sawa:38さんのコメント: 更新順
花田少年史 幽霊と秘密のトンネル(2006/日) | 例え、ストーリー全体が右往左往し焦点が定まらなくなったとしても、私はアノ運動会の借り物競争に仕込まれた爆涙地雷にやられた。但し、必要以上にスローの長廻しは疑問だ。さらっと撮れば、あとは観客が勝手に想いを巡らすだろうに・・ [review] | [投票(3)] | |
シュガー&スパイス 風味絶佳(2006/日) | 夏木マリの過剰演技にすべてが萎えます。この映画で唯一の見所は原野に組んだ枯れた感じの「ぎゃすすてーしょん」のオープンセットぐらいしかないんです。あっ、それと○○優の出演場面を探し出すのもマニアックでいいかもしれません。 [review] | [投票(3)] | |
小説吉田学校(1983/日) | 未来の総理たちが続々とチョイ役で登場する中、あの砂浜の少年が麻生太郎少年か。 [review] | [投票] | |
理想の女〈ひと〉(2004/英=スペイン=伊=ルクセンブルク=米) | 本作のヘレン・ハント、丁度良い頃合に熟してはいるがエロさ、じゃない妖艶さが足りない。噂どうりの悪女振りが伝わってこない。私なら札束か小切手を指を舐めながら数えるようなカットを継ぎ足したい。だから本作は説得力が足りないのだと思う。 | [投票] | |
プラネット・テラー in グラインドハウス(2007/米) | グロい方は充分に満喫し、片脚マシンガンにはイケナイ心がドキドキするも、エロさには落胆する。一巻分のリール喪失が原因だと思われるが、アトもうちょっとだっただけに悔しさが滲む。 | [投票(1)] | |
風雲急なり大阪城 真田十勇士総進軍(1957/日) | 全編、内容に関わらず童謡を使用するという意欲的というか気の抜ける演出に凍りつき、コマ落とし・逆廻しといった8mm映画少年しかやらないような特撮を自信満々に見せつけられる。これぞ真正の「カルト映画」と認定したい。 | [投票] | |
雑兵物語(1963/日) | 当初、雑兵の悲哀を描くなら太平洋戦争が舞台の『兵隊やくざ』で充分じゃないかと思いながら鑑賞していた。が、戦国時代を舞台にした意味がようやく判明するに、これは「戦争」の本質さえ抉る深い作品になっていくんだな、これが。 [review] | [投票(1)] | |
スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ(2007/日) | 面白い!・・・だけどもかつてのセルジオ・レオーネの起こした「革命」を思い起こすに、あまりにも志が低い。 [review] | [投票] | |
20世紀ノスタルジア(1997/日) | 私の知る限りの罵詈雑言を呟いても、この鑑賞時間は戻らない。 [review] | [投票] | |
UDON(2006/日) | 中盤のリズムを壊す脚本には辟易するも、終盤の加速度と収束への手際を見せられた上に、これだけ泣かせられたら☆4付けざるを得ない。 [review] | [投票] | |
生きない(1998/日) | 秀逸な設定によって各キャラの背景を省略出来、その分12名という多くのキャラ描写に時間を割くことが出来た。しかも省略されたはずの背景が常にずしりと鉛玉が圧し掛かっているように画面を覆い尽くしている。これを演出・脚本の妙と言わずして何というのか。 | [投票(2)] | |
アルプスの若大将(1966/日) | この素晴らしき異次元ワールド。田沼雄一の変人ぶりに拍車がかかるも、この理想のスーパーマン映画に魅せられる。 [review] | [投票(1)] | |
地獄花(1957/日) | 物語的には観るモノは無いが、本作は撮影が素晴らしく良い。緩急取り混ぜたアングルもそうだが、何よりも大映初のビスタビジョンカラーの発色が自然の色を「絵画」のように陰影を明瞭にする。この50年前の色が実に映画的魅力に満ちている。 | [投票(1)] | |
明治大帝と乃木将軍(1959/日) | 撃たれ倒れゆく兵士たちが皆、両手をあげて倒れる。当時の「死ぬシーン」の定番演技だ。「そうそう派手に手を上げて死ねよっ!」っていう命の重さを理解出来ない監督の声が聞こえてきそうで寒気がする。取ってつけたようなドラマ部分ではソレを補填できない。 | [投票] | |
WHO AM I?(1998/香港) | 映画人としてよりも生物学的な「ヒト」として尊敬に値する。ついでに言えば、監督として「車」に「演技」をさせた件は見事です。 | [投票] | |
リベリオン(2002/米) | 平和ではあるが統制された管理国家よりも、戦争だって出来る自由な国家がサイコー!ってヒトラー・フセインはもとよりスターリンやら天安門の映像出してまで・・・娯楽映画の名を借りてアメリカが染み込んでいく、アメリカ万歳映画だ。 | [投票] | |
野良猫ロック 暴走集団’71(1971/日) | 手の施しようが無い脚本に対し監督の藤田敏八もただ無気力に撮る。日活倒産の断末魔などと聞こえはいいが、彼等のヘタレさもソレに拍車をかけたのだ。こんな映画を「カルト」なんて無責任に褒め称える風潮が嫌だ。 | [投票] | |
デス・プルーフ in グラインドハウス(2007/米) | 「あの頃」の映画熱に対する彼の愛情は痛い程わかる。わかるけど、何か方向が間違っちゃいねぇだろうか? [review] | [投票(6)] | |
愛と死の記録(1966/日) | 台詞も背景音もない無音のロングショットが様々な効果をあげている。それは緊迫感であり絶望感であったりする。そして、その対称として激しい音楽が恐怖感を煽る。姫田真左久と黛敏郎のふたりの仕事人の作品である。 [review] | [投票] | |
尻啖え孫市(1969/日) | 戦国史の転換点が足フェチ男の「栗原小巻と出来るか、出来ないか」という唖然とする理由だったなんて・・・と、まぁそれもまたリアルで良いか。金銭目当ての傭兵集団とみられていた戦国の騎兵狙撃師団の裏面史としては面白い。 | [投票] |