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家路 (2001/ポルトガル)

Je rentre à la maison
I'm going home

[Comedy/Drama]
製作パウロ・ブランコ
監督マノエル・デ・オリヴェイラ
脚本マノエル・デ・オリヴェイラ
撮影サビーヌ・ランスラン
美術イヴ・フルニエ
衣装イザベル・ブランコ
出演ミシェル・ピコリ / カトリーヌ・ドヌーヴ / ジョン・マルコヴィッチ / アントワーヌ・シャペイ / レオノール・バルダック / レオノール・シルヴェイラ / リカルド・トレパ / ジャン・ミシェル・アルノー / アドリアン・ド・ヴァン / シルヴィー・テステュー / イザベル・ルート
あらすじ老いた俳優のヴァランス(ミシェル・ピコリ)は、いま戯曲の王を演じている。その王は自分の役割を終えたことを認められずにいたが、ついに観念し、死の儀式に臨んでいた。そこにある知らせが届き、舞台を終えた彼に、娘夫婦と妻の死を知らせる。その後彼は孫を引き取りあたりで暮らすことになった。かつての穏やかな日々がふたたび戻ってきたかのようだったが・・・。 (ゆーぼー)[投票]
Comments
全14 コメント>> 更新順 採点順 投票数順
★5Round&Round. [review] (町田)[投票(1)]
★5ショーウィンドーを利用したサイレント的な画面処理。或いは車窓からの観覧車やメリーゴーランド、『ローエングリン』をかけながら踊る妖精たちの「回転」運動が生み出す魔術的な魅力。反復と差異が醸し出す小津調のユーモアとサスペンス。見事な長回しに定着した時間の豊かさ。そして、それらを包む絢爛豪華な照明と撮影。これぞまさに映画だ。 (赤い戦車)[投票]
★4写っている以上の何かが我々に見えてしまうという希少かつ理想的な映画体験を堪能できる。決して日常的な行動以上のことを行っているわけではない男から、生きる充実感も徒労感もありありと立ちのぼってくる。観客は彼の感情について想像をめぐらす楽しさを感じずにいられない。 [review] (ジェリー)[投票(1)]
★4初出では視線を合わせようとしない、やりすぎた文弱演技で沸かせるマルコヴィッチが、現場に入ると寄り目でミシェル・ピコリを追い込んでしまう。その視姦によってメタボ腹の脂質を液状化されたミシェルは軟体化した豚のように寝椅子と融合する。 [review] (disjunctive)[投票]
★4知らずにすませたい衰えを、知らずにすますのはむずかしい。 (ゆーぼー)[投票]
★4いたずらっぽくて奥ゆかしいこの映画の心地よさよ。老いた俳優と2000年のパリの姿が重なるのも良い。 (tomcot)[投票]
★3冒頭から弛緩しまくったテンポ、撮りっぱなしのような画面に「一体やる気があるのか」と不安になるが、一方でカフェのシーンなどに見られるとぼけたユーモアは悠々たる演出で見せてくれる。 [review] (太陽と戦慄)[投票(1)]
★3オリヴェイラ監督もヴァランス役のミシェル・ピコリも素敵に老獪。 [review] (なつめ)[投票(1)]
★3フランス版の小津映画(違うって)。 [review] (甘崎庵)[投票]
★3死別悲嘆を描いたのではなく、日常生活での精神的疲労を描いたとすると納得できる小品。 [review] (Keita)[投票]
★3ぬぼーとしているようで実は抜けめのない作品なのやらどうやら。(レビューはラストに言及、レビュー一部改編、11/10/03) [review] (グラント・リー・バッファロー)[投票]
★3日本やアメリカがどう背伸びしても届かない気品に満ち溢れている。ヨーロッパは階級社会なのだ、ということを教えてくれる。 [review] (ハム)[投票]
★3しみったらしい映画かと思ったら意外に力強いものを感じさせた。でもちょっぴり孤独。そんな老役者をミシェル・ピコリが好演。★3.5 (ドド)[投票]
★2Ne rentrez pas à la Maison, Mr Oliveira [シャンテ・シネ2] [review] (Yasu)[投票]
Ratings
5点3人***
4点6人******
3点9人*********
2点2人**
1点0人
20人平均 ★3.5(* = 1)

[この映画が好きな人]

POV
喪失について (グラント・リー・バッファロー)[投票(3)]
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