★3 | スパニッシュ・アパートメント(2002/仏=スペイン) | 各国の学生が一緒に暮らすっていうのあがアオリだった割に、終盤のエピソード以外には心の交流を感じず、物足りないかんじ。なんとなく上手くやってる、っていうのを表現したかったのならいいけど、それだとあのラストに繋げるのは無理があるような。恋愛のエピソードもありきたりで心を動かされない。同居人がいっぱいいるんだから、恋愛パートは軽くして同居人メインでよかったのでは。 [review] | [投票] |
★4 | ドリームガールズ(2006/米) | まず歌は文句なし。ストーリーも軽いかんじかと予想していたら、結構ドロドロ。明るいノリを予想していたため、逆に新鮮だった。時代背景もなかなかしっかりしていて、面白いストーリーだと思った。だけど、登場人物が多いのと物語の中の時間が進みすぎるのもあって、ストーリーが散漫な印象のがあったのも事実。 | [投票] |
★4 | スーパーサイズ・ミー(2004/米) | こういうエンターメント性のある映画で、アメリカの食文化に対する問題点まで踏み込んでいるところが上手いつくりだな、と。少々ブッラックなところもあったけれど、映画に対しての不愉快は感じませんでした。 | [投票] |
★3 | カポーティ(2006/米=カナダ) | 主人公の心理が読みにくいのは、意図している演出なのかなぁ。そういう前提で考えると、簡単に結論が出せるテーマでもないし、これでよかったのかもと思えるけど。どうしても、もう一歩何かが欲しかった、という気持ちが残る。 | [投票] |
★3 | ロング・エンゲージメント(2004/仏=米) | 最初の登場人物紹介がもう少し把握しやすくできなかったのかなぁというかんじ。もっと一人一人の顔と名前を印象付けやすい構成にするとか。オチも好きじゃなかったけど、独特の世界観で描かれる戦争シーンはすばらしかった。
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★4 | 乙女の祈り(1994/英=独=ニュージーランド) | 平たく言えば思春期の「私たちは特別」という思い込みが繊細に表現されていた。映画だと主人公はどうしてもある程度「特別な」存在になりがちなのを考えると、面白いテーマだと思う。映像も想像の世界と現実の世界など、目まぐるしく雰囲気が変わり、視覚的にも飽きさせない。 [review] | [投票] |
★3 | クィーン(2006/英=仏=伊) | 俳優の演技はすばらしかったのですが、ダイアナ妃と王室という広げ易そうな題材の割には小さくまとまりすぎかなぁ、と。デリケートな題材だというのはわかるんだけど、だからこそもっと大胆なストーリーを作ってほしかったです。見て損はなかったです。 | [投票] |
★2 | ロスト・イン・トランスレーション(2003/米=日) | 主演二人の演技と、ベッドのシーンと全体的な雰囲気はよかったと思います。が、日本人と主人公二人に文化や言葉の違い以外の壁、主人公二人が勝手に作った壁を感じて、勝手に壁を作っておいて憂鬱になられてもなぁ、と。 [review] | [投票] |
★2 | ハムレット(2000/米) | 悪い意味で原作に忠実で、原作の時代だったら普通でも、現代では明らかに不自然だろ、っていうシーンが多すぎ。原作のオフェーリアに思い入れがある身としては、よりによってオフェーリアの性格だけ変な方向に変えるなんて、とかなりマイナスでした。 [review] | [投票] |
★3 | マリー・アントワネット(2006/米) | 夫婦生活を題材にしたり、ポップなシーンを組み込んでみたり、一つ一つの試みは面白いのに、その一つ一つがちぐはぐなので、見終わった後「?」となりました。映像はきれいだったけど、衣装はその時代のものを再現して欲しかったので不満が残りました。 [review] | [投票] |
★3 | やさしくキスをして(2004/英=ベルギー=独=伊=スペイン) | 宗教の違う男女が愛し合ったとき、二人が受ける反対や抑圧をリアルに丁寧に描いた社会派作品。抑圧感を出すためか、男女の関係にちぐはぐ感を感じましたが、宗教問題を扱った社会派作品としては見る価値があると思います。
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★3 | チャーリーとチョコレート工場(2005/米=英) | 映像やそれぞれの親子像は楽しんで観られた。でも、私のセンスの問題なのかウリにしてたブラックユーモアは全く理解出来ず、プラスマイナスで「まぁまぁ」かなぁと。 [review] | [投票] |
★5 | 蝶の舌(1999/スペイン) | 一つ一つのエピソードも美しくていいけど、やはりラストが衝撃だった。解釈は何通りもあるのに、沢山の人があのラストから何かを受け取ってるっていうのは、すごいことだと思います。 [review] | [投票(2)] |
★3 | クイルズ(2000/米) | 演技、飽きさせないストーリー展開、映像、全て素晴らしかったんだけど、サドの思想を組み込んだらもっと面白く、一筋通った名作になったのでは、とものすごく残念。 [review] | [投票] |
★2 | さくらん(2007/日) | ただエピソードを繋げただけで、ストーリーの流れが感じられない。色彩も観る前は「目が疲れないか」と心配する程だったのに、実際に観ると普通というか目がすぐ慣れる。色彩で勝負したいなら、最初から最後まで新鮮さを保つ工夫をしたほうがいいのでは。 [review] | [投票(4)] |