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ぽんしゅうさんのあらすじ: 更新順

★1バッド・ジーニアス 危険な天才たち(2017/タイ)幼い頃から学業抜群の女子高生リン(チュティモン・ジョンジャルーンスックジン)は、奨学特待生としてバンコクの進学校に転入した。勉強の苦手なグレースに泣きつかれテスト中に解答を教えたことから、彼女の男友だちパットにたのまれ有料でカンニング・ビジネスを始めることに。リンが考案した作戦は教師の監視の目をくぐって大成功をするが・・・3年生となったリンは、アメリカ留学資格の統一試験を舞台に、もう一人の男子特待生パンク(チャーノン・サンティナトーンクン)を巻き込んで国際的なカンニング作戦を慣行する。タイの年間国内興収1位を記録したCF出身の新進監督ナタウット・プーンピリヤによる犯罪エンタテインメント(130分)[投票]
★5PASSION(2008/日)進学校の数学教師カホ(河井青葉)は誕生パーティーの席で、大学で研究者を目指すトモヤ(岡本竜汰)と結婚することを、二人の友人たちに告げた。その宣言に、親の会社を継ぎ自分ももうすぐ父親になる毅(渋川清彦)は二人を冷やかし祝福するが、気が優しく人の良いはずのケンイチロウ(岡部尚)は何故か思わず苦渋の表情を浮かべるのだった。カホが先に帰ったあと、3人は共通の友人でもありケンイチロウが付き合っている貴子(占部房子)の家へ行くことになった。その夜から、私と他人、内面と外見、衝動と本音、選択とずるさが噴出し、男と女たちの関係が揺らぎ始めるのだった。濱口竜介監督の東京藝術大学映像研究科修了作品。(115分)[投票]
★5祈り(1967/グルジア=露)19世紀、コーカサスの山岳地帯。白装束の聖女(ルスダン・キクナゼ)が男のもとを訪れる。そして聖女を狙う邪悪な悪魔が闇のなかに潜んでいた。・・・石造りの家が点在する村。この地にはキリスト教徒のヘヴスリ(ジョージア人)とイスラム教徒のキスティ(チェチェン/イングーシ人)が対立しながら暮らしていた。ヘヴスリのアルダ(テンギズ・アルチュヴァーゼ)は仲間の敵討ちのためキスティの兄弟を殺すが敵に敬意を示したため村を追放されてしまう。一方、キスティのジョコラ(オタル・メグヴィネトゥフツェシ)は狩りで出会ったヘヴスリの男を村に招くが村人は男を私刑にかける。荘厳な映像美で人の業の愚かさが痛烈に描かれる。(白黒/シネスコ/78分) [more][投票]
★3止められるか、俺たちを(2018/日)先鋭的なピンク映画を作り続けた若松プロの活動を助監督の吉積めぐみの目を通して描く青春群像劇。1969年、21歳のめぐみ(門脇麦)は友人の役者秋山道男(タモト清嵐)の紹介で若松孝二監督(井浦新)のもとで働くことになった。怒鳴られ走り回りながらも、豪放な若松と対照的な理論派の足立正生監督(山本浩司)や助監督の小水一男(毎熊克哉)、沖島勲(岡部尚)に認められていく。さらに撮影の高間賢治(伊島空)や俳優の福間健二、脚本の荒井晴彦(藤原季節)ら若いメンバーが増えるなか、3年たってもめぐみは自分が表現したいものが見つからず模索していた。そしてプロダクションにも政治の季節が訪れる。(119分)[投票]
★3愛しのアイリーン(2018/日)地方の寒村。パチンコ店で働く42歳の農家のひとり息子、岩男(安田顕)は嫁が見つからず悶々とした日々を過ごしていた。想いを寄せる同僚のシングルマザー愛子(河井青葉)にもふられた岩男は、家族や職場にも告げづ預金の300万円をおろしてフィリピンの花嫁探しツアーへ参加。現地で家族への仕送りを約束して18歳のアイリーン(ナッツ・シトイ)と結婚式を挙げ帰国した。ところが岩男を溺愛し、外国人に偏見を持つ母親のツル(木野花)は大激怒。猟銃まで持ち出して頑として結婚を認めようとしない。そんなツルに外国人の人身売買に手を染める塩崎(伊勢谷友介)が近づいてくるのだった。原作は新井英樹のコミック。(137分) [投票]
★5日日是好日(2018/日)真面目だが理屈っぽい20歳の大学生、典子(黒木華)。一方、同い年の従姉妹の美智子(多部未華子)は竹を割ったようにさっぱりした性格。そんな二人が「ただ者ではない」と噂の武田先生(樹木希林)の茶道教室に通うことになった。温和ながら凛とした武田先生から、細々とした作法や道具使いの手ほどきを受けるが、二人には何故そうするのか意味が分からないことばかり。先生は、頭で考えず、まず「形」から始めて、それに「心」を入れるのだと諭すが・・・。卒業と就職、婚約と裏切り、才能の限界、独立、そして別離。四季折々の表情に彩られた茶室で、雨音に耳を澄まし、掛け軸の“文字”を感じ、月日は流れ典子は44歳になった。(100分)[投票]
★4レニ(1993/英=独=仏=ベルギー)卓越した映像感覚ゆえにナチスの宣伝協力者とされたドイツを代表する女流映画作家レニ・リーフェンシュタール。彼女へのインタビューと作品群、未公開映像により時代に翻弄された天才の足跡と心情に迫るドキュメンタリー。1902年生まれのレニはダンサーとしてデビューするも怪我のため断念。女優として30年前後に主演した山岳映画で人気を博す。監督としても才能を発揮し『青の光』はヴェネツィア映画祭の銀賞を受賞。ナチスの目にとまり監督した党大会記録映画『意志の勝利』は国内外で高い評価を得た。ベルリン五輪記録映画『民族の祭典』『美の祭典』でその評価は不動となるもゲッベルス宣伝相との関係は良好ではなかった。戦後、ナチス協力者の疑いで収監されるも無罪となる。しかし、ようやく70歳を超えて写真家として再起をはたし、90歳を超えた今(93年)も海洋写真家として海に潜り活動するレニへの批判は続いている。(182分)[投票]
★4ゾンからのメッセージ(2018/日)20年前、その町は謎の現象ゾンによって外部と分断されてしまった。ゾンの向こうへ行った者は誰も帰ってこない。音楽仲間のタムラが消えて以来、貫太郎(石丸将吾)は廃墟で帰りを待ち続け、二宮(唐鎌将仁)は怪しげな啓発セミナーの講師になった。海を見たことがあり半ば諦めつつも外への未練が断ち切れない晶(飯野舞耶)を勤め先のバーのママ道子(律子)はここに留まるよう引きとめていた。立ち入り禁止区域から飛来したVHSテープを拾いゾンに魅かれる19歳の一歩(高橋隆大)を幼なじみの麗実(長尾理世)は心配するが・・・。テープはゾンからのメッセージなのか。空が極採色にうねる閉鎖空間で繰り広げられるSF青春群像劇。(117分) [more][投票]
★3モアナ 南海の歓喜(1980/米)1926年にドキュメンタリー映画の父と呼ばれる英国地誌学会々員ロバート・フラハティと妻のフランセスが、当時の英領サモア島の原住民の生活をカメラに収めたサイレント作品『モアナ』を完成させた。その50年後に娘のモニカ・フラハティが現地を再訪し住民の協力を得て音声を収録。1980年に製作したサウンド版が本作(2014年にデジタル復元)である。サモアの青年モアナには村一番の良家の娘ファンガセという婚約者がいた。二人が結婚式を挙げるまでのようすを、漁や衣服や食料づくりといった日常生活や、のどかだがときに過酷な自然、そして伝統の歌や踊り、成人を迎える儀式を紹介しながら描く長編ドキュメンタリー。(98分/白黒/スタンダード)[投票]
★4SUNNY 強い気持ち・強い愛(2018/日)専業主婦の奈美(篠原涼子)は、女子高時代の親友、芹香(板谷由夏)が癌のため余命1ヶ月だと知った。芹香は、最後に昔の仲良しグループのみんなに会いたいという。90年代、地方から転校してきた奈美(広瀬すず)は、茶髪にルーズソックス、短いスカートで自由奔放にはしゃぐ都会の女子高生たちに圧倒されてしまった。そんなとき声を掛けてくれたのが芹香(山本舞香)だった。当時の思い出と共に奈美は、梅(富田望生/渡辺直美)、裕子(野田美桜/小池栄子)、 心(田辺桃子/ともさかりえ)の行方を探すが、 奈々(池田エライザ)の消息がなかなか掴めなかった。『サニー 永遠の仲間たち』のリメイク。(118分)[投票]
★4響-HIBIKI-(2018/日)15歳の女子高生、鮎喰響(平手友梨奈)が書いた小説に編集者の花井(北川景子)は目を見張った。その才能はベテラン作家たちも驚かせ新人賞を受賞する。ところが、響は自分の生き方や考えを曲げず、決して他人に媚びずに過激な行動をとってしまうのだった。その突発的な暴力は同時受賞者(設楽優弥)やベテラン芥川賞作家(北村有起哉)、雑誌記者(野間口徹)らに向けて容赦なく炸裂するが当人は絶対に反省などしない。そんな極端な性格の数少ない理解者が、高校の文芸部の先輩、凛夏(アヤカ・ウィルソン)だった。ついに響の作品は芥川・直木賞の同時候補となり一躍世間の注目を集めることに・・。原作は柳本光晴のコミック。(106分)[投票]
★5きみの鳥はうたえる(2018/日)夏が終わろうとする函館。「僕」にはこの夏がいつまでも続くような気がしていた・・・。本屋のアルバイト店員の「僕」(柄本佑)は仕事に対してものぐさであまり評判がよくない。そんな「僕」が、ふとしたきっかけで店長(萩原聖人)と噂のある同僚の佐知子(石橋静河)と関係を持ってしまった。その日から佐知子は、「僕」と失業中の静雄(染谷将太)が同居するアパートを訪れるようになった。そして、3人は毎晩のように酒を飲み、ビリヤードをし、クラブで踊り刹那的に日々を過ごし続ける。屈託なく戯れるように遊びまわる3人だが、それぞれの心のなかには、それぞれの思いが芽生え始めていた。原作は佐藤泰志の同名小説。(106分)[投票]
★5テル・ミー・ライズ(1968/英)1968年、ロンドン。ベトナム戦争の悲惨に気づき、抗議の声を上げた若者(マーク・ジョーンズ)たちの葛藤を通じて、大衆デモや署名活動、反戦演劇や朗読会、英国の議員や米国の黒人活動家、焼身自殺で抗議する僧侶や民間人、徴兵拒否家族、脱走兵ほう助活動の実態をドキュメンタリーとして描きながら皮肉たっぷりの歌と芝居で挑発するフィクションパートで構成したセミドキュメンタリー。同年のカンヌ映画祭に出品されたが上映取消しに。一方、ヴェネツィア映画祭では審査員特別賞とルイス・ブニュエル審査員賞を受賞。英国、米国で限定的に公開されたのち本編が行方不明になるも2011年に発見された劇作家で映画監督のピーター・ブルックの問題作。(98分)[投票]
★4判決、ふたつの希望(2017/レバノン=仏)中東にあってキリスト教徒が国民の4割を占めるレバノン。自動車修理工場を営むトニー(アデル・カラム)はキリスト教系の急進政党の熱狂的支持者だ。一方、パレスチナ難民のヤーセル(カメル・エル・バシャ)は優れた知識を買われ建築会社の現場監督を任されていた。ヤーセルが市から委託された違法建築の補修事業で、パレスチナ人に反感を抱くトニーの家の補修作業をしたところ暴言を吐かれ妨害されてしまう。かっとなったヤーセルも悪態をついてしまった。そんな小さな諍いが法廷へと持ち込まれメディアの注目を集めるに至り、民族、宗教、内戦時代の禍根を巡る対立となって暴動へと発展してしまう。敵対する者の心に潜む深い傷とは・・(113分)[投票]
★3沖縄スパイ戦史(2018/日)第二次大戦末期、沖縄本島の南部で繰り広げられた米軍との地上戦。その裏で地元住民を巻き込みながら行われ、戦史から抹殺されたゲリラ戦、強制移住、スパイ処刑の実態に迫るドキュメンタリー。1944年9月、陸軍中野学校で諜報教育を受けた42名が沖縄に渡り活動を開始した。本島北部で15歳から17歳の少年で組織されゲリラ活動をになった「護郷隊」。教員を装い潜伏し島民の1/3の命を奪った波照間島の強制疎開。土地の有力者を組織しスパイ容疑者として島民を処刑した「国士隊」。そこには、国民を守るのではなく利用して国家を守るのだという軍の明確な方針が存在していた。その基本思想は自衛隊にも受け継がれていると警告する。(114分)[投票(1)]
★3クレアのカメラ(2017/韓国=仏)映画祭開催中のカンヌ。セールスに来ていた韓国の映画会社のマニ(キム・ミニ)は、突然、理由もあいまいなまま女性社長のナム(チャン・ミヒ)に解雇されてしまう。どうやら原因はナム社長と付き合っている映画監督のソ(チョン・ジニョン)との関係にあるらしい。そんなおりソ監督は、観光でカンヌを訪れた教師のクレア(イザベル・ユペール)と知り合い、ナム社長と3人で食事をすることに。その席でクレアは、自分がシャッターを切って写真を撮った相手は、今までとは別の人間になってしまうのだと不思議な自説を語るのだった。実際に映画祭に参加していた二人の女優を起用して、現地で撮られたホン・サンス監督の小品。(69分)[投票]
★4志乃ちゃんは自分の名前が言えない(2017/日)高校一年の初登校日。人前で上手く言葉が出ない大島志乃(南沙良)は、自己紹介が出来ず好奇の目と笑いにさらされてしまった。以来、志乃は友達もできず怯えたように過ごす日々が続いた。もう一人、いつも不機嫌そうで誰とも交わらない岡崎加代(蒔田彩珠)がいた。ミュージシャン志望の加代もまた、あるコンプレックスを抱えていた。そんな二人は、互いの悩みを補うようにバンドを結成。路上ライブを始めたのだった。ところが偶然通りかかったクラスのお調子者で、空気が読めない男子の菊池(萩原利久)に見られたことで二人の関係に思わぬ事態が起きるのだった。湯浅弘章の劇場用長編初監督作で原作は押見修造のコミック。(110分)[投票]
★2菊とギロチン(2018/日)関東大震災直後の大正末期。世の中は重く不穏な空気に包まれていた。平等な社会を目指して権力者と富裕層を攻撃する結社「ギロチン社」の活動家・中濱鐵(東出昌大)と古田大次郎(寛一郎)は、憲兵によって惨殺されたアナーキスト大杉栄の仇をとるために甘粕正彦の命を狙って上京した。そこで二人は、岩木(渋川清彦)が率いる女相撲一座の興行に出会う。夫の暴力から逃れ、ひたすら強くなりたいと稽古に励む新人の花菊(木竜麻生)や、元遊女で朝鮮人の十勝川(韓英恵)ら女力士のひた向きな姿に接し、中濱と古田は心に通じるものを感じるのだった。瀬々敬久監督が長年暖めた構想を自主制作で実現させた長編群像劇。(189分)[投票]
★4正しい日 間違えた日(2015/韓国)ソウル近郊の観光都市、水原(スウォン)。自作の上映会で講演するために訪れていた映画監督のチュンス(チョン・ジェヨン)は、街を散策中に見かけた可愛く魅力的な地元の画家ヒジョン(キム・ミニ)に声をかけた。根っから女ぐせの悪いチュンスは、何とか彼女を口説き落そうと喫茶店に誘い、アトリエを訪れ、すし屋でしこたま酔っぱらい、地元の詩人のパーティーに合流するが・・・。そんな話しが二度繰り返され、二つの違った結末を迎えるトリッキーな一夜のナンパ物語。ロカルノ国際映画祭 金豹賞(最高賞)と主演男優賞を受賞。(121分)[投票]
★4カメラを止めるな!(2017/日)人里離れたいわくつきの廃墟で、そのホラー作品の撮影は行われていた。クライマックスシーンにさしかかり撮影は難航。ヒロインの逢花(秋山ゆずき)の演技に、監督の日暮(濱津隆之)がなかなかOKを出そうとしないのだ。何かに憑りつかれたように監督の要求はエスカレートし、ついに撮影は一旦休憩に入る。あまりの監督の非常識な執拗さに、逢花と恋人役の若手人気男優、藤丸(藤村拓矢)、そしてベテランのメイク晴美(しゅはまはるみ)は呆れ果て愚痴り始めるのだった。やがて襲いかかる怒涛の恐怖を3人はまだ知るはずもなかった・・・。まるまる一本、ワンカットで撮りあげられたノンストップ・ゾンビ映画、のようなコメディ映画。(96分) [more][投票]