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ぽんしゅうさんのあらすじ: 更新順

★5きみの鳥はうたえる(2018/日)夏が終わろうとする函館。「僕」にはこの夏がいつまでも続くような気がしていた・・・。本屋のアルバイト店員の「僕」(柄本佑)は仕事に対してものぐさであまり評判がよくない。そんな「僕」が、ふとしたきっかけで店長(萩原聖人)と噂のある同僚の佐知子(石橋静河)と関係を持ってしまった。その日から佐知子は、「僕」と失業中の静雄(染谷将太)が同居するアパートを訪れるようになった。そして、3人は毎晩のように酒を飲み、ビリヤードをし、クラブで踊り刹那的に日々を過ごし続ける。屈託なく戯れるように遊びまわる3人だが、それぞれの心のなかには、それぞれの思いが芽生え始めていた。原作は佐藤泰志の同名小説。(106分)[投票]
★5テル・ミー・ライズ(1968/英)1968年、ロンドン。ベトナム戦争の悲惨に気づき、抗議の声を上げた若者(マーク・ジョーンズ)たちが葛藤するさまを、大衆デモや署名活動、反戦演劇や朗読会、英国の国会議員や米国の黒人活動家、焼身自殺で抗議する僧侶や民間人、徴兵拒否家族、脱走兵ほう助活動の実態を皮肉たっぷりの歌と芝居で描くフィクションパートと市民や関係者へのインタビューで構成したセミドキュメンタリー。同年のカンヌ映画祭に出品されたが上映取消しに。一方、ヴェネツィア映画祭では審査員特別賞とルイス・ブニュエル審査員賞を受賞。英国、米国で限定的に公開されたのち本編が行方不明になるも2011年に発見された劇作家で映画監督のピーター・ブルックの問題作。(98分)[投票]
★4判決、ふたつの希望(2017/レバノン=仏)中東にあってキリスト教徒が国民の4割を占めるレバノン。自動車修理工場を営むトニー(アデル・カラム)はキリスト教系の急進政党の熱狂的支持者だ。一方、パレスチナ難民のヤーセル(カメル・エル・バシャ)は優れた知識を買われ建築会社の現場監督を任されていた。ヤーセルが市から委託された違法建築の補修事業で、パレスチナ人に反感を抱くトニーの家の補修作業をしたところ暴言を吐かれ妨害されてしまう。かっとなったヤーセルも悪態をついてしまった。そんな小さな諍いが法廷へと持ち込まれメディアの注目を集めるに至り、民族、宗教、内戦時代の禍根を巡る対立となって暴動へと発展してしまう。敵対する者の心に潜む深い傷とは・・(113分)[投票]
★3沖縄スパイ戦史(2018/日)第二次大戦末期、沖縄本島の南部で繰り広げられた米軍との地上戦。その裏で地元住民を巻き込みながら行われ、戦史から抹殺されたゲリラ戦、強制移住、スパイ処刑の実態に迫るドキュメンタリー。1944年9月、陸軍中野学校で諜報教育を受けた42名が沖縄に渡り活動を開始した。本島北部で15歳から17歳の少年で組織されゲリラ活動をになった「護郷隊」。教員を装い潜伏し島民の1/3の命を奪った波照間島の強制疎開。土地の有力者を組織しスパイ容疑者として島民を処刑した「国士隊」。そこには、国民を守るのではなく利用して国家を守るのだという軍の明確な方針が存在していた。その基本思想は自衛隊にも受け継がれていると警告する。(114分)[投票(1)]
★3クレアのカメラ(2017/韓国=仏)映画祭開催中のカンヌ。セールスに来ていた韓国の映画会社のマニ(キム・ミニ)は、突然、理由もあいまいなまま女性社長のナム(チャン・ミヒ)に解雇されてしまう。どうやら原因はナム社長と付き合っている映画監督のソ(チョン・ジニョン)との関係にあるらしい。そんなおりソ監督は、観光でカンヌを訪れた教師のクレア(イザベル・ユペール)と知り合い、ナム社長と3人で食事をすることに。その席でクレアは、自分がシャッターを切って写真を撮った相手は、今までとは別の人間になってしまうのだと不思議な自説を語るのだった。実際に映画祭に参加していた二人の女優を起用して、現地で撮られたホン・サンス監督の小品。(69分)[投票]
★4志乃ちゃんは自分の名前が言えない(2017/日)高校一年の初登校日。人前で上手く言葉が出ない大島志乃(南沙良)は、自己紹介が出来ず好奇の目と笑いにさらされてしまった。以来、志乃は友達もできず怯えたように過ごす日々が続いた。もう一人、いつも不機嫌そうで誰とも交わらない岡崎加代(蒔田彩珠)がいた。ミュージシャン志望の加代もまた、あるコンプレックスを抱えていた。そんな二人は、互いの悩みを補うようにバンドを結成。路上ライブを始めたのだった。ところが偶然通りかかったクラスのお調子者で、空気が読めない男子の菊池(萩原利久)に見られたことで二人の関係に思わぬ事態が起きるのだった。湯浅弘章の劇場用長編初監督作で原作は押見修造のコミック。(110分)[投票]
★2菊とギロチン(2018/日)関東大震災直後の大正末期。世の中は重く不穏な空気に包まれていた。平等な社会を目指して権力者と富裕層を攻撃する結社「ギロチン社」の活動家・中濱鐵(東出昌大)と古田大次郎(寛一郎)は、憲兵によって惨殺されたアナーキスト大杉栄の仇をとるために甘粕正彦の命を狙って上京した。そこで二人は、岩木(渋川清彦)が率いる女相撲一座の興行に出会う。夫の暴力から逃れ、ひたすら強くなりたいと稽古に励む新人の花菊(木竜麻生)や、元遊女で朝鮮人の十勝川(韓英恵)ら女力士のひた向きな姿に接し、中濱と古田は心に通じるものを感じるのだった。瀬々敬久監督が長年暖めた構想を自主制作で実現させた長編群像劇。(189分)[投票]
★4正しい日 間違えた日(2015/韓国)ソウル近郊の観光都市、水原(スウォン)。自作の上映会で講演するために訪れていた映画監督のチュンス(チョン・ジェヨン)は、街を散策中に見かけた可愛く魅力的な地元の画家ヒジョン(キム・ミニ)に声をかけた。根っから女ぐせの悪いチュンスは、何とか彼女を口説き落そうと喫茶店に誘い、アトリエを訪れ、すし屋でしこたま酔っぱらい、地元の詩人のパーティーに合流するが・・・。そんな話しが二度繰り返され、二つの違った結末を迎えるトリッキーな一夜のナンパ物語。ロカルノ国際映画祭 金豹賞(最高賞)と主演男優賞を受賞。(121分)[投票]
★4カメラを止めるな!(2017/日)人里離れたいわくつきの廃墟で、そのホラー作品の撮影は行われていた。クライマックスシーンにさしかかり撮影は難航。ヒロインの逢花(秋山ゆずき)の演技に、監督の日暮(濱津隆之)がなかなかOKを出そうとしないのだ。何かに憑りつかれたように監督の要求はエスカレートし、ついに撮影は一旦休憩に入る。あまりの監督の非常識な執拗さに、逢花と恋人役の若手人気男優、藤丸(藤村拓矢)、そしてベテランのメイク晴美(しゅはまはるみ)は呆れ果て愚痴り始めるのだった。やがて襲いかかる怒涛の恐怖を3人はまだ知るはずもなかった・・・。まるまる一本、ワンカットで撮りあげられたノンストップ・ゾンビ映画、のようなコメディ映画。(96分) [more][投票]
★4太陽は光り輝く(1953/米)南北戦争が終り40年たったケンタッキーのある町。判事のプリースト(チャールズ・ウィニンジャー)は、元南軍のラッパ手で親友のレイク医師(ラッセル・シンプソン)らが集う退役軍人会の世話役を務めていた。酒好きで南部気質が抜けないプリーストだが、住人からの信頼は厚かった。ところが、今回の判事選挙ではプリーストの古い体質を批判する対立候補があらわれ苦戦をしいられていた。さらに町に舞い戻った名家の息子アシュビー(ジョン・ラッセル)やレイク医師の養女リー(アーリーン・ウィラン)の出自をめぐるトラブルが起きてしまう。ユーモアを交え人道を問うジョン・フォードの人情劇。(モノクロ/スタンダード/90分)[投票(1)]
★4パンク侍、斬られて候(2018/日)黒和藩の仕官を狙って、自称超人的剣客の浪人・掛十之進(綾野剛)は、筆頭家老の内藤(豊岡悦司)に、藩はやがて人心を乱すカルト宗教集団「腹ふり党」の侵入で滅ぼされてしまうだろうと警告する。ところが次席家老の大浦(國村隼)との権力闘争に巻き込まれ自らがまいた種のため散々な目に合うのだった。テンパリぎみの家臣(染谷将太)、孤高の刺客(村上淳)、緻密なプロ密偵(渋川清彦)、腹ふり党の元幹部(浅野忠信)、謎の美女党員(北川景子)、超サル率いる猿軍団が入り乱れる奇怪だけど本音な時代劇。パンクロッカーにして芥川賞作家町田康の原作を宮藤官九郎が脚色、元祖パンク監督石井岳龍が映画化。(131分)[投票]
★4女と男の観覧車(2017/米)1950年代。NYのコニーアイランドの海水浴場。劇作家志望の大学生で監視員のバイトをしていたミッキー(ジャスティン・ティンバーレイク)が、ひと夏の物語を語り始めた。舞台女優の夢破れジニー(ケイト・ウィンスレット)は小学生の息子を連れて再婚し、今はしがないウェイトレス。同じく再婚の夫ハンプティ(ジム・ベルーシ)は、人は良いが武骨な遊園地の回転木馬の操作係だ。名物の大観覧車が見える一家が暮らす家に、ギャングと駆け落ちして絶縁されていたハンプティの娘キャロライナ(ジュノー・テンプル)が訪ねて来た。何と彼女、夫に命を狙われいるという。同じところを回るだけの観覧車のような人生のお話しだ。(109分) [投票]
★430年後の同窓会(2017/米)2003年。しがないバーを営む酒浸りの独身男サル(ブライアン・クランストン)の店にベトナム従軍時代の戦友ドク(スティーヴ・カレル)がひょっこり現れた。さらにドクはサルを誘い、牧師になった黒人兵のミューラー(ローレンス・フィッシュバーン)のもとを訪ねる。そこでドクは、イラクで戦死した一人息子の遺体の引き取りと埋葬に立ち会って欲しいと2人に頼むのだった。1年前にも妻に先立たれ孤独のどん底にいるドグ。理不尽な体験から軍の権威主義を嫌うサル。女好きで暴れん坊だったが、今は神の教えを説き良識に生きるミューラー。30年の時が生んだ溝を互いに感じつつも3人の小旅行は後悔と笑いと輝きに包まれるのだった。(125分)[投票]
★4それから(2017/韓国)小さな出版社の社長で文芸評論家のボンワン(クォン・ヘヒョ)は、妻(チョ・ユニ)から浮気を疑われていた。そんなボンワン社長の会社に職を得た小説家志望の若い女性アルム(キム・ミニ)が初出勤してきた。一気に距離を縮めようとする社長に、少し戸惑を覚えるアルム。その日の午後、浮気の証拠をつかんで乗り込んできた社長の妻に、彼女は愛人と間違われいきなり殴られてしまった。その夜、お詫びのために社長がアルムを誘った酒席に、元社員で本当の不倫相手のチャンスク(キム・セビョク)が現れる。それから・・・・。夏目漱石の代表作に題名を借りたポン・サンス監督、脚本のダメ男の不倫ドラマ。(モノクロ/91分)[投票]
★4犬ヶ島(2018/米)今から20年後の日本のメガ崎市。犬のあいだにインフルエンザが蔓延。小林市長(野村訓市)は、すべての犬をゴミ捨て場である“犬ヶ島”に隔離追放してしまう。そのゴミと瓦礫の島に一人の少年が降り立った。愛犬スポッツ(リーヴ・シュレイバー)を救出するために単身乗り込んだ市長の息子の12歳のアタリ(コーユー・ランキン)だ。アタリ少年は野良犬のチーフ(ブライアン・クランストン)ら5匹のはぐれ犬(エドワード・ノートン/ビル・マーレイ/ボブ・バラバン/ジェフ・ゴールドブラム)たちの力を借りてスポッツを探しに島の奥の禁断の地へと向かう。黒澤映画にオマージュを捧げたストップモーションアニメ。(101分)[投票]
★4フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法(2017/米)6歳の女の子ムーニー(ブルックリン・キンバリー・プリンス)の家はディズニー・ワールドに隣接した安モーテル。定職のないシングルマザーのヘイリー(ブリア・ヴィネイト)は宿泊費を捻出しながら、その日暮らしの生活をおくっているのだ。そんな生活でもムーニーにとってパステルカラーに彩られたモーテル街はワンダーランドで毎日が大冒険。同じ境遇の男の子(クリストファー・リヴェラ)や女の子(ヴァレリア・コット)といたずら三昧の日々。モーテルの管理人(ウィレム・デフォー)は、規則を守らない親子たちに手を焼きながらも、彼らの境遇に理解を示し少しでも快適に過ごせるよう建物の管理や補修に余念がない。(112分)[投票]
★2海を駆ける(2018/日=仏=インドネシア)かつて大津波に襲われたインドネシアのアチェ。復興支援の仕事をする貴子(鶴田真由)は、現地人の父を持つ息子タカシ(太賀)と暮していた。そんな貴子が、息子の大学の友人クリス(アディパティ・ドルケン)とジャーナリスト志望のイルマ(セカール・サリ)のインタビューを受けていたときに、海岸で記憶喪失の日本人らしい謎の男(ディーン・フジオカ)が見つかったとの一報が入り、身元が分かるまで預かることになった。ちょうど同じころ日本から来た姪のサチコ(阿部純子)も家に身をよせる。そして現地語で海を意味するラウと名付けられた、その寡黙な男の周りで次々と不思議な現象が起こり始めるのだった。(107分)[投票]
★4モリのいる場所(2017/日)広い庭に囲まれた古い平屋の一軒家。仙人のような風貌の94歳の画家モリ(山崎努)は、庭を散策し草むらを行き交う虫や池の魚を眺めて過ごすのが日課で、戦後30年間、一度も自宅の外に出なっかたという。昭和47年、東京。この家は来客が絶えない。画商(きたろう)、書を依頼する旅館主(光石研)、カメラマン(加瀬亮)、さらに隣近所の面々。そんな客たちを76歳の妻、秀子(樹木希林)とお手伝いの美恵ちゃん(池谷のぶえ)はテキパキとさばいて行く。ある日あまり会いたくない、隣に建設中のマンション主(吹越満)と現場監督(青木崇高)がやってきた。実在の画家、熊谷守一をモデルに老夫婦の飄々とした日常が描かれる。(99分) [more][投票]
★4春の夢(1960/日)会社社長の大豪邸。お手伝いさん(十朱幸代)が招き入れた焼き芋屋の爺さん(笠智衆)が倒れて絶対安静の状態に。秘書(久我美子)と帰宅した社長(小沢栄太郎)は激怒するも、ストに突入しようとする組合と交渉中で気もそぞろ。医者(佐野周二)の忠告で容態が回復するまで屋敷に爺さんを置いてやることに・・・。この社長、婿養子で義母(東山千栄子)と反りが合わず、長女(丹阿弥谷津子)は男にだらしなく、次女(岡田茉莉子)は貧乏画家との恋愛を反対されいて、長男(川津祐介)は頭でっかちで頼りない。そんなギクシャクした家族の関係が見えてくる。木下恵介脚本・監督のラブコメ群像劇。(103分/カラー/シネマスコープ) [投票]
★3河口(1961/日)終戦後、李枝(岡田茉莉子)は残された家族を養いながら家を出たい一心で、老実業家の宮原(滝沢修)の妾になった。それから3年、宮原の老醜に見切りをつけた李枝は宮原の美術顧問をしていた館林(山村聡)の勧めで画廊を持つことにした。運転資金を得るため会社社長の角井(東野英治郎)と関係を持ちながら、貿易商の三崎(杉浦直樹)とも不倫を始める李枝。実質的に画廊を切り盛りする館林は絵画にしか興味のない男で、そんな李枝の男関係には無頓着。黙認するどころか金づるとしてドライに活用するのだった。そんなおり、李枝は館林から建築家の司(田村高廣)を紹介されたのだった。原作は井上靖。(88分/カラー/シネマスコープ)[投票]