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ぽんしゅうさんのあらすじ: 更新順

★4絵を描く子供たち(1956/日)小学校1年生の図画工作の授業にカメラを持ち込み、児童たちが描く絵の変遷を通して心の発達や人間関係の変化を見つめるドキュメンタリー。始めて画用紙を前にして絵を描くように言われた入学まもない子供たち。彼らの様子はさまざまだ。いきなり画用紙いっぱいに色を塗りたくる元気な子。所在なげな一軒家と小さな花を一輪だけ描く子。どうして良いか分からず、周りの子どもが何を描くのかを見まわす子。最後まで何も描けない子。それから約7ヶ月間、子供たちの描く絵を撮り続け、心の成長と共に彼らの画が変化していく過程が描かれる。教育記録映画ながら一般映画と併映で公開された羽仁進監督の劇場デビュー作。(38分/パートカラー/スタンダード) [more][投票]
★4教室の子供たち(1955/日)小学校2年生の教室にカメラを持ち込み、児童の日常の行動や態度を記録し、個性に応じたきめ細かな指導の必要性を説くドキュメンタリー。映画は担任の女性教師のナレーションで進行する。活発で学習意欲の旺盛な子、仲間の輪に入れない内気な子、おしゃべりで表現力の豊かな子。そんな、個性豊かな子供たちの様子をつぶさに観察しながら女性教師は、ひとり一人への対応を工夫する。そして、家庭訪問で子どもの生活の背景を知ることや、グループ授業を通じて築かれる子供たちの交感の重要性が紹介されていく。とらえられた子供たちの自然な姿が驚愕を集め、ドキュメンタリーの概念を変えたと評された羽仁進の教育映画。 (29分/白黒/スタンダード) [more][投票]
★3ブワナ・トシの歌(1965/日)東アフリカの奥地。ケニアとタンガニーカの国境付近。大学の調査隊が滞在するプレハブ施設を建てるため、先行して片岡俊男(渥美清)が、はるばる日本から一人でやってきた。やっとたどり着いた集落には、待っているはずの日本人がおらず、言葉もろくに通じない俊男は途方に暮れてしまう。村人たちから「トシ」と呼ばれ、徐々に集落の生活に溶け込み始めた俊男は、通りすがりの旅人ハミシを雇ってプレハブの家作りを開始する。やがて、手伝いの男たちも増え始めるが、家など見たことのない彼らの作業は遅々として進まないのだった。独自の手法で、教育映画から一般映画に進出した羽仁進監督によるオール・アフリカ・ロケの異色作。(98分/カラー)[投票]
★4お盆の弟(2015/日)デビューして以来、5年間新作が撮れないまま40歳目前の映画監督タカシ(渋川清彦)は、妻(渡辺真起子)から愛想をつかされ、病み上がりの兄(光石研)の看病にかこつけて群馬の実家に居候していた。気がやさしくて人のいいタカシは、新作さえ撮れれば妻とよりを戻せると信じて、同級生で今は実家の饅頭屋を継いでいる売れない脚本家の藤村(岡田浩暉)と新作の企画を練っていた。そんなおり、藤村はやっとできた彼女(後藤ユウミ)の頼みを断りきれず、独身だと嘘をついてタカシを彼女の親友の涼子(河井青葉)に紹介してしまうが・・・。主人公に自分の姿を重ねた大崎章のデビューから9年ぶりの監督第2作。(107分/白黒)[投票]
★4異魚島(1977/韓国)海で遭難した者がいきつくと言い伝えられる幻の異魚島(イオド)。韓国、済州島の観光ホテルが企画した異魚島ツアーで、その呪われた島の名を聞いてツアーの中止を強硬に訴えた地元新聞の記者チョン・ナムソク(チェ・ユンソク)が船から姿を消した。彼を海に突き落としたと嫌疑をかけられたホテルの企画部長ソヌ・ヒョン(キム・ジョンチョル)は、失踪の謎を探るためナムソク記者の生家がある波浪島を訪れる。ナムソクの家は代々漁師で、その家の男はみな海の悪霊に憑りつかれ死んだという。ナムソク少年もまた、自分の父の死を目の当たりにし、婚約者のミンジャを捨てて島を出たのだという。種と子孫継承をめぐる幻想ミステリー。(111分)[投票]
★3死んでもいい経験(1988/韓国)子供ができないことを保険セールスマンの夫(キム・ビョンハク)とその両親から責められ、無理やり離婚させられた若い妻(ヒョン・ギルス)がいた。しかし、二人の間に子供ができない原因には、夫の素行に関係した恐るべき事実が隠されていた。一方、息子を事故で亡くして以来、その原因となった夫を恨み、狂ったように毎夜男を求めてさまよう中年女(ユン・ヨジョン)がいた。子供が欲しい、そんな二人の女が出会い、そして、中年女は若い妻にある提案を持ち掛けた。その情念は狂ったように暴走し周りの者たちを破滅へと追い込んでいく。「女シリーズ」の集大成にしてキム・ギヨン監督の遺作となった怪作サスペンス。(95分)[投票]
★3欲動(2014/日)看護師のユリ(三津谷葉子)は夫の千紘(斎藤工)と、出産を間近に控えた千紘の妹の九美(杉野希妃)の住むバリ島を訪れた。心臓に病気を抱えた千紘にとって、これは死と隣り合わせの旅でもあった。九美と夫のルーク(トム・メス)は、千紘の病状を案じつつも明るく二人を迎える。ユリは看護師らしく、かいがいしく夫の介助をするが、千紘にはそれが疎ましく思える瞬間があった。ついに二人は口論になり、ユリはその場を飛び出してしまう。見知らぬ土地で途方に暮れるユリに、現地でカメラマンをしている日本人の木村(高嶋宏行)が声をかけてきた。杉野希妃初監督作品で釜山国際映画祭、最優秀新人監督賞を受賞。(97分)[投票]
★4雪女(2016/日)吹雪にみまわれた猟師の巳之吉(青木崇高)と茂作(佐野史郎)は、なんとか山小屋にたどりつき衰弱しきった身体を横たえ眠り込んでしまった。夜中に胸騒ぎで目をさました巳之吉は、雪のように美しい女が茂作の命を吸いとるように奪うのを目撃してしまう。女は「このことを人に話したらしたら、お前の命を奪う」と言い残し去っていった。茂作の一周忌に山小屋を訪ねた巳之吉はユキと名のる女(杉野希妃)に出会う。あの晩の女にそっくりなユキに茂作は魅入られ、二人は結ばれ娘のウメを授かる。そして14年。ウメ(山口まゆ)は母親に良く似た美しい少女に成長していた。小泉八雲の怪談を元にした杉野希妃の監督第3作。(95分)[投票]
★3マンガ肉と僕(2014/日)醜く太った女子大生の熊堀サトミ(杉野希妃)は、唯一自分をさけない同級生ワタベ(三浦貴大)に目をつけ彼の部屋に居ついてしまった。それは同棲ではなく、まさに寄生だった。マンガに出てくるような「骨付き肉」を貪り喰いながら、やがてサトミはワタベを支配していく。サトミは上辺の美しさしか見ない男たちを不快に思い、男を避けるために食い、太り続けているのだった。そんなときワタベに、バイト先で知り合った菜子(徳永えり)が、彼が弁護士志望だと知って猛然とアプローチをかけてきた。プロデューサー、女優として異色作に携わってきた杉野希妃の監督第2作。原作は「女による女のためのR-18文学賞」受賞の同名小説。(94分)[投票]
★2禁忌(2014/日)女子高の数学教師サラ(杉野希妃)は恋人(山本剛史)がいながら、彼女を慕う生徒の苗(藤村聖子)と関係を持っていた。ある日、幼いころに離別した大学教授の父親、小波(佐野史郎)が暴行事件に巻き込まれ入院したとの知らせを受け、唯一の身内としてサラは、しぶしぶ父の世話をすることになった。そして、父の身の回りの品をとりに行った屋敷の地下室で、サラは手足拘束されて監禁されている少年の望人(太賀)を見つけるのだった。同じころ、警察は小波が小児性愛者であることを突き止め、児童買春の嫌疑で捜査に乗り出していた。女優・監督としても活躍する杉野希妃プロデュースによる和島香太郎監督の初長編作。(73分)[投票]
★3断食芸人(2015/日=韓国)福島原発で核が爆発した日本。ある商店街の片隅に男(山本浩司)が座り込んだ。何かの抗議なのか、芸術活動なのか、ただの気まぐれか。何も話さず、何も口にしない男の存在に、周りの人々が反応し始める。SNSに写真が投稿され、テレビの取材が殺到し騒ぎは広がり、次々と得体の知れない者たちが押しかける。国から派遣された女医(伊藤弘子)は定期的に男を検診し、やがて興行師(桜井大造)と呼び込み屋(流山児祥)が男を檻で囲い、機関銃を持った兵士(本多章一)が監視につき、ついに男は〈断食芸人〉になった。人々はこの男に何を求め、男は人々に何をもたらすのだろうか。フランツ・カフカの同名小説を足立正生が映画化。(104分)[投票]
★4下衆の愛(2015/日)インディーズの売れない39歳の映画監督テツオ(渋川清彦)は、自尊心は高いが金なしの甲斐性なし。参加費をとってワークショップを開き、集まった女優志望者をあさる下衆野郎だ。テツオを崇拝する助監督のマモル(細田善彦)は自らのハメ撮りAVで生活費を稼ぎ、売れない女優の響子(内田慈)は“枕営業”にはげむ。そんな映画界の最底辺でくすぶるテツオが、才能溢れる女優志望の新人ミナミ(岡野真也)に惚れ込み一念発起。勝負を賭けた新作を撮ろうとプロデューサーの貴田(でんでん)に持ち掛けるが、口先ばかり調子よく話がなかなか進まない。そんなとき、商業映画の売れっ子監督(古舘寛治)がミナミに目をつけるのだった。(110分)[投票]
★4玄海灘は知っている(1961/韓国)太平洋戦争中、朝鮮人のア・ロウン(キム・ウナ)は日本軍の学生兵として名古屋の部隊に配属される。朝鮮人は上官に反抗的だという偏見をもつ森上等兵(イ・イェチュン)は、ア・ロウンと彼をかばう同じ学生兵の井上(イ・イェチュン)に教育と称して凄まじい暴力と屈辱的いじめを繰り返す。そんな日々のなか、朝鮮人に偏見のない中村上等兵(キム・ジンギュ)の家に招かれたア・ロウンは、姪の秀子(コン・ミドリ)と恋に落ちる。しかし、秀子の母(チュ・ジュンニョ)から交際をとがめられたア・ロウンは隊を抜け出し、秀子と戦火のなか駆け落ちをはかるのだった。作家ハン・ウンサの実体験をもとにた小説の映画化。(117分/白黒)[投票]
★3エミアビのはじまりとはじまり(2016/日)人気が出始めた若手漫才コンビ「エミアビ」の海野(前野朋哉)が自動車事故で死んでしまった。残された相方の実道(森岡龍)は、突然のことに涙も出ず自分が置かれた状況が実感できないでいた。しかも、海野の車に同乗していて一緒に亡くなった雛子(山地まり)は、コンビの恩人で芸に厳しく天才と呼ばれていた先輩漫才師・黒沢(新井浩文)の妹だった。二人がいったいどんな関係だったのか、黒沢はもちろん実道も知らなかった。実道はマネージャーの夏海(黒木華)とともに、お悔みのために、今は芸人を引退している黒沢の家を、久しぶりに訪ねるのだった。傷心のお笑い芸人たちの再生を描くファンタスティック・コメディ。(87分)[投票]
★3ホワイトリリー(2016/日)閑静な住宅街の陶芸教室。テレビ出演や業界の行事に忙しい主催者で著名な陶芸家・登紀子(山口香緒里)に代わって、内弟子のはるか(飛鳥凛)が教室を仕切っていた。住み込みで先生の私生活の世話からマネージメントまでこなすはるかには、もうひとつの重要な役割があった。男を連れ込み奔放な情事にふけるものの、それでも満たされない登喜子の夜の相手を務めるのだ。はるかの愛撫に悶え打ち震える先生をみるとき、はるかは至極の幸福に満たされるのだった。そんなある日、有名陶芸家の息子・悟(町井祥真)が新弟子として同居することになる。日活ロマンポルノ45周年記念、中田秀夫監督のロマンポルノ・リブートプロジェクト第五弾(80分)[投票]
★2ジムノペディに乱れる(2016/日)国際映画祭で評判をとった監督の古谷(板尾創路)だが、今は低予算の仕事でしのぐのがやっと。久しぶりの新作の現場で、ラブシーンを嫌がる主演女優の安里(岡村いずみ)と衝突。女優が降りて制作が中止になってしまった。成すすべもなく気力の失せた古谷は、昔から関係が続く人妻のスタッフとホテルで一夜を過ごす。翌朝、偶然出会った映画学校の教え子の結花(芦那すみれ)に誘われるまま関係を持ってしまった。それが、次々と女たちの間を渡り歩く古谷の一週間の始まりだった。癒されね孤独を引きずり彷徨う古谷が行き着いた先は・・・。日活ロマンポルノ45周年記念、行定勲監督のロマンポルノ・リブートプロジェクト第一弾(83分)[投票]
★4牝猫たち(2016/日)池袋の同じ店で働く風俗嬢の雅子(井端珠里)、結依(真上さつき)、里枝(美知枝)は気の合う遊び仲間だ。店への不満を愚痴り合う気の置けない仲だが、互いの本当の名前は知らないし、それぞれが抱えた事情にも立ち入らない。彼女たちが男と触れ合うのは、あくまでも生きるためのビジネスだ。そんな彼女たちの盗撮映像がネットに流出してしまった・・・。引きこもり、独居老人、虐待児童、二流芸人、ネットカフェ難民、不妊夫婦、ネグレクトマザー。闇を抱えながら、いつしか寂しさを表に出すすべを忘れてしまった男と女たちの現代風俗物語。日活ロマンポルノ45周年記念、白石和彌監督のロマンポルノ・リブートプロジェクト第三弾(84分)[投票]
★4風に濡れた女(2016/日)都会を逃げ出し、海に面した山あいで自給自足の生活をしていた元劇作家の高介(永岡佑)は、ある日、不思議な女・汐里(間宮夕貴)に出会う。行くあてがないという汐里は、身体を売るので泊めてくれと強引に高介が暮らす小屋までついてくるが、高介は相手にせず追い返してしまう。後日、高介は近所のカフェでオーナー(テイ龍進)を誘惑して住み込みで働く汐里に再会する。汐里は宿泊を断られたことを根に持って、まるで攻め立てるように猛然と高介の欲情を煽り始めるのだった。そんなとき、劇団仲間で元恋人の響子(鈴木美智子)が訪ねてくる。日活ロマンポルノ45周年記念、塩田明彦監督のロマンポルノ・リブートプロジェクト第二弾(78分)[投票]
★4だれかの木琴(2016/日)新居の近くの美容室を訪れた主婦の小夜子(常盤貴子)は、優しく髪にふれる美容師の海斗(池松壮亮)に心がざわめいた。その夜、届いた海斗からの営業メールに小夜子は返信を送る。それをきっかけに、小夜子は頻繁に店を訪れ、営業メールにも親しげに返信を送り続けた。海斗の恋人・唯(佐津川愛美)は小夜子の異常な行動に心穏やかでないが、ただの得意客のひとりだと取り合わない。一方、小夜子はいきいきと輝き始めるが、夫(勝村政信)は妻の変化にまったく気づかない。そんな両親に中学生の娘カンナ(木村美言)は不信感を持ち始める。心の隙に入り込んだ若い男に執着する平凡な主婦を描く井上荒野の同名小説の映画化。(112分) [投票]
★314の夜(2016/日)1987年。関東の田舎町。夏休みを迎えた中学生のタカシ(犬飼直紀)の気分は冴えなった。家には謹慎中の父(光石研)がずっとおり、母(濱田マリ)と祖母がギクシャクしている。暴走族と付き合っているらしい隣の幼なじみのメグミ(浅川梨奈)の巨乳にもムラムラする。柔道部の竹内(河口瑛将)、ミツル(青木柚)、サトシ(中島来星)とテキトーな練習をして時間を潰す毎日だ。そんなある日、町のレンタルビデオ屋にサイン会のためにAV女優の“よくしまる博子”がやってくるという噂が流れていた。なんと“よくしまる”はオッパイをさわらせてくれるらしい。『百円の恋』で日本アカデミー賞最優秀脚本賞の足立紳初監督作。(113分)[投票]