★3 | 里見八犬伝(1983/日) | 南総・里見城は悪霊に身を捧げた妖女玉梓 (夏木マリ)と息子蟇田素藤(目黒祐樹)率いる軍勢に制圧される。さらに玉梓は静姫(薬師丸ひろ子)の血を悪霊に献上しようと企むが、静姫は光輝く「珠」を持つ男達(千葉真一・寺田農)に救われた。光の珠は全部で8つあり、それぞれ仁、義、礼、智、忠、信、孝、悌の文字が刻まれているという。やがて珠を持つ「八犬士」達は、数奇な運命によって導かれるように終結していく。妹を玉梓の配下にされた犬塚信乃(京本正樹)、女剣士・犬坂毛野(志穂美悦子)、そして褒賞目当てに静姫に近づいた犬江親兵衛(真田広之)。八犬士達の壮絶な戦いが、ついに始まる! | [投票] |
★2 | 怪物の花嫁(1955/米) | とある深い森の中にある不気味な一軒家の正体は、ヴォーノフ博士(ベラ・ルゴシ)の研究所だった。博士は大男の助手ロボ(トー・ジョンソン)と共に「超人」の研究を重ねており、森に迷い込んできた人々を次々と実験台にしていたのだ。それを嗅ぎ付けた女性新聞記者が博士の元を訪れるのだが……。史上最低の映画監督と称されるエド・ウッドの監督第三作目にあたる一本。 | [投票] |
★4 | ガメラ3 邪神〈イリス〉覚醒(1999/日) | かつて日本を襲撃したギャオスが再度孵化し人類を襲撃し始めた。それに呼応するかのごとくガメラも出現。が、ギャオスを追ったガメラが突如渋谷に出現、大被害をもたらしたことが原因で日本政府はついにガメラもギャオス同様危険分子であると見なし始める。その頃ある少女・綾奈(前田愛)は祠の奥で卵を発見、孵化した生物に「イリス」と名付け育て始めるが、その正体はギャオスの突然変異であった。やがて巨大成長したイリスはついにガメラと対決する!人類の未来は、そしてガメラは?!平成ガメラシリーズ完結編であり、そのストーリーと今までの邦画特撮に無いダイナミックな画面構成が賛否両論を巻き起こした。 | [投票] |
★3 | 日本誕生(1959/日) | 「古事記」等で書かれた大和武尊(三船敏郎)の数々のエピソード――熊襲兄弟(志村喬・鶴田浩二)討伐、草薙剣、弟橘姫(司葉子)の死――を軸に、イザナギ・イザナミの「国生み」、天岩戸の伝説、スサノオ(三船敏郎=二役)の八岐之大蛇退治等の話を交えて描く歴史超大作。東宝映画1000本記念として製作された一本でもある。 | [投票] |
★3 | 電送人間(1960/日) | スリラーハウスで発生した殺人事件の被害者は銃剣で刺され、しかも日本陸軍の認識票を持っていた。この事件が気になった新聞記者・桐岡(鶴田浩二)は友人の小林警部(平田昭彦)と共に捜査を開始。同じ頃突然届けられた認識票に怯える3人の男(河津清三郎・田島義文・境左千夫)。彼らはかつて大本営の財産を横領しようと企み、阻止した軍曹・須藤(中丸忠雄)を殺害した過去があった。そんな彼らの前に、死んだはずの須藤兵長が……。『美女と液体人間』に続く「変身人間シリーズ」第2弾。 | [投票] |
★4 | 斬る(1968/日) | 浪人の弥源太(仲代達矢)と百姓上がりの侍・半次郎(高橋悦史)は上州のある小藩で起きた、圧制に反発した若侍達の謀反に巻き込まれる。またその機に乗じて、次席家老が藩の乗っ取りを企んでいると知った二人。弥源太は若侍を案じ、一方で半次郎は次席家老が浪人を雇い始めていると聞いてそれぞれ行動を起こす。果たしてこの混乱と二人の行方は? | [投票] |
★3 | ゴジラ・ミニラ・ガバラ オール怪獣大進撃(1969/日) | 一郎君(矢崎知紀)は両親が共働きの鍵っ子で、ガキ大将のガバラから毎日いじめられてばかり。そんな彼の楽しみは、隣のおじさん(天本英世)が作ってくれたコンピュータを使って夢の島「怪獣島」へ行くこと。そこでは一郎君はミニラと友達だが、ミニラもまた怪獣ガバラにいじめられていた。そんなある日、一郎君は逃走中の銀行強盗に捕まってしまった。しかし一郎君は、夢の中で必死にガバラに立ち向かうミニラを思い出して……。 | [投票] |
★1 | だいじょうぶマイ・フレンド(1983/日) | ある日突然、一人の男がミミミ(広田玲央名)とハチ(渡辺裕之)の前に落ちてきた。彼の名はゴンジー(ピーター・フォンダ)で、飛行能力を無くして地球に落下してしまったのである。そんな彼との奇妙な生活が始まるが、悪の組織の首領・ドクター(根津甚八)はゴンジーの能力に目をつけ、世界征服のために彼を利用しようとするのだが……。原作者・村上龍自身がメガホンを取った映画だが、余りの出来映えに製作元のキティ・フィルムでは長らく禁句にされたという逸話を持つ一本。 | [投票] |
★2 | クレージー作戦 先手必勝(1963/日) | 上田等(植木等)は口も八丁手も八丁の御気楽男だったが、警察沙汰になった為に会社をクビになる。ショボくれた彼が思い付いた次の仕事は、世の中のもめ事を丸く解決する「よろずまとめ屋」。彼を慕って集まってきた6人の仲間達(ハナ肇・安田伸他)と共に早速商売に乗り出すが、そうそう簡単に事は運ばない。しかし団地内の商店街不買運動を丸く納めたことが雑誌で紹介され、7人はいよいよ世間の注目を浴びることとなるのだが……。 | [投票] |
★2 | ピンク・パンサー 5 クルーゾーは二度死ぬ(1983/米) | ドジりながらも幾多の難事件を解決していったクルーゾー警部が突如失踪する。世間的には名警部として有名な彼を探すため、コンピューターが選出した刑事を警部探索任務に当たらせることに決定。だが、長年クルーゾーと一緒にいたドレフィス警視にとっては頭痛のタネ同然。そこで彼は細工を施し、わざと正反対の結果が出るようにした。その結果選び出されたスレイ刑事は、クルーゾーにも劣らぬドジ警官。果たして彼はクルーゾーの行方を付きとめられるのか?クルーゾー役の名優ピーター・セラーズの死後に製作されたピンク・パンサーシリーズの一本。 | [投票] |
★3 | ハワイ・マレー沖海戦(1942/日) | 一人の少年兵が、上官(藤田進)らの指導を受けながら予科練での訓練を終えて一人前の海軍パイロットに成長する様子を、彼を見守る家族達の心情も交えながら描く。太平洋戦争開戦一周年を記念して製作された戦争映画で、クライマックスはタイトルの通り真珠湾攻撃シーン。戦後、GHQが実写だと見間違えたという程の円谷英二の特撮が見もの。 | [投票] |
★5 | 君も出世ができる(1964/日) | 猪突猛進な性格の山川(フランキー堺)とマイペースな性格の中井(高島忠男)は、同じ観光会社に勤務するサラリーマン。東京オリンピックというビジネスチャンスを踏み台に、山川は馴染みの居酒屋の女の子(中尾ミエ)の心配をよそに、出世を目論んで遁走する。そんな折、海外に留学していた社長令嬢(雪村いづみ)が帰国、営業部長に抜擢される。待ってましたとばかりにアタックする山川、だがその令嬢は中井の方に心が向き始めていて……。日本では数少ない和製ミュージカル映画の一本。 | [投票] |
★5 | 十戒(1956/米) | あるヘブライ人の奴隷がエジプト王の迫害から我が子を守るため、川に産まれたばかりの幼子を流した。幼子はエジプト王の妹に拾われてモーゼ(チャールトン・ヘストン)と名付けられ、成長した彼は文武に優れた人物となり次代のファラオとして期待されたが、素性を暴かれたモーゼはエジプトから追放されてしまう。彼は放浪の末、辿り着いたシナイ山の麓で「名の無い神」の存在を知り、その啓示を受ける。彼はエジプトへ戻りヘブライ人の自由を訴えるが、かつてのライバル・ラムセス2世(ユル・ブリンナー)はかたくなに拒否を続けた。やがてラムセスが折れる形で奴隷達は解放されたのだが……。「出エジプト記」を映画化した歴史スペクタクル。 | [投票] |
★1 | 地獄のデビル・トラック(1986/米) | 地球に接近した「隕石」から発せられた電波の影響で、機械という機械が意思を持った。自動車が、ラジコンが、電気ノコギリが、人間達の意志とは関係なく動き出し、人々を襲い始める。大混乱の中、とあるドライブインに取り残された十数名の人々は必死の抵抗を試みた。原作者のスティーブン・キング自らがメガホンを取ったSFスリラー。 | [投票] |
★3 | 宇宙人東京に現る(1956/日) | 世界各地で円盤が、そして星形をした奇怪な生物の目撃が相次ぐ。実はパイラ星人と呼ばれる宇宙人がその正体なのだが、彼等の本心は地球との平和友好。だが自らの姿形が地球人にとっての恐怖の対象になると気付いたパイラ人は、地球人に成りすまして目的を果たそうとする……。日本初のカラーSF映画。 | [投票] |
★3 | バタリアン(1985/米) | 死体処理業者でバイトしていた青年達は、死体に誤って軍の細菌兵器を浴びせてしまい、ゾンビとして蘇えらせてしまう。どうにかしてゾンビを倒した青年達は死体を焼却処分するが、煙に乗って細菌兵器の成分が墓場へ降り注いでしまった。墓場から蘇ったゾンビ達は、食料となる生きた脳みそを求めて人々を襲い始める……。「脳みそをくれぇー」というフレーズが有名(?)なホラー映画。 | [投票] |
★2 | 宇宙空母ギャラクティカ(1978/米) | 遠い未来。長らく交戦状態だった人類とサイロン人は和平協定を結ぶこととなったが、条約批准を前に突如サイロン側は手薄となっていた地球の殖民惑星に奇襲攻撃を開始。艦隊は壊滅状態になり、戦える宇宙船は空母ギャラクティカのみとなってしまう。僅かに生き残った人類は宇宙のかなたにあるという母なる星・地球を目指し、ギャラクティカを先頭に出発した。人類は地球へと帰れるのか? もともとTVシリーズとして企画されその第1話にあたるSFアクションドラマ。 | [投票] |
★4 | ジュラシック・パーク(1993/米) | DNAから恐竜を復活させ、孤島で飼育する夢の公園「ジュラシック・パーク」。ある日出資者である企業家のハモンド(リチャード・アッテンボロー)は古生物学者のグラント(サム・ニール)、サトラー(ローラ・ダーン)らを招き園内を案内した。だがその日の夜、遺伝子情報を他へ売り飛ばそうとした所員によってパーク内の警報装置が遮断され、ついに恐竜達は野放し状態になってしまう。凶暴な肉食恐竜達が襲いかかる中を、グラント達は必死の脱出劇を繰り広げる。果たして彼等の運命は? 古代恐竜を最新CGで蘇らせ、特撮の歴史を変えたとも賞されるSFパニック・アドベンチャー。 [more] | [投票] |
★4 | 透明人間(1954/日) | 「透明人間」による強盗事件が続発する。それを追っていた新聞記者・小松(土屋嘉男)の前に一人のサンドイッチマンが現れ「私が本物の透明人間だ」と名乗った。男の名は南条(河津清三郎)、戦時中に透明人間部隊として身体を透明化されたのだ。世間の片隅でひっそりと暮らしていたが、自らの名を悪用する人間達が許せなかった南条は、小松と協力して強盗一味を捕らえようとする……。変身人間の悲劇を、特撮を駆使して描いたSFドラマ。 | [投票] |
★3 | ヒンデンブルグ(1975/米) | ドイツの誇る巨大飛行船・ヒンデンブルグは大西洋横断航路に配置されまもなく出発しようとしていたが、時を同じくして駐米ドイツ大使館にヒンデンブルグ爆破を予告するかのような手紙が届けられた。出航を中止するわけにもいかないナチスは、保安員としてリッター大佐(ジョージ・C・スコット)を搭乗させ監視にあたらせる。やがてヒンデンブルグはアメリカへ向けて出発した……。ヒンデンブルグ号爆発事件をテーマに作られた異色サスペンスドラマ。 | [投票] |