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NOMさんのコメント: 更新順

★5パリ、テキサス(1984/独=仏)本作が公開された頃、只の「人の子」だった自分たち夫婦は「人の親」としてのスタートをきった。それから20数年、子らが成人した今観ても、考えさせられるのは、自分の、子としての、あるいは親としての、未熟さなのだが、若い方にこそ観てほしい。[投票(2)]
★3ミステリー・トレイン(1989/米)エルビスという狭い歴史を引きずる町に迷い込んだ、深い歴史を引きずる国から来たストレンジャー達。互いに翻弄されあうものの、起きることいえば日常茶飯。傍観者である事を楽しめる映画。[投票(1)]
★4グエムル 漢江の怪物(2006/韓国)怪物の造形が、起源、形態、動き、習性とも「嫌らしい怖さ」を持っており、冒頭から引き込まれる。一方人間は、愚かさ、無謀さで、それに対峙することで、日常から非日常への逸脱感がよく出ており、全体としても観せる仕上がりになっている。本家日本が、しっかりと日常の描ける制作者でモンスターものを撮れなくなっていることが残念に感じられる出来。[投票(3)]
★3シッコ(2007/米)いつもながら、ムーアのペネトレーションには感心させられる。いろんな意味で。 [review][投票]
★5ビッグ・フィッシュ(2003/米)ティム・バートン作品では好きな方。デップばかりに偏らず、本作のようにヘレナ・ボナム・カーターとかで、脇を固めるにとどめ、色んな役者でバートンワールドを展開してほしい。[投票]
★3エイリアン4(1997/米)主人公の扱いや、筋立ての設定に難はあるものの、作画はしっかりとしているので、エイリアンファンには不満もあろうが娯楽作としては充分楽しめる仕上がり。[投票(1)]
★2ジャンパー(2008/米)(レンタル)それ(コロシアム)ほ(スフィンクスの頭の上)どお(アラスカ)もし(銀行の金庫の中)ろくな(丸ノ内線連絡通路)かっ(ピラミッド)た(レンタル返却)ぞ![投票(3)]
★4サブウェイ・パニック(1974/米)ストーリーが進むにつれ、とぼけたウォルター・マッソーの顔が、頼り甲斐のある顔に見えてくるから不思議だ。ロバート・ショウのダンディーさは、とても凶悪犯人とは思えない。これらのギャップが観る者を惹きつける。[投票(3)]
★5殺人の追憶(2003/韓国)ストーリーはローカライズした上で追いかける必要があるが、映画としての完成度は非常に高い。出演者それぞれの魅力を生かし切っているし、展開やユーモア、映像センスも冴え、韓国サスペンス映画では一番の出来と言える。「韓流」苦手派も観るべし。 [review][投票]
★3トレマーズ3(2001/米)トレマーズ』の正しい鑑賞法。その1、グラボイドは絶対に存在すると信じる。その2、グラボイドの形が少々変わっていても目の錯覚だと思う。その3、有名俳優が出ていなくても気にしない。その4、自分だったらこうする、を常時頭において観る。バートの武器を研究する。これが出来ればシリーズ全て4点だ。と言いつつ3点を付ける。[投票(2)]
★5ゾンビ(1978/米=伊)弱者VS強者の図式で見ると嫌な話。弱者は群れて強者を取囲み脅かし、隙あれば自分たちの側へ引き込もうとする。強者は周りを固めてさえいれば安寧、贅沢に過ごせるが、より強い者によって弱者へと蹴落とされる。「あいつらは動きは鈍いし、頭が急所さ。」[投票(1)]
★5ストレンジャー・ザン・パラダイス(1984/独=米)映画的「もののあはれ」。只、ぼーっと景色を眺める登場人物を、唯、ぼーっと眺める観客がいる。[投票]
★3サッド ヴァケイション(2007/日)最近TVも含め浅野忠信を観る機会が増えすぎたせいか、以前のような浅野忠信だけで作品に引き込まれる感じが薄まってきている。映画ファンの身勝手な要望だが、キーとなる映画俳優は、TVCMとかは極力出ないでほしい。あるいはそれを吹き飛ばす気概を見せてほしい。[投票]
★3トレマーズ2(1995/米)メインキャスト以外は、かなり悲惨な事になっているのに、そんなの構わず、明るく楽しい化け物退治。もっと、もっと、せこい退治法を見せてくれ。それに期待して3,4、レンタル決定。[投票]
★2ゲゲゲの鬼太郎(2007/日)鉄腕アトムの時代から、実写化してはいけないものを実写化してしまうのは、これはもう日本人の悲しい性としか考えようがない。だが海外でも、あのアルトマンが『ポパイ』でやらかしてるらしいから、そうすると、映画監督の出来心ってやつかも。[投票]
★2マイアミ・バイス(2006/独=米)クールなのは分かるが、中盤まで温度下げ過ぎエアコン状態。映画はやはり序盤で観客をグッと引きずり込んでほしい。[投票(2)]
★4ウエストワールド(1973/米)丁寧な作りの今でも十分鑑賞に堪える、古くても新しい、よくできたSFアクションである。それにしても、人間のテーマパーク好きが今に始まった事じゃないのがよく分かる。[投票(1)]
★4ハッシュ!(2001/日)何となく敬遠してきたゲイムービーだが、出演者の演技にも支えられ、実に爽やかな後味だった。やっと『ブロークバック』を観る気になったぞ。[投票(2)]
★5ブロークン・フラワーズ(2005/米)ジャンル分けをするとすれば「ジャームッシュ映画」。肩の位置が1インチ位下がる心地よさ。隣人作成CDの音楽も妙に染みる。[投票(3)]
★4Mr.ビーン カンヌで大迷惑?!(2007/英=仏=独=米)ローワン・アトキンソンってきっと背中に『ビーン』ON/OFFの切換スイッチが着いているんだろうな。[投票(2)]