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水那岐さんのあらすじ: 点数順

★3花田少年史 幽霊と秘密のトンネル(2006/日)俺は花田一路(須賀健太)。港町きっての悪ガキだ。漁師上がりでタクシー運転手の父ちゃん(西村雅彦)と、女らしさってヤツを知らない母ちゃん(篠原涼子)たちと暮らしてる。ある日親友の壮太(松田昂大)と自転車で噂の幽霊トンネルに差しかかると、突然トラックに衝突!昇天しかけた俺を、カトリセンコー…じゃない、香取聖子って姉ちゃん(安藤希)がこの世に引き戻してくれたんだが、その日から俺は幽霊と話せるようになっちまった。手始めは吉川のバアちゃん(もたいまさこ)、そして俺の本当の父ちゃんだっていうキザ弁護士(北村一輝)だ。俺、どうすりゃいいんだよ?〔123分/カラー〕[投票]
★3海の花火(1951/日)佐賀の港町。漁船の男たちは時化を口実に今日も出漁しない。労働組合の長・神谷(笠智衆)は、彼らを許すことができず、船長職をならず者の棟梁のような男からやる気では人後に落ちない魚住(佐田啓二)に譲りわたさせる。その一方、魚住の弟で都会で洋品店を経営している省吾(三木隆)は、神谷の娘で戦災未亡人である美衛(木暮実千代)に求婚するが、内心では愛しながらも彼女は拒絶するのだった。数年後、豊漁は続いたがそれは町に活気を齎さず、かえって神谷に大きな借金を背負い込ませることとなった。そして、省吾と婚約しながらも振り向かれない令嬢・みどり(小林トシ子)は美衛を精神的に攻撃する。〔110分/モノクロ/スタンダード〕[投票]
★3雨よりせつなく(2004/日)雨の降り続く窓外の明かりに照らされた室内。綾美(田波涼子)は「結婚しよう」という電話を受け取る…彼女は大手の広告代理店に勤め、引き抜きの話も持ち込まれている30前の才媛。しかし、忙しい毎日にかまけて異性との交際には縁がなかった。そんな綾美が、些細なことから同じく仕事人間である倉沢(西島秀俊)と出会い、心にささやかな灯をともし合う。だが、彼はプライベートなことは一切話してくれない。フリーマーケットで古いラジコン飛行機を探していること以外は…。そのうちに、倉沢が十年前に事故で失った恋人を今も大切に思っていることを綾美は知る。〔87分/カラー/ヴィスタサイズ〕[投票]
★3劇場版 仮面ライダー響鬼と7人の戦鬼(2005/日)明日夢(栩原楽人)を背後に乗せ、ひたすらバイクを駆る響鬼(ヒビキ:細川茂樹)の前に魔化魍のオロチが現われた。苦戦を強いられるヒビキ。そして、彼を見守る明日夢の目は遥か戦国時代に飛んでいた。オロチに生贄を捧げることで成り立つ村で、ひとえ(森絵梨佳)の掌に生贄の刻印が現われた。彼女を救うために、明日夢たちは「鬼」を雇うことにする。最初に要請に応じたカブキ(松尾敏伸)という鬼は、仲間を集めねば勝てないとヒビキを紹介する。だが、明日夢の記憶ではヒビキは兄を死に追いやった憎むべき男であり、その力を借りるなど考えも及ばぬことだった…。〔77分/カラー/ヴィスタサイズ〕[投票]
★3ギミー・ヘブン(2004/日)路木なる富豪が奇妙な絵の描かれた自宅の床の上で変死した。その娘である麻里(宮崎あおい)が彼の莫大な遺産を受け取ることに決まっている。事件を追う刑事・柴田(石田ゆり子)は、医師から麻里が「共感覚性」という、ある感覚情報から全く違ったイマージュを受け取る体質を持っていることを聞く。同じ頃、ヤクザの下請け業務を生業としている葉山(江口洋介)は、上の組織が管理している女たちのひとりのベッドに路木のそれと全く同じ図形を発見する。そしてふとしたことから、下水道に逃げ込んで倒れていた麻里を助け出す。稀有な「共感覚性」を備えている葉山は、まだ彼女が孤独を共有する娘だとは知らなかった…。〔121分/カラー/ヴィスタサイズ〕[投票]
★3幸せはパリで(1969/米)ウォール街では知られた凄腕の証券マン、ハワード(ジャック・レモン)は、社長(ピーター・ローフォード)にも目を掛けられる存在。しかし、ひとたび帰宅すれば悪妻(サリー・ケラーマン)と愚息の虐待を受けるみじめな身の上であった。そんな彼が、社長主催のパーティでフランス美女・カトリーヌ(カトリーヌ・ドヌーヴ)と出逢ったのは如何なる運命の巡り合わせであったろう。彼らは互いに惹かれあい、こっそりパーティを抜け出すが、実はカトリーヌの正体は社長夫人であった。しかし目の前の暗雲を突っ切って進まねばおのれの幸福はない、と確信したハワードは彼女をわが手にすべく奮闘するのだった。〔95分/カラー〕[投票]
★3Death Note デスノート 前編(2006/日)法が裁けぬ極悪人どもを、自ら手を汚すことなく超能力で誅殺する存在・キラ。世にその話題の途切れる日はなかった。しかしてその実体とは、死神リューク(声・中村獅童)の「デス・ノート」を借り、そこに人名を記すことで世のダニ退治をする大学生・夜神月(やがみらいと:藤原竜也)、警察庁に身をおく夜神総一郎(鹿賀丈史)の長男であった。彼の行動を賛美する者たちが巷には溢れ、神の再来の如く崇める者たちが引きもきらなかったが、警察、そしてFBIは彼を最大の極悪犯と見做し、人物の特定に血眼になっていた。そこへキラの正体を暴けると豪語するひとりの探偵「L」が現われる…少年ジャンプ連載の問題作の映画化。〔122分/カラー/ヴィスタサイズ〕[投票]
★3明日の記憶(2005/日)某広告代理店の敏腕部長・佐伯(渡辺謙)は、最近自分についておかしな出来事が続いていることに気づき始めていた。毎日顔をつき合わせている筈の、部下の名前が思い出せない。大切な取引先での会議の予定を忘れ、携帯で「いつまで待たせるんだ!」と怒鳴られる…。うすうす夫の異状に気づいていた妻・枝実子(樋口可南子)は、医者(及川光博)のところへ夫を連れていく。明らかにされた病名は、若年性アルツハイマー病だった。これまでにない大きなプロジェクトと、ひとり娘の梨恵(吹石一恵)の結婚を間近にひかえた佐伯は、バカ話と一笑に付そうとする。だが病状は、彼の想像を超えた絶望的段階に上りつめようとしていた。〔122分/カラー/ヴィスタサイズ〕[投票]
★3花よりもなほ(2005/日)将軍綱吉の時代。江戸のとある貧乏長屋では、侍・青木宗左衛門(岡田准一)が近在の子供を集めて寺子屋を開いていた。そんな暮らしをしているのも、父の仇である金沢十兵衛(浅野忠信)を討って本懐を遂げるまでは、晴れて郷里の土を踏めないからだ。そんな彼の唯一の心の慰めは、向かいの美貌の寡婦・おさえ(宮沢りえ)だったが、彼女の息子に剣術を教えてほしいと頼まれ、その挙句に長屋のそで吉(加瀬亮)に見事に負かされ、剣術の才がないことを暴露されてしまった。折も折、主君の仇討ちを狙う赤穂浪士たちは長屋に潜伏し、宗左衛門が吉良の密偵ではないかと身辺を探るのであったが…。〔127分/カラー/ヴィスタサイズ〕[投票]
★3ひばり姫初夢道中(1952/日)青空城のひばり姫(美空ひばり)がお伊勢参りから帰ると、城の内外は黒鷹城に通じた悪家老・大膳(小林重四郎)の部下たちに覆い尽くされ、アリの這い入る隙間もなくなっていた。大膳は病身の大殿(永田光男)を天守閣に閉じ込め、頭の足りない長男・大之亮(青山宏)を担ぎ上げて国を我が物にしようとしていたのだ。側近の甲田(高田浩吉)、乙川(森川信)に進言されて男装し、ちょうど城で芸を披露していた旅芸人一座に紛れて忍び込んだ姫は、父に大膳の企みを語るが、信じられぬと姫を城より追放してしまった。涙で一座に入れてくれと頼んだ姫は、「つばめ太夫」の名で若さに似ぬ多芸を披露し、忽ち人気者になるのだった。〔92分/モノクロ〕[投票]
★3カクレンボ(2005/日)「夜、かくれんぼをすると鬼に連れてゆかれる」…特に、おトコヨさまのお遊戯にはキツネの面をかぶった子供たちが七人集まり、子供たちは次々に消えてゆくのだという。摩天楼の最下部の夜、ヒコラ(竹内順子)たちは妹を捜すために、他方ノシガ(内藤玲)たちは鬼の正体を見極めるためにこのゲームに加わった。そして、彼らの影を追うように都市の片隅から、次々と「鬼」が甦りはじめる…。〔24分/カラー/ヴィスタサイズ〕[投票]
★3びっくり五十三次(1954/日)東海道の旅がらす・お釈迦の金太郎(高田浩吉)は、雲助にからまれている女二人連れを助ける。だが、そのふたりはいわく付きのスリ婆あ・お百(飯田蝶子)と孫娘のちゃっかりお夏(美空ひばり)であり、駕籠屋は巾着切りの被害者だった。金太郎は仕方なく博打で大金を稼ぎ、駕籠屋に返してやるのだった。お夏の家は大井川沿いの旅篭であり、金太郎は雨に降られてそこに厄介になった。そこには先に博打で大負けした森の石松(三井弘次)がおり、金太郎と言い争いの末に友人となる。そして金太郎はお夏の姉・お万(勝浦千浪)と出会い、一目惚れするが顔には出さず、それでもお万に言い寄る軟弱男に啖呵を切って追い返すのだった。〔96分/モノクロ〕[投票]
★3RENT レント(2005/米)1980年代、NY・イーストヴィレッジのおんぼろビル。ここには家賃(レント)も払えないが夢を抱いた若者たちがたむろしていた。音楽家ロジャー(パスカル)と彼に思いを寄せるダンサーのミミ(ドーソン)、ロジャーのルームメイトで映像作家のマーク(ラップ)、彼らの親友コリンズ(マーティン)とドラァグ・クィーンの恋人エンジェル(ヘレディア)、女性同士のカップル・ジョアンヌ(トムズ)とモーリーン(メンゼル)、そして大家のベニー(ディグス)。彼らの中にはエイズで余命いくばくもない者たちもいたが、その青春の輝きが燃え尽きるまでに懸命に夢を追う姿勢に変わりはなかった。〔135分/カラー/スコープサイズ〕 [more][投票]
★3骨まで愛して(1966/日)横浜。青木組長(金子信雄)のもと闇の世界に生きる加納(渡哲也)は、ひそかにあや子(浅丘ルリ子)に香港に逃げようと誘われていた。彼らは幼い頃青木に拾われて成り上がり、逆らうことは許されないのだ。そんな加納に、ダイスの政(宍戸錠)なる男がサシの勝負を挑んでくる。そのゲームの終結を待たずに、敵の刺客に腕を撃ちぬかれた加納はあや子のもとに辿り着けず、当のあや子は加納が死んだと聞かされて傷心のまま海を渡った。一方、加納の傷を手当てした医者は彼を牧場に引き取らせ、牧場の娘・千代(松原智恵子)は加納の凍てついた心を優しく解き放ってやるのだった。だが、千代の兄はやくざに多大な借金を作っていた。〔91分/カラー/ワイド〕[投票]
★3悲しき小鳩(1952/日)農林技師をしているという父(徳大寺伸)の数ヶ月に一度の訪問を待ちわびるまり子(美空ひばり)は、ミッションスクールの女学生である。だが父が隠している本当の仕事は、サーカスの道化師だった。そんな父を尋ねて、サーカスをある日訪れた母(三宅邦子)は、まり子に逢わせてくれと彼に懇願するのだが、幼いまり子を置いてサーカスから逃げ出し、今は旅館の女将に落ち着いている母を、父は厳しくはねつけるのだった。一方まり子は、校則のアミをかいくぐって友人たちとサーカスに出かけ、立ち寄った楽屋で父の本当の姿を見てしまう。激しいショックを受ける彼女だったが、父親と一緒に暮らしたいまり子は、学校を抜け出してくるのだった。〔91分/モノクロ/ヴィスタ〕[投票]
★3二階の他人(1961/日)葉室(小坂一也)と明子(葵京子)の夫妻は、二階に下宿人を住まわせている。家賃を滞納する小泉(平尾昌章)夫妻に葉室はかけあったが、妻(関千恵子)はバー勤め、夫はリストラを受けて在宅の身の上である。同情して仕事を世話してやるが、いい加減な小泉は早々に辞めてゴロゴロしっぱなしだ。その調子で家賃を先延ばしにする小泉らに、葉室は兵糧攻めの手に出る。しかし反省するどころか開き直る彼らを、ついに実力行使で追い出すことに成功した。とはいうものの、安サラリーマンの彼らには下宿人を捜すより借金を返すあてはなく、自称評論家の来島(永井達郎)夫妻を迎えることとなる。だが、彼らには秘密があった。〔56分/モノクロ/スコープサイズ〕[投票]
★3紅の拳銃(1961/日)フリーの殺し屋をどうしても必要とする男(芦田伸介)がいた。彼は裏稼業に詳しい石岡(垂水悟郎)に殺し屋を捜させる。石岡の持論は、殺し屋とはどうしようもないろくでなしの男だという事。そう、中田(赤木圭一郎)のような極めつけのろくでなしだ。石岡のメフィストフェレスのような誘惑に乗った中田は、その直後謎めいた女・千加子(白木マリ)の命を救う。彼女は神戸のある組織のボスの愛人だった。だが、礼のように彼にまとわりつく千加子を中田は嫌い、石岡のもとで拳銃指南を受けるべく去る。石岡の妹、盲目の少女・菊代(笹森礼子)に心を奪われてゆく自分を感じながら…。〔87分/カラー/スコープサイズ〕[投票]
★3牛若丸(1952/日)戦乱の時代。源氏の子・牛若丸(美空ひばり)の命を救うために母・常盤御前(水戸光子)は平清盛(海江田譲二)にその身を預けた。牛若丸は鞍馬寺に預けられ、僧の一子として育てられるとともに、かつての源氏方の武将の娘・桔梗(美空ひばり・二役)と仲睦まじく遊ぶ日々を送っていたが、これも運命か、彼は次第に兵法の魅力に取り込まれてゆく。時を同じくして、かつての源氏四天王と呼ばれた強者たち、そして僧兵の堕落に愛想を尽かして山を降りた武蔵坊弁慶(水島道太郎)らが牛若丸を主君として平家に抵抗しようと集結する。しかし牛若丸は、生きて逢えるとは思わなかった母との再会を強く求めるのだった。〔116分/モノクロ/スタンダード〕[投票]
★3男の怒りをぶちまけろ(1960/日)ハイジャックした飛行機である男の持つカバンを奪った二人組は、飛行機を操縦不能にしてパラシュートで脱出した。そしてトラックを止め、ヒッチハイクで東京に向かうが、検問所付近で新聞記者・三沢(赤木圭一郎)をも同乗させることになった。彼らは三沢と運転手にみね打ちをくわせ、トラックごと東京湾に沈めると、ボスの所へカバンに隠し持った「ある物」を届けに向かう。だが、彼らとも交流のある「事件屋」村西(二谷英明)は、トラックから脱出し九死に一生を得た三沢を救ってやった。誰も信用しない体験談に業を煮やし、単身事件を追う三沢が出逢ったのは、死んだトラック運転手の妹・章子(浅丘ルリ子)だった。〔81分/カラー/スコープ〕[投票]
★3錆びた鎖(1960/日)英二(赤木圭一郎)は大学生活より海の仕事が好きな、根っからの海の男だ。その兄、健一(小高雄二)は学業に優れ、若くして父である長岡社長(小沢栄太郎)から重要な仕事を任されていた。ふたりの従妹である美枝(笹森礼子)は、健一の大人の風貌と英二の微笑ましいやんちゃさの間で、どちらにつくともなく妹気分を味わっていた。そんな平和な日々のなか、長岡は縄張りの拡張を目論む松井組の陰謀により、心臓麻痺に見せかけて殺された。そして健一が後継者の座につくが、彼をも陥れようと陰謀を巡らせるのが、松井組の走狗、水原専務(大坂志郎)であった。労務者たちからそれを聞きつけた英二の怒りは爆発する。〔95分/カラー/スコープサイズ〕[投票]