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水那岐さんのあらすじ: 点数順

★2嵐来たり去る(1967/日)日露戦争の渦中。板前の英五郎(石原裕次郎)は友人・峰雄一郎(葉山良二)の出征の宴に出向くが、親たちに使用人の分際で、と退席を求められる。だが彼を引き止めた雄一郎は、勘当された弟・浩(藤竜也)を見守って欲しいと頼むのだった。一方英五郎は、世話になった親方(三津田健)の頼みで正月の包丁式の大役を任せられ、女将(沢たまき)にも店を継いで欲しいと縋られる。そんな人望の厚い彼に反感を抱く者もまた大勢おり、足を洗った筈のやくざ社会から、また名門・峰家の当主から彼は命を狙われる。彼を慕う親方の娘・小春(浅丘ルリ子)はその安否を危ぶむのだったが…。〔99分/カラー/ワイド〕[投票]
★2笑う大天使〈ミカエル〉(2006/日)皆様、ごきげんよう!…ああ気色悪。あたしは名門・聖ミカエル学園に転校してきた司城史緒(上野樹里)。母さんが亡くなって、生き別れの兄貴・一臣(伊勢谷友介)さんに引き取られた途端、このセレブでハイソサエティなお嬢様学校に放り込まれたワケ。うう、こんなおっとりした学校にはよう付いていけん。自習をいいことに裏庭でチキンラーメン作って食べてたら、和音(関めぐみ)と柚子(平愛梨)に見つかってもーた!隠れ庶民のふたりと友情を結んだのも束の間、火を消そうと近場にあるもんを放り込んだら、あたしらに超能力を与える煙が!これは大天使さまの思し召しなんやろか…。そして、平和な生活の裏に恐るべき事件が!?〔92分/カラー/ヴィスタサイズ〕[投票]
★2社長道中記(1961/日)太陽食品工業の社長である三沢(森繁久彌)は、無類の漁色家であった。そんな彼ながらもライバルのヒノデ食品への敵愾心は凄まじく、会長(左卜全)に発破をかけられてヒノデの本拠地・大阪へ視察に行くことを決意した。だが、細君はそれを浮気の絶好のチャンスと夫が考えることを見抜き、営業部長・倉持(加東大介)に監視要員の随行を依頼した。倉持は、新製品のマムシ、カエル、カタツムリの缶詰を試食した剛の者、万年平社員の桑原(小林桂樹)を適任と見て、その任につかせる。果たして、列車の中で、また宴会で、旅館で三沢は美女にさかんにモーションをかける。任務に燃える桑原はそれをことごとく妨害するのであった。〔90分/カラー/東宝スコープ〕[投票]
★2ラブキルキル(2004/日)ハローワークに勤める皆川(津田寛治)は、そこを訪れた美女・サユリ(街田しおん)にぞっこんになってしまった。普段はエロビデオ狂の彼は、エログッズショップにひやかしで来ていた高校生・ナオ(愛葉るび)が興味半分にストーキングしてきたのをいいことに、彼女に合鍵を渡す条件でサユリの生活を調査させる。サユリは弟(松田祥一)と二人暮らしで、何やら怪しい関係らしい。レコード屋に彼女が勤め始めたとナオから聞いた皆川は、サユリの店を訪れ首尾よくデイトの約束を取りつけた。ただひとつの彼の誤算は、ナオもまたサユリの魔性の虜となってしまったことだった。〔91分/カラー/ヴィスタサイズ〕[投票]
★2スレイヤーズぷれみあむ(2001/日)あたし、美少女天才魔導士リナ・インバース(林原めぐみ)。とある港町でガウリィ(松本保典)と漁の手伝いをしたんだけど、生タコを食べたガウリィがタコ語しか喋れなくなっちゃった!Oh My God!!町中に広がったその現象は知恵タコ(櫻井孝宏)とかいうヤツの仕業で、人間世界に仲間を食い尽くした復讐をしようつーのよね。タコの癖に生意気つーか何とゆーか…で、黙っておれないあたしたちにアメリア(鈴木真仁)やゼルガディス(緑川光)も合流して、タコ神殿に急襲をかけたんだけど、その時はもはや…なわ〜っ!コレ、どーなっちゃってんの!?シリーズ第5弾、キャラクター原案・あらいずみるい。〔30分/カラー/ワイド〕[投票]
★2やわらかい生活(2005/日)両親と仕事とを失って呆けたような毎日をおくっていた優子(寺島しのぶ)は、35歳の独身女性。両親の生命保険でささやかなアパートの部屋を蒲田に借り、「I Love Kamata」なるネットサイトを作って外界との接触を保っていた。彼女の前には、従兄弟の軽薄男・祥一(豊川悦司)、昔のクラスメイトだった都議員候補(松岡俊介)、小心者のやくざ(妻夫木聡)、礼儀正しい痴漢(田口トモロヲ)といった男たちが現われ、彼女の寂しさを癒してくれる。それでも、ある理由で心に傷を持ち、つねに明るい面だけを彼らに向けていられない優子は、楽しい時間を長く共有し続けることができないのだった。〔126分/カラー/ヴィスタサイズ〕[投票]
★2プロジェクトA子(1986/日)グラビトン学園に転校してきた魔神英子(伊藤美紀)は、今日も朝まで惰眠をむさぼり、遅刻寸前のところを猛スピードで登校してくる。同じく転校生の寿詩子(富沢美智恵)を引きずり回して…。だが、それを阻む存在があった。大徳寺財閥のお嬢様・美子(篠原恵美)である。彼女は天然ボケが愛くるしい詩子に一目惚れしてしまい、何としても彼女を独占する英子の魔手から奪い取ろうと、超絶メカニックを繰り出してくるのだ。だが哺乳類離れした怪力を誇る英子は、アッという間に美子の刺客をアスファルトの上に沈めるのだった。それをひそかに見つめる怪人物D(玄田哲章)の影があった…。キャラデザイン:もりやまゆうじ。〔82分/カラー/スタンダード〕[投票]
★2初恋(2006/日)安保闘争の時代。親を失い、叔母の家で冷淡な扱いを受けつつ暮らしていた少女みすず(宮崎あおい)は、いつしかジャズ喫茶「B」の常連となってゆく。そこで出会ったのは、若いエナジーを持て余しつつもそれを向ける方向を見失い、必死に探しているような若者たちだった。だが、その中に岸(小出恵介)という、みすずの感じたことのない魅力をもつ青年がいた。みすずと岸は惹かれあうが、その仲を信じた岸は他言無用といって彼女にある計画への参加を促した。それは投石や角材による戦闘よりも、はるかに強力な国家に対する反逆行為だった。〔114分/カラー/ヴィスタサイズ〕[投票]
★2佐賀のがばいばあちゃん(2006/日)昭和32年。明広少年(池田壮磨)は、広島の呑み屋を営む母(工藤夕貴)のもとで兄とともに暮らしていた。ある日そこを訪れた伯母(浅田美代子)は、母と明広だけに駅まで送ってくれと頼む。伯母が乗り込んだ列車の中に、母は明広を突き飛ばした。貧乏続きの家で育てられなくなった彼は、佐賀の実家に引き取られることになったのだ。そして明広を受け入れたのは、今までの家よりさらに古ぼけた家に住む祖母(吉行和子)だった。だが彼女は、なかなか一筋縄ではいかぬ「がばい」(凄い)婆ちゃんだった…。B&Bの島田洋七の少年期を支えた、あるしたたかでポジティブな老婆の物語。〔104分/カラー/ヴィスタ〕[投票]
★2イツカ波ノ彼方ニ(2005/日)沖縄。そこには昔、竜宮に憧れたふたりの少年がいた。大人になったそのひとり、勝男(大森南朋)は、浜辺に打ち上げられた少女、イチゴ(加藤ローサ)を助け、陸に連れ帰る。そんな折、いまひとりの少年だった勝男の弟分、アキ(平岡祐太)が本土から沖縄に帰ってくる。だが、豚を育てながら堅実に生きる勝男は、退廃に染まりきったアキとは既に住む世界が違っていた。アキが久々に家に帰ると、部屋はこの上なく滅茶苦茶に乱れ、イチゴがそこに居座っていた。彼女はなれなれしくアキを呼びつけ、ドライブの相手をさせる。だが、その彼を本土から追ってきたやくざ二人組がいた。〔88分/カラー/ヴィスタサイズ〕[投票]
★2哀愁の夜(1966/日)美沙緒(和泉雅子)は夜の街をクルマで飛ばしていた。それを注意した探偵の木塚(舟木一夫)との出逢いが、そのまま恋の始まりだった。そんな彼らに因縁をつけ、金を巻き上げようとしたヤクザを木塚は騙して消えようとし、袋叩きにされそうなところを、兄貴分の吉田(藤竜也)に助けられる。彼はヤクザながら木塚の不変の親友なのだ。だが、翌日の新聞には吉田が新聞社のトップ屋を刺殺したとの文字が躍った。ウラを握る大物・宇月社長の家を訪れた木塚は、そこで社長令嬢だった美沙緒と再会する。どんな事情があったにせよ、吉田が殺人など起こす筈がない。確信し動く木塚に、美沙緒は惜しみなく協力するのだった。〔85分/カラー/スコープサイズ〕[投票]
★2NERO ザ・ダーク・エンペラー(2004/伊=スペイン=英)ローマ帝国。カリギュラ帝(ジョン・シム)に、皇帝暗殺未遂犯の母子として流刑にされたアグリッピナ(ラウラ・モランテ)とネロは、奴隷たちの生活のなかに身をおいた。そしてネロ(ハンス・マシソン)が逞しく成長し、奴隷の娘アクテ(リケ・シュミット)と仲睦まじく暮している頃、新帝クラウディウス(マッシモ・ダッポルト)が立ち、アグリッピナは彼の妻に迎えられ、ネロも名誉を取り戻すに到る。皇后となった母は、ネロに次期皇帝としての教養をつけさせるため、セネカ(マティアス・ハービッヒ)を家庭教師に迎える。そして息子がなおも執着するアクテを、皇帝の配偶者には不足と引き離そうとするのだが…。〔112分/カラー/ヴィスタ〕[投票]
★2鞍馬天狗 角兵衛獅子(1951/日)幕末の京都。角兵衛獅子の杉作(美空ひばり)は今日も雑踏の中芸を披露していた。そこへ現われた新撰組は、彼らを見限った隊士・小河原(原健作)に斬りつけるが、謎の黒覆面の男に彼を攫われる。だが、小河原は男の腕の中でこときれた。それを見ていた小河原の情婦・お喜代(山田五十鈴)は、謎の男に復讐を誓う。一方、金をなくして親方(加藤嘉)のもとへ帰れない杉作を見た謎の男は、彼に金を恵んでやる。親方は杉作の持ち帰った金の高額さに泥棒でもしたかと怒るが、杉作の言う黒覆面の男の正体に気づきほくそ笑む。彼こそは倒幕の志士たちに通じ、新撰組が宿敵と付け狙う鞍馬天狗(嵐寛寿郎)だったからだ。〔91分/モノクロ〕[投票]
★2鉄火場の風(1960/日)網走刑務所から、双葉組の元代貸・畑中(石原裕次郎)が出所してきた。かつての愛人・奈美(北原三枝)と再会した彼は、高木・呉羽組組長(芦田伸介)になびいた奈美を責める。そして先代からまんまと組長の地位を頂戴した高木をはじめ、彼の不在中に甘い汁を吸った連中を片っ端から罵倒した。高木は呉羽組組長の殺害の濡れ衣を畑中に着せ、さらに弱体化した双葉組をも吸収しようとしていたのだ。そんな畑中を付け狙う呉羽組の健(赤木圭一郎)の、組長の仇という誤解をはらそうとした畑中であったが、そうしている間にも暴力団理事会での彼の破門は決定していた。〔日活/89分/カラー/スコープ〕[投票]
★2戦場よさらば(1932/米)第一次大戦当時。イタリア軍に志願したアメリカ人、フレデリック(ゲイリー・クーパー)は、戦友リナルディ大尉(アドルフ・マンジュー)に、イギリス軍救護隊にイカす看護婦がいるとつねづね囁かれていた。敵軍空襲のおりに暗闇で顔を合わせたその看護婦、キャサリン(ヘレン・ヘイズ)とフレデリックは忽ちのうちに恋におち、軽い女と思われたくないキャサリンも二度目の口づけの願いは受け入れた。だが、フレデリックらの部隊は激戦地ピアージュに移動することになる。空襲で銃弾を受け、戦闘不能になった親友を見たリナルディは、男の嫉妬を明らかにするのを望まず、フレデリックを恋人のいるミラノに送ってやるのだった。〔79分/モノクロ/スタンダード〕 [more][投票]
★2いいかげん馬鹿(1964/日)終戦直前、弓子(岩下志麻)は瀬戸内海の小島に疎開してきた。彼女はそこで孤児・安吉(ハナ肇)と島で初めての友人になるが、大切なお嬢さまを危険な目に遭わせたというので安吉は養父と喧嘩になり、舟で島を飛び出してしまった。年月は流れ、弓子が大学に合格したその日、ジャズバンドの興行主として安吉は島に帰ってきた。久々に再会した弓子の美貌に陶然となる安吉だったが、コンサートは村長のライバル・竜王丸(石黒達也)にストリップショーだと因縁をつけられ滅茶苦茶になってしまった。スポンサーに逃げられ、赤字分だけ旅館で働かされる安吉だったが、ただでは起きなかった。彼はもっと凄い客人を連れて来たのだ。〔86分/カラー/ワイド〕[投票]
★2モモ(1986/独=伊)お金はないが気のいい人々が住むとある町。ここの野外劇場の横穴から、くるくる巻き毛の女の子・モモ(ラドスト・ボーケル)が現われる。彼女の得意技は人を幸せな気分にさせること。彼女自身、ベッポ爺さん(レオポルド・トリステ)や俳優のジジ(ブルーノ・ストリ)とたちまち親友になってしまう。だが、そこへ闇が忍び寄る。グレイの背広に葉巻をくわえ、人々に時間の節約を説き、暮らしのやすらぎの時間を奪う「時間泥棒」たちだ。彼らの誘惑に屈せず、戦う決意をしたモモは、亀のカシオペアに導かれて時の支配者マイスター・ホラ(ジョン・ヒューストン)と面会することになる。〔105分/カラー/ヴィスタサイズ〕[投票]
★2ある朝スウプは(2004/日)秋の病院で、北川(廣末哲万)は脅迫観念症に蝕まれていると診断されていた。彼と同居する恋人・志津(並木愛枝)は営業職に勤務していたが、その仕事に不満を抱いていた。辞めたいと洩らす志津を、家でコンピュータ作業に従事している北川はやんわりとたしなめるのだった。だが、この頃からふたりの関係がおかしくなってゆく。北川がカルトに入信し、40万円の貯金を下らぬことに使い果たしたことを志津は責める。そして、ソファーから離れず生気を失ってゆく北川の財産を、志津は管理することを宣言した。しかし、北川のカルト熱は上がってゆく一方だった。〔90分/カラー/ビデオ〕[投票]
★2将軍と参謀と兵(1942/日)昭和16年の北支戦線。山岳地帯に潜む敵軍大部隊を包囲すべく、土岐原兵団の矢垣参謀(押本映治)は左翼方面よりこれを攻めることを提案、これに対し杉参謀(中田弘二)は補給線を護るべく反対、激論は続いたが土岐原将軍(阪東妻三郎)の決定は矢垣案の採択であった。兵団主力部隊は早速山を越え、先行部隊は敵兵の侵入を阻む包囲網を作るべく急いだ。しかし残る右翼部隊は弾薬が尽き果て、そして戦闘司令部が敵軍残存部隊に包囲され危機に陥った。通信途絶で戦況を前線に伝えられない杉参謀は、自ら兵を率いて友軍戦車隊との接触に向かうのであった。〔109分/モノクロ〕[投票]
★2鯨の中のジョナ(1993/伊=仏)ジョナ(ルーク・ペターソン)に、辛い時は「鯨の腹で暮したヨナ」の挿話を思い出せ、と母は教えた…。ユダヤ人迫害の時代。父マックス(ジャン・ユーグ・アングラード)と母ハンナ(ジュリエット・オーブリー)、そしてふたりの子ジョナを巡る状況は日増しに悪化していた。ユダヤ人はソロモンの星の紋章を胸に付けられ、買い物や仕事すらも不自由な生活を余儀なくされていた。そして彼らは収容所へ。ジョナはそこで靴の革を剥がす仕事をやらされ、腹が減ってはコックに残飯を分けてもらった。母がいつか言ったように、ジョナはここがパレスチナに向かう途中の通過点と信じていた。〔93分/カラー/ヴィスタ〕[投票]