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ぽんしゅうさんのあらすじ: 更新順

★4COLD WAR あの歌、2つの心(2018/ポーランド=英=仏)1949年、ポーランド。民族音楽舞踏団の創設メンバーのヴィクトル(トマシュ・コット)は、オーディション会場で勝気な少女ズーラ(ヨアンナ・クーリク)の歌の上手さと彼女が醸し出す不思議な魅力に心を奪われる。ズーラはある事件を起こし執行猶予中の身だと言う。二人は激しい恋に落ち3年、ソ連の支配のもと自由な活動が出来なくなったヴィクトルは、ズーラを誘って西側へ亡命をはかるが、彼女は約束の場所に現れなかった。さらに2年後、ジャズピアニストとなったヴィクトルは舞踏団のツアーでパリを訪れたズーラと再会する。それは15年間に渡り冷戦下の東西を巡る二人の数奇な恋愛模様の、まだ序章にすぎなかった。(88分/白黒/スタンダード)[投票]
★3スケート・キッチン(2018/米)内気な17歳の少女カミーユ(レイチェル・ヴィンベルク)だが、スケートボードに対する情熱だけはひと一倍。ところが、熱中するあまりケガをしてしまい、二人暮らしの母親からスケボーを禁止されてしまう。することもなく動画サイトを見ていたカミーユは、ニューヨークのスケートパークで活動する同世代の女子グループを知り、居ても立ってもいられず母に内緒で仲間入り。人種や同性愛など気にしない女同志の付き合いを謳歌するうちスケボー男子(ジェイデン・スミス)に好意を持つようになるが・・・。ドキュメンタリーも手掛ける女性監督クリスタル・モーゼルが実際のストリート・スケボー・グループの少女たちを起用した青春ドラマ。(106分)[投票]
★3たちあがる女(2018/アイスランド=仏=ウクライナ)アイルランドの地方都市。合唱団の女性講師ハットラ(ハルドラ・ギェイルハルズドッティル)は、密かに地元の国策アルミニウム工場に過激な攻撃を仕掛ける環境保護活動家という、もうひとつの顔を持っていた。神出鬼没の執拗な攻撃で、たびたび工場の操業を止めてしまう彼女は、謎の闘志“山女”の異名で政府機関からも追われていた。同郷の牧場主(ヨハン・シグルズアルソン)や官僚(ヨルンドゥル・ラグナルソン)の助けを借りながら孤独な闘いを続けるハットラのもとに、長年待ち望んでいた養子縁組が成立したとの知らせが届く。ようやく母となる夢が叶ったハットラは、保証人になってくれる予定の双子の姉アウサ(二役)のもとを訪ねる。(101分)[投票]
★4町田くんの世界(2019/日)勉強も運動も苦手な、どこにでもいるフツーの高校生・町田君(細田佳央太)ですが、実はフツーではなかったのです。彼は困っている人を絶対に見過ごせず、悪意に満ちた出来事もすべて“善意”に解釈してしまういささか度の過ぎた博愛精神の人なのです。ときに理解不能なその言動は、周りの人を苛立たせ変人扱いされていました。そんな町田君が「人が大嫌い」で友だちを作ろうとしない孤独な猪原さん(関水渚)に“偶然”大接近。二人の心は近づいたり離れたり。これははたして“善意”なのか“恋”なのか? またしても、同級生のりら(前田敦子)や西野(太賀)たちをイラつかせるのでした。安藤ゆきの同名コミックの映画化。(120分)[投票]
★4私の20世紀(1989/独=キューバ=ハンガリー)1880年、米国でエジソンの白熱電球のお披露目イベントが華々しく開催されていた。同じとき、ブタペストで双子の姉妹(ドロサ・セグダ二役)が生れた。リリとドーラと名づけられた二人は、やがて孤児となりイブの夜に離れ離れになってしまう。そして1900年、20世紀を迎える大晦日。20歳になった二人は偶然、オリエント急行に乗り合わせ、リリは気弱な革命活動家、ドーラは華麗な美人詐欺師としてブタペストへ戻ってきた。そこで、世界中を巡る謎の男Z(オレーグ・ヤンコフスキー)は、双子だと気づかずに二人と付き合うことになる。ハンガリーの女性監督イルディコ・エニエディの初長編でカンヌの新人賞受賞作。(白黒/スタンダード/102分) [投票]
★4カモとねぎ(1968/日)ノーブルな風貌で策略家の詐欺師・石黒(森雅之)は、威勢のいいチンピラの丸木(高島忠夫)と器用な発明屋の森(砂塚秀夫)を使って、大道具、小道具を駆使した変幻自在の成りきりコスプレで荒稼ぎをしていた。その日も、八百長を仕掛けてた競艇でまんまと300万円を手にするが、ぼったくりバーのホステス麻美(緑魔子)に金を持ち逃げされてしまった。金は全部亭主の保釈金に使ってしまったと、麻美は言うのだが・・・。劇映画としては谷口千吉監督の遺作となったクライム・コメディ。(カラー/シネマスコープ/92分)[投票]
★2新聞記者(2019/日)政権を維持するために情報を操作し秘密裏にメディアに流すこと。それが、外務省から内閣情報調査室へ出向している杉原(松坂桃李)に与えられた国家公務員としての仕事だった。葛藤を覚えながらも上司の多田(田中哲司)に命じられるままに強引な情報を“作る”ことに専念していた。そんなおり、杉原が尊敬する外務省時代の上司・神崎(高橋和也)が自ら命を絶ってしまった。同じころ東都新聞の社会部記者・吉岡(シム・ウンギョン)は、何者かによって送られてきた「医療系大学院大学」新設に関する極秘文書の裏をとるよう、上司の陣野(北村有起哉)に指示される。東京新聞の望月衣塑子記者の著書に着想を得た政治サスペンス。(113分)[投票]
★5ウィーアーリトルゾンビーズ(2018/日)バズ事故で両親を一度に亡くしてしまった13歳の少年ヒカリ(二宮慶多)だが、ちっとも悲しくなんてなかった。そんなヒカリは火葬場で、同じ年頃のイクコ(中島セナ)、イシ(水野哲志)、タケムラ(奥村門土)と出会う。それぞれ悲劇にみまわれ親を失った境遇なのに、3人もまた全然泣けないでいた。まるでゾンビのように感情のない4人は、この先の希望も展望もないまま、ゲームの世界のキャラクターのように「世の中」の冒険へと旅立つが、すぐにホームレス生活寸前に。そこで4人は楽器を拾い集め、バンド“LITTLE ZOMBIES”を結成するのだった。サンダンス映画祭ショートフィルム部門のグランプリ監督、長久允の初長編作品。(120分)[投票]
★3旅のおわり世界のはじまり(2019/日=ウズベキスタン)バラエティ番組のリポーター・葉子(前田敦子)は、制作クルーとウズベキスタンを訪れていた。お目当ての“幻の怪魚”がなかなか現れず苛立つディレクターの吉岡(染谷将太)。そのビジネスライクな要求に、現地民との間に挟まれながらも誠実に役目を果たすコーディネーターのテムル(アディズ・ラジャボフ)。淡々と仕事をこなすベテランカメラマン岩尾(加瀬亮)と心優しいADの佐々木(柄本時生)。葉子は、そんなスタッフと一線を引いて与えられたことだけを孤独にこなしていた。英語すら話せず、困ったことが起きると逃げ出してしまう葉子だが、ある日街中で耳にした歌声に誘われるように美しい劇場へと導かれる。(120分)[投票]
★4洗骨(2018/日)沖縄の離島には死者を風葬にし、4年後にその骨を海水や酒で洗って正式にあの世に送る「洗骨」という風習があった。恵美子(筒井真理子)の「洗骨」のために、東京で一流企業に勤める新城家の長男剛(筒井道隆)と、名古屋で美容師をしている娘の優子 (水崎綾女)が島に帰って来た。ところが家長の信綱(奥田瑛二)は妻を亡くして以来腑抜けたように酒浸り。生活は乱れ家は荒れ放題。さらに驚いたことに未婚のはずの優子の腹は、今にも子供が生まれそうなほど大きかった。島中の噂になって優子と剛は激しく対立。一家は崩壊寸前。そんな新城家を信綱の勝気な姉、信子(大島蓉子)が「洗骨」に向けて取り仕切ろうとするのだが・・・。(111分) [more][投票]
★3エリカ38(2019/日)逃亡先のタイで、現地の若い男と暮していた日本人の女が逮捕された。マスコミの問いかけに若作りのその女は、名前はエリカ、歳は38、と応えた。女の本名は渡部聡子(浅田美代子)、六十歳を過ぎた初老の詐欺師だった。― 化粧品の紹介販売を組織化し小銭を稼いでいた聡子は、会長と呼ばれる謎の経営者、伊藤(木内みどり)と知り合い、国際的な支援事業を手がける平澤(平岳大)という紳士を紹介される。その弁舌と資金集めの手腕に魅了された聡子は、平澤の手先として自分のネットワークを使って事業への寄付金を募り始めるのだった。億単位の出資金詐欺をはたらいた実在の女をモデルにした犯罪ドラマ。(103分/スタンダード)[投票]
★4さよならくちびる(2019/日)インディーズの人気女性デュオ「ハルレオ」が最後のコンサートツアーに出発した。旅の終わり、函館でデュオは解散するのだ。曲作り担当のハル(門脇麦)は才能豊かだが性格は控えめでぶっきらぼうにも見える。一方、奔放で不器用なレオ(小松菜奈)は男にだらしがない。今は完全に仲たがいしてしまった二人を、ローディ兼マネージャーのシマ(成田凌)は醒めた目で突き放していた。浜松、四日市、大阪、新潟、酒田、弘前を巡り、ハルはレオに、レオはシマに、シマはハルに・・・三人の想いとすれ違いが回想を交えながら語られる。劇中曲を秦基博あいみよんが担当。塩田明彦原案、脚本、監督の音楽ロードムービー。(116分) [投票]
★4兄消える(2019/日)信州の上田。小さな鉄工所を受け継いだ鉄男(高橋長英)は、76歳まで結婚もせず工場を守り老老介護のすえ100歳の父を見送った。商店会長の加賀(金内喜久夫)、零細工場を営む渡辺(坂口芳貞)、弁当屋の坪内(原康義)ら幼なじみに、労をねぎらわれながら葬儀を済ませたころ、どこで父の死を知ったのか40年前に家を飛び出したきり音沙汰のなかった兄の金之助(柳澤愼一)が女を連れてひょっこり帰って来た。80歳の金之助は娘ほど年の離れた、どこか分けありそうなその女、樹里(土屋貴子)とまるで恋人気取り。二人は持ち前の明るさで老人仲間の人気者になってしまう。文学座のベテラン演出家西川信廣の初監督作。(104分)[投票]
★2誰もがそれを知っている(2018/スペイン=仏=伊)南米で暮らしているラウラ(ペネロペ・クルス)が娘のイレーネ(カルラ・カンプラ)を連れて、妹の結婚式のためにスペインの故郷に帰って来た。ラウラは老父母や姉妹、幼なじみで大規模なワイン農家を営むパコ(ハビエル・バルデム)との再会に上機嫌。かつて父の下で働いていたパコが、ラウラと恋仲だったことは町では有名な話だった。盛大な結婚パーティーが開かれた夜、娘のイレーネが忽然と姿を消し身代金を要求するメールが届いた。祝福の場が一転し、半狂乱のラウラ。そんななか夫のアレハンドロ(リカルド・ダリン)も駆けつけるが、裕福な資産家のはずだった彼は借金を抱えていて身代金を用意できる状況ではなかった。(133分)[投票]
★3嵐電(2019/日)京都市街を走る路面電車、通称「嵐電」をめぐるカップルの群像劇。電車の不思議な話を取材するライターの平岡(井浦新)は線路わきに部屋を借りた。そこは、京都出身の妻、斗麻子(安部聡子)とかつて訪れた地でもあった。撮影所の近くのカフェで働く嘉子(大西礼芳)は東京から来た無名の俳優、譜雨(金井浩人)の方言指導を頼まれ、ふたりは恋人同士の台詞を何度も繰り返すことに。東北から来た修学旅行生の南天(窪瀬環)は、8ミリカメラで嵐電を追いかける地元の男子高校生、子午線(石田健太)にひと目惚れ。でも彼は嵐電以外にはまったく関心を示さない。そして、三組のカップルは不思議な都市伝説に遭遇する。(114分)[投票]
★3空母いぶき(2019/日)クリスマスを控えた12月23日未明。急進的民族主義国家「東亜連邦」らしき国籍不明の武装集団が日本の領土、初島を武装占拠した。ただちに垂水総理(佐藤浩市)のもと官房長官(益岡徹)、副総理兼外相(中村育二)ら閣僚が召集され、建造中から賛否のあった自衛隊初の空母「いぶき」を旗艦とする第5護衛隊群を現場に向かわせる。艦長は空自出身のクールな戦略家、秋津一佐(西島秀俊)。副長は海自生え抜きの新波二佐(佐々木蔵之介)。二人は防大時代からのライバルでもあった。容赦なき敵の攻撃に専守防衛に徹し、ぎりぎりの対応を試みるも状況は緊迫。ついに政府は、自衛権行使にあたる戦後初の「防衛出動」を発令する。(134分)[投票]
★5マルリナの明日(2017/インドネシア=仏=マレーシア=タイ)荒野の一軒家でひとりで暮らす美しい未亡人のマルリナ(マーシャ・ティモシー)。粗末な家の前には小さな墓と室内には夫のミイラがあった。そんな彼女のもとに強盗と強姦目的で盗賊一味が現れた。ところが、果敢なマルリナは男たちを毒殺し、首領のマルクス(エギ・フェドリー)の首を大ナタではねて殺してしまう。翌日、首領の生首をもってマルリナは出頭するために乗合トラックで警察へと向かう。同乗者は妊婦のノヴィ(パネンドラ・ララサティ)と甥の結婚式に向かう初老の女。そんな一行を首を取り戻すために残党のフランツ(ヨガ・プラタマ)が追ってくる。インドネシアの新鋭女性監督モーリー・スリヤの第三作。(95分) [投票]
★3ドント・ウォーリー(2018/米)母に捨てられた生い立ちを恨むジョン(ホアキン・フェニックス)はアルコール依存の自堕落な日々を送っていた。ある夜、パーティーをはしごし泥酔した飲み仲間デクスター(ジャック・ブラック)が運転する車で事故に巻き込まれ、ジョンは胸から下が麻痺し車いすの生活を余儀なくされる。ボランティアの介護人アヌー(ルーニー・マーラ)の存在が安らぎとなるが、退院後ジョンの酒への依存はさらにまし、苛立ちと絶望で周囲に当たり散らす傲慢で自暴自棄な生活が続いていた。そんな時、神をチャッキー(ホラー映画の主人公)と呼ぶ断酒会の主催者ドニー(ジョナ・ヒル)と知り合う。過激な風刺漫画家ジョン・キャラハンの回想録が原作。(113分)[投票]
★4ナポリの隣人(2017/伊)気難しい元弁護士のロレンツォ(レナート・カーペンティエリ)は妻を亡くし広いアパートに一人で暮らしていた。シングルマザーで法廷通訳の娘エレナ(ジョヴァンナ・メッツォジョルノ)は、母の死は父の不倫のせいだと思い込んでいる。そんな娘とロレンツォは口をきこうともしなかった。ある日、ロレンツォは隣家に越してきた若い一家と知り合う。孤児として育ちながら快活な妻ミケーラ(ミカエラ・ラマツォッティ)と、不慣れなナポリの町で二人の子どもと幸せな家庭を築こうと努力する夫ファビオ(エリオ・ジェルマーノ)の姿に、ロレンツォは心を和ませ親密な付き合いが始まった。しかし、突然の悲劇が若い一家を襲う。(108分) [投票]
★3シャザム!(2019/米)14歳のビリー(アッシャー・エンジェル)は、里親のもとを転々としながら幼いころに生き別れになった母親を探していた。そんなビリーが、世の中の悪を封じ込め、その番人を務める魔術師の後継者に抜擢されて、スーパーパワーを持ったシャザム(ザッカリー・リーヴァイ)と呼ばれるヒーローに変身できるようになった。身体はシャザムという大人だが中身はまだ悪ガキのビリーは特殊な能力を持て余し、同じ里親のもとで暮らすヒーローオタクのフレディ(ジャック・ディラン・グレイザー)といしょにパワーを乱用し始める。そんな二人の前に、7つの大罪という「魔物」を操る嫉妬の権化Dr.シヴァナ(マーク・ストロング)が現れる。(132分)[投票]