍馬寺に預けられ、僧の一子として育てられるとともに、かつての源氏方の武将の娘・桔梗(美空ひばり・二役)と仲睦まじく遊ぶ日々を送っていたが、これも運命か、彼は次第に兵法の魅力に取り込まれてゆく。時を同じくして、かつての源氏四天王と呼ばれた強者たち、そして僧兵の堕落に愛想を尽かして山を降りた武蔵坊弁慶(水島道太郎)らが牛若丸を主君として平家に抵抗しようと集結する。しかし牛若丸は、生きて逢えるとは思わなかった母との再会を強く求めるのだった。〔116分/モノクロ/スタンダード〕[投票]
★3男の怒りをぶちまけろ(1960/日)ハイジャックした飛行機である男の持つカバンを奪った二人組は、飛行機を操縦不能にしてパラシュートで脱出した。そしてトラックを止め、ヒッチハイクで東京に向かうが、検問所付近で新聞記者・三沢(赤木圭一郎)をも同乗させることになった。彼らは三沢と運転手にみね打ちをくわせ、トラックごと東京湾に沈めると、ボスの所へカバンに隠し持った「ある物」を届けに向かう。だが、彼らとも交流のある「事件屋」村西(二谷英明)は、トラックから脱出し九死に一生を得た三沢を救ってやった。誰も信用しない体験談に業を煮やし、単身事件を追う三沢が出逢ったのは、死んだトラック運転手の妹・章子(浅丘ルリ子)だった。〔81分/カラー/スコープ〕[投票]
★3錆びた鎖(1960/日)英二(赤木圭一郎)は大学生活より海の仕事が好きな、根っからの海の男だ。その兄、健一(小高雄二)は学業に優れ、若くして父である長岡社長(小沢栄太郎)から重要な仕事を任されていた。ふたりの従妹である美枝(笹森礼子)は、健一の大人の風貌と英二の微笑ましいやんちゃさの間で、どちらにつくともなく妹気分を味わっていた。そんな平和な日々のなか、長岡は縄張りの拡張を目論む松井組の陰謀により、心臓麻痺に見せかけて殺された。そして健一が後継者の座につくが、彼をも陥れようと陰謀を巡らせるのが、松井組の走狗、水原専務(大坂志郎)であった。労務者たちからそれを聞きつけた英二の怒りは爆発する。〔95分/カラー/スコープサイズ〕[投票]
★3俺の血が騒ぐ(1961/日)大海を行く一隻の帆船は、国籍不明の遭難船に救助隊を送った。だが、その船は爆炎を上げて海の藻屑と消えた…。その数ヶ月前、新米船員の明(沢本忠雄)は兄の邦夫(赤木圭一郎)とその恋人・節子(笹森礼子)に迎えられて帰港した。その邦夫は海で殺された父の捜査に不満を抱き、犯人を自らの手で裁こうと決心していた。だが彼は詰まらぬ喧嘩で一ヶ月の謹慎を食らい、やって来たバーで健次(葉山良二)という男と親友になる。健次は裏の非合法組織に属する男であった。心のすれ違いを感じた節子を明に託し、邦夫は健次たちの船に乗ることにした。父殺しの犯人が乗っていると聞かされて…。〔86分/カラー/スコープサイズ〕[投票]
★3暗黒街の弾痕(1961/日)新型エンジンを搭載した試作車が、三角峠で逆走してきたトラックを避けようとして崖下に転落、運転手は絶命した。鯨銛の撃ち方を新人にレクチャーしていた運転手の弟・草鹿次郎(加山雄三)は、産業スパイの仕業かもと教えられ、復讐に燃えて立ち上がる。事件を担当していた東警部(三橋達也)は、謎を追う次郎の真摯な態度に動かされ、再び事件を洗ってみると約束する。一方、次郎の大学時代の友人・須藤健(佐藤充)は、インチキ雑誌編集長のかたわら恐喝を生業としていた。彼はくだんのトラック運転手の陰にいる大物の存在を察知し、次郎に手を出すなと忠告するが、そんな言葉に耳を貸す次郎ではなかった。〔73分/カラー/東宝スコープ〕[投票]
★3プテラノドン(2005/米)ハンティングを楽しんでいた男たちは、山奥の洞穴で育まれた「なにか」に惨殺された…マイケル教授(キャメロン・ダッド)とケイト(エイミー・スローン)ら古生物研究班は、中東の火山の変動で目覚めた「なにか」を追って森の奥へと向かった。同じ頃、ベルゲン大尉(クーリオ)率いる米軍特殊部隊は、テロリストの首魁ヨレン(イヴォ・カトザリダ)を逮捕すべくその部下たちと戦いながら森を進んでいた。そこに「なにか」…太古の翼手竜の群れが出現した!次々と人々を爪にかけ、食い殺す翼手竜を前にして、目的の異なったふたつのグループは同行を余技なくされるのだった。新たな目的は、翼手竜を全滅させ、生き残った仲間を救出することだ。〔92分/カラー〕[投票]
★3ごろつき(1968/日)勇(高倉健)は冷淡な叔父のところで、母親と兄弟たちとともに厄介になっていたが、彼の非人情さに愛想を尽かし、友人の一郎(菅原文太)とともに東京を目指す。勇はキックボクシングで一旗あげようとあるジムを訪れ、スパーリングを頼むが、チャンピオン(沢村正)の一撃で昏倒してしまう。それでも、彼を気に入ったオーナーの妹・智子(吉村実子)の口利きで、雑用係としておいてもらえることになった。ジムに通う資金を得るために、勇は自分の歌声を気に入ってくれた浅川組長(石山健二郎)のもとを訪れ、流しの仕事を一郎とコンビを組んで請け負う。だが、浅川を邪魔に思う者たちがいた。〔92分/カラー/ワイド〕[投票]
★3金魚の一生(1997/日)主人公の金魚は、養殖地でセリにかけられ、あるテキ屋に買われたことから、夜店の金魚すくいに出される。今までの荒っぽい扱いから仲間は次々と死に、彼も痩せていったのだが、三井くんにすくわれたことから安住の地を得る。だがそれも束の間の安堵だった…。ナレーターは小松政夫。〔18分/カラー/スタンダード(ビデオ)〕[投票]
★3オリバー・ツイスト(2005/英=チェコ=仏=伊)少年オリバー(バーニー・クラーク)は、物心ついてからの生活を孤児院で送っていた。名付け親の院長は、ある日仲間との賭けに負けたオリバーが生意気な口をきいたのに怒り、彼を葬儀屋へ売り飛ばしてしまった。その待遇の酷さから脱走したオリバーは、憧れのロンドンを目指す。食うや食わずでロンドンに辿り着いた彼は、スリの少年ドジャー(ハリー・イーデン)に助けられ、スリの元締めで面倒見のいいフェイギン老(ベン・キングズレー)の手下に加えてもらう。初めての仕事の日にドジを踏んだオリバーは捕まえられるが、被害者の紳士ブラウンロー(エドワード・ハードウィック)は恨みもせず、彼を自宅に迎えるのだった。〔130分/カラー/スコープサイズ〕[投票]
★3夜霧のブルース(1963/日)横浜港の野上運輸に、野上社長(山茶花究)を殺すとの脅迫電話が相次いだ。動揺する幹部たちの中、野上はライバルだった岡部組の社長・岡部(芦田伸介)が頭を下げるのを聞き流し、電話の主…岡部組に勤務していた西脇(石原裕次郎)と対峙した。西脇は二年前神戸におり、貝塚興業なる暴力団のボスに可愛がられていたという。だが、そんな彼がカフェでオルガンを弾くみち子(浅丘ルリ子)に出会い、心惹かれることになる。最初のうちは店に通いつめる西脇を怖れたみち子だが、次第に彼の心を確かめたい気持ちで心がいっぱいになってゆくのだった。住む世界は違い過ぎても、愛を貫こうと誓いあう二人だったが…。〔104分/カラー/日活スコープ〕[投票]
★3フライング・タイガー(1942/米)蒋介石もその名を称えた、中国軍外人戦闘機部隊「フライング・タイガース」。彼らは隊長ジム(ジョン・ウェイン)の指揮のもと、日本軍航空機部隊と果敢に戦っていたが、物量の差ゆえやむなく犠牲者を抱えることもあった。ジムはラングーンで、ある事件で隊を追われた鼻つまみ者、ウディ(ジョン・キャロル)の復隊を懇願される。彼は基地就任そうそう、ジムの恋人である従軍看護婦のブルック(アンナ・リー)に手を出し、あっさりと振られるが、懲りないことに命令を無視し、故障した戦闘機で戦場の真っ只中に出撃してゆくのだった。〔101分/カラー/スタンダード〕[投票]
★3暴力の街(1950/日)埼玉県本庄町。ここはヤクザが横行する恐怖に支配された町であった。公安委員会の宴会に出席した新聞記者たちは、警察のお偉方までもがヤクザに丸め込まれていることに怒り心頭に発していた。そのひとり、北記者(原保美)は東朝新報にそれを書き、司法保護委員を務める暴力団長・大西(三島雅夫)に怒号を浴びせられ、殴打された。それを聞いた親友たちは北に協力しようとするが、北家を訪れた川崎記者(池部良)は、家人がヤクザの執拗な脅迫に怯えながら暮らすのを見るのだった。若い記者たちに協力する青年団の地道な宣伝活動は、やがて町民の大部分を動かし、新聞社によって全国に賛同者を呼んでゆく。〔112分/モノクロ/スタンダード〕 [more][投票]
★3悪名波止場(1963/日)連絡船上。清次(田宮二郎)はニセ清次(藤田まこと)の存在に苛立っていた。朝吉(勝新太郎)はというと、そのろくでなしが持つという妹・おとし(紺野ユカ)の身を案じて港に降り立ち、薬漬けの彼女のためにやらずとも良い仕事に汗を流すのだった。そんな折、おとしが身を置いていたという「おなご船」の女たちは朝吉と清次を囲み、おとしのために金を稼いでくれる礼としていささか行き過ぎた歓迎をする。「おなご船」の女衆は港を訪れる外国船相手に稼ぎ、保育園の子供たちのために役立てているのだ。おとしは朝吉らの前でヤクをやめると約束するのだが…。シリーズ第七作。〔大映/92分/カラー/スコープサイズ〕[投票]
★3新・悪名(1962/日)戦争が終わり、復員してきた八尾の朝吉(勝新太郎)は戦死と報告されていたが、故郷は暖かく迎えてくれた。しかし、契りを結んだお絹(中村玉緒)は他人の妻になっていた。そして、モートルの貞の母親から彼の弟が大阪にいる、と聞いた朝吉は、八尾を後にする。そこで進駐軍の兵士に犯され、パンパンに身を落とした月枝(浜田ゆう子)を連れ帰ろうとした朝吉の前に現われたのは、貞の弟であり野心に燃える清次(田宮二郎)だった。彼と拳を交え、喧嘩別れした朝吉は、貞の妻たちとともに闇市で雑炊屋を始める。その裏で、闇市をぶっ潰し遊興施設を創ろうと企む奴らがいた。シリーズ第三作。〔大映/99分/カラー/スコープサイズ〕[投票]
★3第三の悪名(1963/日)正月そうそう、八尾の朝吉(勝新太郎)が街を歩けば、街は彼が前の大戦で死んだという噂でもちきりであった。その中を子分の清次(田宮二郎)が、カタギの仕事を得た祝いの品をもって朝吉の家を訪れる。そんなある日、朝吉は些細な事から喧嘩を買い、偶然戦地で小隊長と呼んだインテリの若造、修(長門裕之)と顔を合わせる。彼は戦時中に身につけた知識など娑婆では全く役に立たず、やくざの道を選んだのだという。彼の若い義母であるお妻(月丘夢路)と知り合った朝吉は、彼女の修へのまっとうな道を歩んで欲しいという気持ちを思いやり、拳を交えてでも修を説得しようとする。シリーズ第五作。〔89分/カラー/スコープ・サイズ〕[投票]