コメンテータ
ランキング
HELP

ぽんしゅうさんのあらすじ: 更新順

★4迫り来る嵐(2017/中国)1997年、中国。地方の古い国営製鉄所。仕事熱心な保安部員ユィ(ドアン・イーホン)は独自の調査で工場内の不正をあばき“名探偵”と呼ばれ悦に入っていた。そんななか猟奇的な連続女性殺人事件が発生する。工場の人間が関係しているとにらんだユィは、警察のジャン警部(トゥ・ユアン)の捜査に首を突っ込み始めるのだった。やがて、リストラで職を失ったユィは、厳しい現実から目をそらすように犯人探しにさらに没頭し、ついに真犯人の出現を期待して自分の恋人イェンズ(ジャン・イーェン)を監視し始める。そして歳月は流れ、2008年。あの時の出来事は、記憶と現実と幻想の境で混沌としていた。ドン・ユエの初長編監督作。(119分)[投票]
★4その女を殺せ(1952/米)シカゴ。長距離列車から二人の刑事が降り立つ。ウォルター(チャールズ・マグロー)とガス(ドン・ベドウ)だ。彼らの任務は、殺されたマフィア幹部のニール夫人(マリー・ウィンザー)をロサンゼルスまで護送することだった。夫人はロスで開かれる裁判で証言し賄賂の記録帳を提出することになっていたのだ。早々に、マフィアの殺し屋たちが彼らを襲撃する。ギャングの妻だけに気が強い夫人を説き伏せて、どうにかウォルター刑事はロス行の夜行列車に乗り込むが、好奇心旺盛な少年や清楚なアン婦人(ジャクリーン・ホワイト)ら乗り合わせた客を巻き込みながら、大陸横断鉄道という密室で殺し屋たちとの攻防が続く。(72分/白黒/スタンダード)[投票]
★5拾った女(1953/米)NYの地下鉄。スリの常習犯スキップ(リチャード・ウィドマーク)は、ある女の財布を抜き取った。その女キャンディ(ジーン・ピータース)は、自らも知らぬうちに共産主義組織から機密フィルムの運び屋にされていたのだった。元恋人で組織の手先である依頼主のジョーイ(リチャード・カイリー)は、キャンディを使ってフイルムを取り戻そうとする。一方、情報屋のモウ(セルマ・リッター)からフィルムの在りかを知った警察のタイガー警部(マーヴィン・ヴァイ)は、スパイ組織を一網打尽にしようとスキップとキャンディを泳がせながら監視するのだった。サミュエル・フラーのフィルムノアール。(80分/白黒/スタンダード)[投票]
★5みんなの学校(2014/日)特別な支援が必要な児童も広く受け入れ、子供たち全員が同じ教室で学ぶ公立小学校の1年を追ったドキュメンタリー。大阪市立大空小学校は、校長の木村康子の「すべての子供を受け入れる」という方針のもと、約220人の児童のうち30人が発達障害や言動に問題がある特別支援教育の対象児童だ。ここへは他の学校から子供たちが居場所を求めて集まってくる。転校してきたセイシロウは校内で2時間過ごすのが限界。カズキは「あの子と同じ学校には通わせらえれない」と言われた問題児。ユズキはすぐにキレて暴力をふるうと申し送られ転校してきた。大空小では教職員、保護者、地域住民、そして児童たちが一丸となって「みんなの学校」づくりを目指す。(106分) [more][投票]
★2神聖なる一族24人の娘たち(2012/露)ロシアの西部、ヴォルガ川流域のマリ・エル共和国。独自の言語・宗教と世界観を持ち、その地に暮らすマリ人に伝わる説話をもとに創作された物語。24人の女たちの「性」と「生」と「死」をめぐるエピソードが、美しい四季の移ろいと共に綴られる。森の精霊に夫を奪われかける女。若い男の亡霊たちの前で裸で踊る娘たち。別れた青年によってゾンビを送りつけられる都会で暮らす娘。死の世界へ向かう夫を、墓場から自宅の葬送パーティーに招く妻と娘。それは、リアルな問題でありながら、夢の中の出来事のようでもある。民俗学者であり、作家のデニス・オソーキンの原作・脚本をロシア気鋭の監督アレクセイ・フェドルチェンコが映画化。(106分)[投票]
★4サファリ(2016/オーストリア)動物の皮や頭部のはく製を目的に狩猟をする「トロフィー・ハンティング」は、欧米の中産階級向けのレジャーとして合法的な産業となっている。その実態を醒めた視線で描くウルリヒ・ザイドゥルのドキュメンタリー映画。商業化したハンティング・ツアーは、今やアフリカ諸国の重要な観光資源のひとつとして定着し、業者の手で繁殖された動物は種別ごとに値段を付けてハンターたちに提示され、現地ガイドが獲物のいる場所まで案内してくれるのだ。ナミビアを舞台に嬉々として動物を狩るドイツやオーストリアのハンターたち。食用の肉を得るために獲物の解体作業に従事する現地人たち。彼らを淡々と追うカメラは人間の業や矛盾をあぶりだす。(90分)[投票(1)]
★2スターシップ9(2016/スペイン=コロンビア)地球の汚染から逃れ宇宙船「スターシップ9」は遠い惑星を目指していた。乗員は生れて以来この宇宙船で暮らしている20歳のエレナ(クララ・ラゴ)だた一人。両親は3年前に酸素を節約するため泣く泣く宇宙船を去っていたのだ。ある日、酸素供給装置の不具合を修理するため母船からエンジニアの青年アレックス(アレックス・ゴンザレス)がやってきた。エレナにとって両親以外に初めて接する生身の人間であり男だった。エレナは、このまま人間らしい生活を知らずに年をとってしまう不安を嘆きアレックスにキスを求めて迫るのだった。人類の未来を賭けた重大な使命のなか恋に落ちた二人には、思いもかけない“新たな未来”が待っていた。(95分)[投票]
★2スティルライフオブメモリーズ(2018/日)スティル・ライフとは“静物”の意味。若手の写真家、春馬(安藤政信)の写真展を訪れた地方の写真美術館の学芸員の怜(永夏子)は、彼の“静物”写真に魅入られてしまう。後日、春馬に怜から撮影の依頼が入る。条件は何も訊ねないこと、ネガは怜が買い取ること、そして被写体は彼女自身の性器。当初は戸惑った春馬だが、やがて撮影に没頭しはじめ、その被写体に本気で取り組む決心をし、妊娠中の恋人、夏生(松田リマ)にいきさつを告白するのだった。四方田犬彦の評論「映像要理」で紹介されたフランスの画家・写真家アンリ・マッケローニの「女性器写真集」に着想を得た矢崎仁司のアート風ムービー。(107分)[投票]
★3奈良には古き仏たち(1953/日)文化財保護活動の一環として製作された、奈良の仏像を紹介する短編ドキュメンタリー。飛鳥の里の寺院や街道を巡り、自然と調和しながら歴史を刻んできた数々の木彫や石彫仏像が、その由来や、文化的、美術的意義とともに紹介される。名匠清水宏監督の独立プロ「蜂の巣映画」の作品で、フィルモグラフィーには載っていたが長いあいだ存在が確認できずにいたが2000年代になって発見された。(37分/モノクロ/スタンダード) [投票]
★3劇場版 テレクラキャノンボール2013(2014/日)「テレクラキャノンボール」とは、6人のAV監督が、車3台、バイク2台で東京を出発し、仙台、青森、札幌を目指し爆走するナンパレース。各都市で男たちはテレクラ、出会い系サイト、デート喫茶、路上ナンパを駆使し、素人女をゲットして「ハメ撮り」映像を作る過程を点数化。優勝者には、AV女優「神谷まゆ」と「新山かえで」がボールガールとして進呈される。ルールは簡単そうで実は複雑、男どもは悪戦苦闘。登場する素人女たちの個性に、唖然、騒然。毎晩開かれる、その日の「成果」を競う報告会は、驚きと、爆笑と、呆れが渦巻くのだった! 1997年に始まったカンパニー松尾監督の人気シリーズ5作目で、10時間に及ぶAVを再編集した劇場版。(132分)[投票]
★4バット・オンリー・ラヴ(2015/日)高校教師だった佐々木(佐野和宏)は咽頭がんで声を失い引退し、今は勝手きままだった人生を反省し妻の晴美(円城ひとみ)と2人で仲睦まじく暮らしていた。そんなとき、佐々木は娘(芹澤りな)と自分の血液型が一致しないことを知ってしまう。娘の父親はいったい誰なのか。ふくらむ疑念と嫉妬で佐々木は混乱するが、晴美を問いただすことができず、まさに声なき叫びをあげるだけだ。途方にくれた佐々木は、町で知り合った同年輩の熟年男、山岡(飯島洋一)のある提案にのることとにした。佐々木は晴美を誘って、山岡とその愛人(酒井あずさ)とともに温泉旅行に出かけるのだった。それはまた、妻の裏切りへの復讐の旅でもあった。(89分) [more][投票]
★4緑色の髪の少年(1948/米)ロンドンの戦禍で両親を亡くしたピーター(ディーン・ストックウェル)は、老芸人(パット・オブライエン)に引き取られアメリカで暮らし始める。ピータは孫のように扱われ老芸人を“おじいさん”と呼んで慕った。町の人たちからも可愛がられ、ブランド先生(バーバラ・ヘイル)や級友たちとも仲良く過ごし、いつしか両親のいない淋しさも忘れていた。しかし、学校であった戦災孤児救済イベントをきっかけに自分の境遇の理不尽さに気づいてしまう。そして、ある日突然ピーターの頭髪が緑色に変わってしまった。みんな驚き緑の髪は伝染するという噂がひろがり始める。ジョセフ・ロージーのファンタジー反戦映画。(82分/カラー/スタンダード)[投票]
★4罠(1949/米)宵闇せまる場末のボクシング場に次々と観客が集まってくる。35歳のボクサー、ストーカー(ロバート・ライアン)の対戦相手は、23歳の伸び盛りネルソン(ハル・フィーバーリング)だった。ストーカーの妻ジュリー(オードリー・トッター)は、力の落ちた夫の身体を案じて決定的な敗北をする前に引退するよう強く勧め口論になってしまう。そのころ、ストーカーのマネジャー(ジョージ・トビアス)は、ネルソンの後見人で街の顔役(アラン・バクスター)から、わざと負けるように依頼され大金を受けとっていた。しかし、マネージャーは八百長話しを本人に伝えずにいた。映画内時間と上映時間がシンクロして話は進む。(73分/白黒/スタンダード)[投票]
★3過去を逃れて(1947/米)地方でガソリンスタンドを営みながら、地元の恋人アン(ヴァージニア・ヒューストン)との暮らしを考えていた元NYの探偵ジェフ(ロバート・ミッチャム)は、かつての依頼主ウィット(カーク・ダグラス)から呼び出された。かつての依頼とは、大金を持ち逃げした愛人のキャシー(ジェーン・グリア)を探して欲しいというものだった。その時のジェフには、キャシーとの間に他人に言えない苦い思い出があった。ウィットの屋敷についたジェフは驚いた。そこには、何食わぬ顔をしたキャシーがいたのだ。新たな仕事を依頼されたジェフだが、何か裏があると感じるのだった。ハードボイルド・タッチのフィルムノワール。(97分/白黒/スタンダード)[投票]
★4国歌(2006/タイ)タイの映画館では上映前に国王の映像とともにを国王を称える歌が流れ、観客全員が起立してこれに敬意を示す習慣があり、起立を怠ると刑法に違反し罰せられることもあるという。この賛歌は第二の国歌として国民の生活に定着しているという。そんな映画館の習慣にインスパイアされたタイの異才アピチャッポン・ウィーラセタクンがイメージを映像化した短編作品。(5分)[投票]
★4肉体の約束(1975/韓国)男に利用され騙され続け、身も心もボロボロになったヒョンス(キム・ジミ)は犯罪を犯しは女囚となった。模範囚として外出許可を得たヒョンスは、付添の女看守(パク・チョンジャ)とともに母の墓参りむかう。その途中の列車で向かいの席に座ったフン(イ・ジョンギル)という若い男と出会う。フンはヒョンスが気になり、さかんに気を引こうとするが囚人の身である彼女が心を許すはずもない。ついに、女看守が自分たちの身分を明かすが、ヒョンスの境遇に共感をいだいたフンはますます彼女への思いを募らせる。そして、二人は2年後の再開を約束するのだが・・・。(105分)[投票]
★4オース! バタヤン(2013/日)平成18年。大阪、鶴橋にある小学校の体育館に大勢の観客が集まった。鶴橋が第二の故郷だと語るバタヤンこと田端義夫の歌謡ショーが始まるのだ。1919年生まれの田端は当時87歳。電気ギターを高く抱え込んでマイクの前に立つ独特のスタイルは健在で、今でもファンは熱狂と陶酔の眼差しで彼を迎える。司会者浜村淳が軽妙に語る生い立ちと貧困、デビュー、女、ギター、戦争などの逸話に沿って寺内タケシ立川談誌、さらに新旧の音楽業界関係者、そして妻(勝山尋美)と娘(紗穂里)ら多くの証言者によって田端の人となりと魅力が紹介される。戦前、戦中、戦後を通じて親しまれ続けた歌手、田端義夫の音楽ドキュメンタリー。(95分) [more][投票]
★4こっぱみじん(2013/日)楓と兄の隆太、そして拓也は子供のころいつも一緒に遊んだ幼なじみ。今、楓(我妻三輪子)は、何となく選んだ美容師になって一年目。専門学校時代からの彼氏と惰性で付き合い、目標のない日々を過ごしていた。そんなある日、看護師になって町を出ていた拓也(中村無何有)が、地元の病院に職を得て数年ぶりに戻ってきた。初恋の相手の帰郷に楓は胸をときめかせ、気を引こうとさりげなくアプローチをかける。ところが、拓也が思いを寄せている相手は、なんと楓の兄隆太(小林竜樹)だった。しかし、隆太には婚約者の有希(今村美乃)がおり、当然、拓也の思いなど知る由もない。そして、有希が妊娠していることが分かるのだが・・・。(88分)[投票]
★5希望の樹(1976/グルジア=露)ロシア革命前のジョージア(グルジア)の古い因習に支配されたある村。過去の王国の栄光に固執する学者。革命を待ちわびるアナキスト。怠けて働かない巨漢の青年。奇跡を信じ「希望の樹」を探す夢想家。恋人の思い出に生きる厚化粧の老女。肉体を誇示し男を誘う多情な女。物欲を隠さない神父。村には時代の狭間を感じ取るそんな変わり者たちがいた。聖女のように美しい娘マリタ(リカ・カヴジャラーゼ)は貧しい牧童(ソソ・ジャチヴリアニ)と恋に落ちる。しかし、村の長老(コテ・ダウシヴィリ)が無理やりマリタを村一番の金持ち青年(ザザ・コレリシヴィリ)と結婚させてしまったことで悲劇が起きる。(カラー/スタンダード/107分) [more][投票]
★4来る(2018/日)結婚して2年。娘の知紗を溺愛する田原(妻夫木聡)は、自他ともに認める育メンパパだ。妻の香奈(黒木華)は外づらの良い夫に振り回されつつも従順にしたがっていた。屈託なく明るい田原だが、幼時に失踪した近所の少女の記憶がトラウマとなって心に陰を残していた。そんな田原の周りで、奇怪な超常現象が起き始める。あまりの異常さに恐怖を感じた田原は、友人の民俗学者・津田(青木崇高)に相談し、オカルトライターの野崎(岡田准一)と霊媒師の血をひく真琴(小松菜奈)を紹介される。しかし、迫りくるその得体の知れない強大な「邪悪な何か」をまえにして、田原たちの弱さや狡さが次々と露呈し始めるのだった。(134分)[投票]