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グラント・リー・バッファローさんのコメント: 更新順

★3あの夏、いちばん静かな海。(1991/日)他の北野作品以上に暴力的な匂いを感じさせる。若く荒ぶる日々の空気はとても研ぎ澄まされていて、その場その場の空気はとても冷酷である(そのあたりがうまく描かれている)。しかし… [review][投票(1)]
★0列車の到着(1895/仏)やたらリュミエール関連の話を伝説に祀りあげてしまうのは好かないが、列車の滑らかな動きと映画との出会いこそが、以後の映画にとってかけがえのない経験であったことは、一世紀を経た今見ていても何とはなしに伝わってくる。[投票(1)]
★4トーク・トゥ・ハー(2002/スペイン)醜いものどもの上に美しいものが咲き誇る、そんなファンタジー。(レビューはラストに言及) [review][投票(3)]
★3BULLY(2001/米)鰐。 [review][投票]
★3ドニー・ダーコ(2001/米)デビッド・リンチ「二世」ではないだろうけれども。(レビュー付記。注意、レビューは冒頭よりラストに言及。11/11/03) [review][投票]
★3SUPER8(2001/独=伊)多少突き放した物言いをするなら、この御時世であらゆる音楽の要素をミクスチャーしていないグループのほうがむしろ珍しいと思うのだが、少なくとも来日したら一度は観にいきたい(「聴きにいく」というよりは)とは思わせてくれた。二度行くかというと、それは微妙。[投票]
★3家路(2001/仏=ポルトガル)ぬぼーとしているようで実は抜けめのない作品なのやらどうやら。(レビューはラストに言及、レビュー一部改編、11/10/03) [review][投票]
★3終わりなし(1984/ポーランド)「死者」の視線。(レビューは本作及び同監督作『トリコロール/青の愛』のラストに言及) [review][投票(1)]
★2ABCアフリカ(2001/イラン)イラン、イスラム圏という文脈を離れたキアロスタミはどこかよそよそしかった。[投票]
★3キリクと魔女(1998/仏=ベルギー=ルクセンブルク)自分の意思で母体から飛び出したキリク。正しい知性と愛情が社会を正しい方向に導く。理性的な啓蒙アニメーション。(★3.5)[投票]
★3名もなきアフリカの地で(2001/独)予告編やポスターを見て異世界を通した幼い娘の成長譚と思っていたが、実際のところはともに祖国を離れた夫婦間の愛と葛藤の物語。 [review][投票(3)]
★3フェイシズ(1968/米)荒々しいカメラワークや即興の演出によって醸し出される不安定感が、中流階級の不安を映し出している。不安定であるがゆえに、観る側にはそれについていくための集中力が要求される(たまに切れてしまうことも)。自己の中で評価を定めがたい作品。[投票]
★311′09″01 セプテンバー11(2002/英=仏=ボスニア・ヘルツェゴビナ=エジプト=イスラエル=メキシコ=日=米)ショーン・ペン編からの考察。(レビューを一部改編、11/08/03) [review][投票]
★3クロエ(2001/日)ほとんどの人間は孤独に耐えきれず、うずくまって泣き叫んでしまう弱い存在なのかもしれない。しかし他方で人間は、そんな泣き叫ぶ人のかたわらにいてあげることもできる。一瞬だけともさかりえが眩しく映った。(レビューは作品後半部分の展開に言及) [review][投票(2)]
★3モーヴァン(2002/英)世界が拡散していく感じ。何はともあれ旅立つモーヴァン。[投票]
★4ストーリーテリング(2001/米)まじないにかけられること。<フィクション>と<ノンフィクション>の交錯。(レビューはラストに言及) [review][投票(3)]
★3二十四時間の情事(1959/仏)それでもいまいち納得できないことについて、だらだらと。(レビューは冒頭からラストについて言及) [review][投票(1)]
★2パンチドランク・ラブ(2002/米)なんだこりゃ? [review][投票(3)]
★3夏休みのレモネード(2002/米)カトリックもユダヤ教もアメリカではマイノリティにあたる。ここで垣間見られる宗教的寛容は、異質で多様な要素を受け入れてきたアメリカの理念(理想系)にもつながる。良きにせよ悪きにせよアメリカのお話。そこそこ楽しめた。[投票(1)]
★3快盗ブラック★タイガー(2000/タイ)西部劇プラス日本のアクション活劇。原色を背景にした情と非情の交錯。王道を進むがゆえにディテールにつっこみをいれにくいのは数少ない難点。[投票]