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[POV: a Point of View]
フェミニーナ・ジャポネ
次の10年を牽引するであろう5人の女

A:タナダユキ B:井口奈己 C:横浜聡子 D:荻上直子 E:西川美和
A★5赤い文化住宅の初子(2007/日)絶望的な状況でも過度に悲観的にも攻撃的にもならないで淡々と日々を全うしていく美しさとでも言おうか。醒めた諦観ではなくノーブルな直視のスタンスだから脇キャラの過剰もあざとくない。技法への拘泥の無ささえもそれを補完する。投票(6)
A★0モル(2000/日)
A★0月とチェリー(2004/日)
A★0タカダワタル的(2003/日)
A★0俺たちに明日はないッス(2008/日)
A★0百万円と苦虫女(2008/日)
B★4犬猫(2004/日)自己嫌悪に打ちのめされても風吹けば気を取り直し駆けていくしかない犬型人間と自動制御的に人生をかわす猫型人間。どっちが良い悪いではなく自分は自分で生きてくしかないという退いた視座。ただ対比の効かぬ繰り返しのギミックは不要。投票(1)
B★0人のセックスを笑うな(2007/日)
C★5ウルトラミラクルラブストーリー(2009/日)冥界とシンクロする町で優しき人々に見守られつつ主人公は彼岸と此岸を往還する。そして、死者と生者が招き寄せられ始まる物語は他者を礎に人が再生することの肯定に行き着く。何という前向きな人生観。寺山相米的80年代邦画の良質な復刻。投票(9)
C★0ジャーマン+雨(2006/日)
D★0恋は五・七・五!(2004/日)
D★0めがね(2007/日)
D★0バーバー吉野(2003/日)
D★0かもめ食堂(2005/日)
E★5ディア・ドクター(2009/日)決して新味のある話でもないのだが、時制の支配力とでも言うべき構成の説得性と、行間の描き込みの緩みの無さ。畢竟、物語の上澄みではなく総体のボリュームが浮上する。ロジカルセンテンスで浮かび上がるトリックスターってのも新しい。投票(5)
E★0ゆれる(2006/日)
E★0蛇イチゴ(2002/日)
E★0ユメ十夜(2006/日)
E★0female フィーメイル(2005/日)
この映画が好きな人達

このPOVを気に入った人達 (4 人)moot ぽんしゅう tkcrows