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ぽんしゅうさんのあらすじ: 更新順

★3運び屋(2018/米)ユリ栽培の事業で成功したアール(クリント・イーストウッド)は、業界ではちやほやされる有名人だが仕事熱心のあまり家族は崩壊状態。しかし、90歳にして事業が破たん。無一文で実家に戻るが、妻(ダイアン・ウィースト)は呆れるばかり。娘(アリソン・イーストウッド)は口もきいてくれない。そんなときアールは車の運転を見込まれて、アメリカを縦断する麻薬運びの仕事を世話される。大金を手に入れ味をしめたアールは、老人という外見を隠れ蓑に荒稼ぎを始める。麻薬組織からも重宝がられ取引量がエスカレート。やがって、大物「運び屋」の存在に気づいた取締官(ブラッドリー・クーパー)が捜査に乗り出し始めるのだった。(116分) [投票]
★5ROMA/ローマ(2018/メキシコ=米)1970年。メキシコシティのローマ地区。クレオ(ヤリッツァ・アパラシオ)は医者のアントニオ一家で働く若い家政婦だ。一家は4人の子供と祖母、そして夫妻の7人家族。クレオは同僚とともに住み込みで一家の家事を切り盛りし、小さな子供たちからは家族のように慕われていた。そんななか家長のアントニオが学会のためカナダへ長期出張に出かけてしまった。出張が長引きなかなか戻らない夫に、妻のソフィア(マリーナ・デ・ダビラ)は不安がつのる。そしてクレオにある事件が起き、さらに一家もまた大きな転機を迎えることになる。アルフォンソ・キュアロンが実家での幼少期の思い出をベースに描くベネチア&アカデミー受賞作。(白黒/135分) [more][投票]
★4天国でまた会おう(2017/仏)第一次大戦も終わろうとしていたとき、上官のブラデル(ロラン・ラフィット)の理不尽な命令で、エドゥアール(ナウエル・ペレーズ・ビスカヤート)は敵の砲撃を受け「下あご」と「声」を失ってしまう。終戦を迎え失意のエドゥアールは、自らも職を失った親友のアルベール(アルベール・デュポンテル)の献身に支えられ二人で暮らし始めた。一方、ブラデルは国の埋葬事業にからむ不正で私腹を肥やしていた。そんなとき、もう何も怖いもののないエドゥアールは、得意のイラストの才能を活かし国を相手に大金を巻き上げる大胆な計画を仕掛けるのだった。原作は脚本にも参加したピエール・ルメートルのゴンクール賞のベストセラー小説。(117分) [投票]
★5岬の兄妹(2018/日)小さな港町で暮らす兄妹。造船所で働く良夫(松浦祐也)は片足が悪く妹の真理子(和田光沙)には知的障がいがあった。しばしば真里子は家を抜け出し行方不明になってしまう。その日も良夫は妹を探し回っていた。夜になり戻った真里子のポケットには一万円札。そして下着は汚れていた。激怒する良夫をよそに真里子はこれを「冒険」と呼んだ。やがてリストラされ生活に困窮した良夫は、罪悪感にさいなまれつつも真里子の「冒険」を「お仕事」にして客をとらせ始めた。真理子は「お仕事」を苦にするどころか出会いを楽しむかのように嬉々としてこなしていく。ポン・ジュノ山下敦弘らの助監督を務めた片山慎三の長編初監督作。(89分)[投票]
★3グリーンブック(2018/米)1962年、NY。ナイトクラブの用心棒トニー・リップ(ヴィゴ・モーテンセン)は、粗野で無教養だが口達者で家族思いのイタリアンだ。そんなトニーがトラブルの解決能力を見込まれて、教養豊かな黒人ピアニストのドクことドクター・シャーリー(マハーシャラ・アリ/マハーシャラルハズバズ・アリ)の演奏旅行の運転手兼用心棒として雇われた。行先は、まだ黒人差別が当たり前の時代の深南部州の各都市。黒人としてある思いを秘めてあえて南部の演奏会に臨むドク。黒人への偏見を持ちながらも家族と金のために仕事に専念するトニー。そんな二人を無自覚で理不尽な根深い差別が待ち受けていた。アカデミー賞、作品、脚本、助演男優賞。 (130分)[投票(1)]
★4バーニング 劇場版(2018/韓国)運送会社でアルバイトをしながら作家を目指すジョンス(ユ・アイン)は、再会した幼なじみのヘミ(チョン・ジョンソ)と関係をもち、アフリカ旅行のあいだ飼い猫の世話をして欲しいと頼まれるのだが・・・。半月後、ヘミは謎の青年ベン(スティーブン・ユァン)とともに帰国する。以来、高級住宅街に住み外車を乗りまわすベンを間に挟むように奇妙な三角関係が始まった。ある日、北朝鮮の国境近くにあるジョンスの家を訪れたベンは、犯罪だと知りつつ醜く不用なビニールハウスに放火するのが趣味で、今日はその下見にきたのだと告げた。それをさかいにヘミが忽然と姿を消してしまう。村上春樹の短編「納屋を焼く」の映画化。(148分)[投票]
★4盆唄(2018/日)福島県双葉町には地区ごとに歌い継がれた「双葉盆唄」があり、各町民が一堂に会し開かれる盆踊り「やぐらの競演」は誰もが楽しみにする年中行事だった。しかし、2011年の原発事故で住民は散り散りになり存続が危ぶまれていた。そんななか、密かに盆踊りの再開を期する太鼓や唄の名手たちは、ハワイで移民たちにより盆唄が「フクシマオンド」として100年に渡り歌い継がれていることを知り競演の旅にたつ。さらに「双葉盆唄」のルーツが富山にあることが分かる。そこには故郷を追われた者たちの苦渋と喜びの歴史が流れていた。そして、ついに2017年の夏、仮設住宅の広場に双葉町の住民たちが集い「やぐらの競演」が再開されることになった。(134分) [more][投票]
★4アストラル・アブノーマル鈴木さん(2018/日)なんにもな〜い群馬の田舎町。だらだらと無気力に日々を過ごす鈴木ララ(松本穂香)は、ちょっと“あぶない”動画を配信しながらグレートユーチューバーを目指していた。そんなララを、シングルマザーの久美子(西山繭子)と、引きこもりの弟・ルルオ(田中偉登)は、なかば呆れながらも見守るように暮らしていた。ある日ララが、ドキュメンタリーディレクターの神野(広山詞葉)が率いるTVの取材を受けることに・・・。そして、東京で人気タレントとして活躍する双子の妹・リリ(松本穂香:二役)の存在があきらかになる。どうやら、このララ&リリ姉妹は犬猿の仲のようなのだ。31歳、大野大輔監督の初劇場用コメディ。(87分)[投票]
★4半世界(2019/日)山と海が隣接した三重県のある町。40歳を前にした高村紘(稲垣吾郎)は、父の跡を継いで備長炭を焼いて生計を立てていた。仕事はきつく生活は楽ではない。息子(杉田雷麟)の高校進学もおぼつかず、妻の初乃(池脇千鶴)は苛立ちを隠さない。そんなおり、中学の同級生で自衛隊員の瑛介(長谷川博己)が仕事を止めて妻子とも別れ突然舞い戻り、廃屋同然の実家に引きこもってしまった。海外の派遣先で何かあったらしい。同じく同級生で地元で中古車販売をしている光彦(渋川清彦)を呼び3人で酒を酌み交わすのだが・・・。稲垣のために阪本順治監督が書き下ろした中年世代の葛藤を描く東京国際映画祭・観客賞受賞作。(119分)[投票]
★3鈴木家の嘘(2018/日)鈴木家の引きこもりの長男・浩一(加瀬亮)が自殺し、母親の悠子(原日出子)はあまりのショックに記憶を失ってしまった。浩一のことを訊ねられた長女の富美(木竜麻生)は、咄嗟に兄は叔父(母の弟)の吉野(大森南朋) の仕事の手伝いでアルゼンチンにいると嘘をついてしまう。そこから父・幸男(岸辺一徳)や、その妹の君子(岸本加世子)を巻き込んで少し強引で可笑しなアリバイづくりが始まるのだが・・・。やがて、それぞれの浩一に対する思いや、わだかまりが露見するのだった。若手作家の発掘・育成を目指すオリジナル製作プロジェクト・松竹ブロードキャスティングの第6弾で野尻克己監督のデビュー作。(133分) [投票]
★2ゴメスの名はゴメス 流砂(1967/日)石油会社の技師・坂本(仲代達矢)は中東からの帰り、学生時代の友人・香取(平幹二朗)に会うために香港に立ち寄った。ところが、空港で再会した香取は、そのまま姿を消してしまった。行方を探す坂本の前に現れた香取の愛人・梨花(栗原小巻)、新聞記者の森垣(芥川比呂志)、刑事の魯(中谷一郎)は口々に早く日本へ帰れと忠告する。香取が馴染みだったというダンサー・ヴェラを追う坂本は、殺人事件に遭遇。殺された男は「ゴメスの名は・・・」の言葉を残し果てた。さらに謎の日本人女(岸田今日子)が、坂本に近づいてくるのだった。TVドラマ化された結城昌治のスパイ小説を再編集した劇場用映画。(96分/カラー/スタンダード)[投票]
★5非情の男(1961/日)情けはいらない。その代り情けはかけない。それが愚連隊のチンピラ・五郎(三上真一郎)が生まれ育ったドヤ街を抜け出すための信念だ。労務者のピンハネ、競馬のノミ屋、素人相手のユスリ。踊り子の恋人みつみ(芳村真理)がいながら、女の間を渡り歩き、みつみのライバルのりこ(瞳麗子)にも手を出す五郎。昔の仲間・深津(上田吉二郎)から、今どきは政治結社の方が儲かると聞かされた五郎は、何の政治信条もなしにボスの山井(城所英夫)と、胡散臭い元高校教師の犬丸(三井弘次)を思想顧問してに右翼団体を起ち上げて、名前を挙げるために世の中で話題の安保反対デモに殴り込みをかけるのだが・・・。(81分/白黒/シネマスコープ)[投票]
★5二階堂家物語(2018/日)奈良県天理市。二階堂家は代々続く地元の名家だ。ところが、土地の農作物を扱う会社の社長でもある家長の辰也(加藤雅也)は、跡取りの息子が他界し、それが原因で妻も家を去り落胆していた。家系が途絶えることに耐えられない母親のハル(白川和子)は、気心の知れた地元の娘、美紀(伊勢佳世)との再婚を半ば強引に薦めるが、辰也は秘書の沙羅(陽月華)に想いを寄せていた。一方、辰也の会社で働くやり手の洋輔(町田啓太)は、婿養子として娘の由子(石橋静河)と結婚してもよいと考え始めていた。二階堂家の跡継ぎ問題は、それぞれの思いを秘めながら地元の住人を巻き込んで、家族の軋轢と行き違いを生むのだが・・・。(105分) [more][投票]
★4チワワちゃん(2019/日)東京湾でバラバラ殺人事件が発生。ミキ(門脇麦)は被害者の若い女性が遊び仲間だったモデルの「チワワちゃん」だと知る。千脇良子(吉田志織)という彼女の本名すらミキは知らなかった。メディアのセンセーショナルな報道が続くなか、雑誌記者(栗山千明)から取材を受けたミキは、かつての遊び仲間のカツオ(寛一郎)やユミ(玉城ティナ) 、ナガイ(村上虹郎)ら と改めて「チワワちゃん」との思い出をだとり始めるのだった。だが「チワワちゃん」の恋人で彼女を最初に仲間に引き込んだヨシダ(成田凌)とは連絡がとれないままだった。1994年の岡崎京子の原作を現代に置き換えた27歳の二宮健による監督・脚本作。(104分)[投票]
★4デイアンドナイト(2019/日)地方の町で自動車整備工場を営んでいた父が亡くなり息子の幸次(阿部進之介)が帰郷する。父は大手企業の部品不良を告発したために窮地に追い込まれ自殺したのだ。「善と悪はどこからくるのか。自分は今、善と悪、どちらのなかにいるのだろうか」―父の日記にはそう記されていた。そして幸次の前に、二人の男があらわれる。ひとりは告発された企業の幹部・三宅(田中哲司)。もうひとりは、北村(安藤政信)と名のる地元の児童養護施設オーナーだ。やがて幸次もまた善と悪の境界に引き込まれていくのだった。主演の阿部が企画・原案、俳優の山田孝之が製作し同世代の藤井道人が監督したオリジナル・クライムサスペンス。(134分)[投票]
★5ニースについて(1929/仏)南フランスのリゾート地ニースに集うブルジョア・バカンス客、瀟洒な街並、カーニバルの狂騒、庶民の営みをエネルギッシュなカッティングで描く皮肉と批判精神に富んだ短編映像スケッチ。以降、コンビを組む撮影者ボリス・カウフマンとの共同監督による、25歳のジャン・ヴィゴ初監督作品。(モノクロ/スタンダード/23分)[投票]
★4迫り来る嵐(2017/中国)1997年、中国。地方の古い国営製鉄所。仕事熱心な保安部員ユィ(ドアン・イーホン)は独自の調査で工場内の不正をあばき“名探偵”と呼ばれ悦に入っていた。そんななか猟奇的な連続女性殺人事件が発生する。工場の人間が関係しているとにらんだユィは、警察のジャン警部(トゥ・ユアン)の捜査に首を突っ込み始めるのだった。やがて、リストラで職を失ったユィは、厳しい現実から目をそらすように犯人探しにさらに没頭し、ついに真犯人の出現を期待して自分の恋人イェンズ(ジャン・イーェン)を監視し始める。そして歳月は流れ、2008年。あの時の出来事は、記憶と現実と幻想の境で混沌としていた。ドン・ユエの初長編監督作。(119分)[投票]
★4その女を殺せ(1952/米)シカゴ。長距離列車から二人の刑事が降り立つ。ウォルター(チャールズ・マグロー)とガス(ドン・ベドウ)だ。彼らの任務は、殺されたマフィア幹部のニール夫人(マリー・ウィンザー)をロサンゼルスまで護送することだった。夫人はロスで開かれる裁判で証言し賄賂の記録帳を提出することになっていたのだ。早々に、マフィアの殺し屋たちが彼らを襲撃する。ギャングの妻だけに気が強い夫人を説き伏せて、どうにかウォルター刑事はロス行の夜行列車に乗り込むが、好奇心旺盛な少年や清楚なアン婦人(ジャクリーン・ホワイト)ら乗り合わせた客を巻き込みながら、大陸横断鉄道という密室で殺し屋たちとの攻防が続く。(72分/白黒/スタンダード)[投票]
★5拾った女(1953/米)NYの地下鉄。スリの常習犯スキップ(リチャード・ウィドマーク)は、ある女の財布を抜き取った。その女キャンディ(ジーン・ピータース)は、自らも知らぬうちに共産主義組織から機密フィルムの運び屋にされていたのだった。元恋人で組織の手先である依頼主のジョーイ(リチャード・カイリー)は、キャンディを使ってフイルムを取り戻そうとする。一方、情報屋のモウ(セルマ・リッター)からフィルムの在りかを知った警察のタイガー警部(マーヴィン・ヴァイ)は、スパイ組織を一網打尽にしようとスキップとキャンディを泳がせながら監視するのだった。サミュエル・フラーのフィルムノアール。(80分/白黒/スタンダード)[投票]
★5みんなの学校(2014/日)特別な支援が必要な児童も広く受け入れ、子供たち全員が同じ教室で学ぶ公立小学校の1年を追ったドキュメンタリー。大阪市立大空小学校は、校長の木村康子の「すべての子供を受け入れる」という方針のもと、約220人の児童のうち30人が発達障害や言動に問題がある特別支援教育の対象児童だ。ここへは他の学校から子供たちが居場所を求めて集まってくる。転校してきたセイシロウは校内で2時間過ごすのが限界。カズキは「あの子と同じ学校には通わせらえれない」と言われた問題児。ユズキはすぐにキレて暴力をふるうと申し送られ転校してきた。大空小では教職員、保護者、地域住民、そして児童たちが一丸となって「みんなの学校」づくりを目指す。(106分) [more][投票]