★5 | ジャームッシュとしては、ことの真相を探ることよりも、ことの真相を探ろうとするビル・マーレイと、彼にまつわる様々な男女とのそこはかとなく滑稽で、かつ結構な深みをもった哀しみの、そのディテールをこそ楽しんでほしいのだと思った。 [review] (ナム太郎) | [投票(5)] |
★5 | ジャンル分けをするとすれば「ジャームッシュ映画」。肩の位置が1インチ位下がる心地よさ。隣人作成CDの音楽も妙に染みる。 (NOM) | [投票(3)] |
★5 | ビル・マーレイは目で演技が出来る名優である、ということが堪能できます。無気力から活力への演技はなかなか表現できないと思います。そして、何よりも喋らずとも彼がただいるだけで、そのシーンが成り立つ。この事が素晴しい!06.05.04 (hess) | [投票(2)] |
★4 | 究極のジャンガジャンガ映画。 [review] (ペペロンチーノ) | [投票(6)] |
★4 | 手紙の映画。老いと死のロードムービー。老いはビル・マーレイ以上に女優達への演出で現れる。ジュリー・デルピーやシャロン・ストーンはまだ現役という役柄だが、フランセス・コンロイともどもヤッパリ痛々しい。しかも最大限に美しく撮られているから痛々しさに輪をかける。 [review] (ゑぎ) | [投票(5)] |
★4 | ビル・マーレイのワンマンショーというべき味わい深い人生のたそがれショー。
マーレイの表情が絶品で、それだけでこの映画を物語る。音楽も選曲が相変わらずグッドで、映像に引き込まれる。 [review] (セント) | [投票(4)] |
★4 | この間の悪さ(いい意味で)こそジャームッシュの真骨頂。[シネ・リーブル池袋1/SRD] (Yasu) | [投票(4)] |
★4 | 過去の恋人を訪ねる旅に出るという設定は、非常に面白かったです。 [review] (TM(H19.1加入)) | [投票(2)] |
★4 | 冒頭、手紙が投函され配達されるまでの無人ショット群。この理不尽な面白さ! 周到さといいかげんさをほどよく併せ持ったジャームッシュの演出はほとんど名人の域に達している。撮影フレデリック・エルムズとのコンビ作としては今までで最高の作品だろう。豊かな(=無駄な)細部に彩られた無駄な(=豊かな)話。 [review] (3819695) | [投票(2)] |
★4 | 人生は曇り空のよう [review] (Soul Driver) | [投票(1)] |
★4 | 消極的な旅の中で何も得ていないようで人生が変わったようなジム・ジャームッシュによる『ストレンジャー・ザン・パラダイス』以来のロードムービーは相変わらずぼんやりとした感じがリアル。 (kaki) | [投票(1)] |
★4 | 得たものが多いほど失うものも多い。 [review] (マーヴィン) | [投票(1)] |
★4 | ひさしぶりに面白かった [review] (ask) | [投票(1)] |
★3 | 苦渋の3点。ジム・ジャームッシュの映画にあるべきではない主題を、不覚にも僕は期待してしまった。そこはやはりジャームッシュ、彼自身を見事に貫いていたのだった。(2006.05.03.) [review] (Keita) | [投票(6)] |
★3 | まだ見ぬ父を探しに出たらしいまだ見ぬ息子を探す父、という、二重の捜索、二重の不在。 [review] (煽尼采) | [投票(3)] |
★3 | ここ最近観た映画の中でこれが(ある意味)一番男らしい映画かも。。。女は現実的な生き物だから男と女が逆の設定はあり得ないですね。そしてこの絶妙(私には微妙)な「間」にいたたたたたまれなくなってしまう私は男心をないがしろにするガサツな女。。。 (レディ・スターダスト) | [投票(3)] |
★3 | 不思議なテンポと空気とキャラクターがなんともいえない。 (あちこ) | [投票(2)] |
★3 | 自分の「今」とは何なのか。意を決して見たものが断ち切り続けた思いの断片だけならば、過去には何の意義もなく、過去の無い者には今の意味もない。「大切なのは現在だ」などと、自分に言い聞かせるように説いてみたところで彼に「今から先」が見える分けがない。 (ぽんしゅう) | [投票(1)] |
★3 | 『ヴァージン・スーサイズ』が突き抜ける乙女映画であったように、これは突き抜ける男性映画。 [review] (づん) | [投票] |
★3 | ジム・ジャームッシュのファンが観る映画なんですかね。私は名前すら知らなかったぐらいの初見。つまらなくはないんだけど、絶賛される理由はまだ分からない。見終わったあと、あれこれ考える余地を残しているところがいいのかしら。 (ノビ) | [投票] |
★3 | ビル・マーレーじゃ無かったら2点だったかも。 (YUKA) | [投票] |
★2 | 投げっ放し。伏線も回収できていない。ドキュメンタリーなら許されるが、エンターテインメントで「オチ」がないのは致命的。ラストの結果だけで引っ張るような内容なら、特にやってはいけない代表例。 (エイト) | [投票] |
★2 | この落ちでは、ビル・マーレイの醸しだすオーラも台無し。 (ユウジ) | [投票] |