★4 | ミニミニ大作戦(2003/米=仏=英) | 今さらながら「11人いらね〜じゃん」な小気味良いキャスティング。newミニの疾走には心躍るが、テロ以後のご時世に復讐のためとはいえ、町中をふっ飛ばすのはいいのか?どうなんだ?(個人的にはシャーリズ・セロンの舌足らずな色気で許す) | [投票(2)] |
★2 | 火山高(2001/韓国) | 支離滅裂な元気さがあるように見えて、いまいち消化不良。作り方にお上品さが見え隠れ。どうせならもっと潔く見せてくれたらと思うこと多々。しかし無駄に元気があるところは、よろしい(こんなんばっかりだと滅入るが)。 | [投票] |
★3 | リトル・ロマンス(1979/米) | 「こんなの愛じゃないよ」…ゴメンよ、心が汚れてしまって…(涙)。 | [投票] |
★2 | ステイン・アライブ(1983/米) | 6年の時を経て、ブルックリンのイケてるダンサーのトニーは、身勝手な自己陶酔ダンサーに成り下がっていたのであった!そのギスギスした人間関係にはリズムはなし! | [投票(1)] |
★4 | 活きる(1994/香港=中国) | 車輪のようにまわり続ける時代。ふるい落とされぬようただひたすらにしがみつき、生き残った家族。そんな家族が中国には何億人もいるのか…。車輪のその後の轍はどんな軌跡を刻んでいるのか。これほど興味のつきない映画も珍しい。 | [投票] |
★3 | アンナと王様(1999/米) | 威厳と尊厳をもって、東洋と西洋の融和を受け入れようと努力しはじめる国王とアン。その描写もインド人のメイド達の舌足らずな描写説明で台無し。彼等は幸せになったのか? | [投票] |
★4 | 座頭市(2003/日) | パワーとスピードで座頭市自身をメッタ斬る北野監督。その雇われ監督ゆえの立ち位置の小気味良さが、勝新とは違ったオンリーワンな市像の創造に成功している。そして市のように去って行く…。
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★4 | バーバー(2001/米) | あえて、少女の「行儀の良いだけの演奏」を地でいく話。しかし、その隠した手には鈍く光る刃物をたたえながら。 | [投票] |
★3 | 悲情城市(1989/台湾) | 非常に静かで慎ましやかな語り口で、台湾の一家族の力強さを描いている。
その静かさ加減が評価の別れどころか。 | [投票] |
★2 | トゥームレイダー2(2003/米=独=日=英=オランダ) | 救世主も墓荒らしも表裏一体?またも世界を股にかけ、遺跡を跳んで、暴走して、踏んづける。「教授」じゃないのにいいのか?というツッコミすら与えるスキもないが、距離感を喪失させるカットの多さが、敵以上にララの疾走感を妨害。残念。 | [投票] |
★4 | アバウト・シュミット(2002/米) | 平坦に見える道も気付かぬうちに下り坂、登り坂。時には歳に似合わずアクセル全開に、またある時はシフトをパーキングに入れて。画面を保たせる力を枯れてなお、まだまだ現役のニコルソンの表情に見る。 | [投票] |
★3 | TRICK 劇場版(2002/日) | 家庭のブラウン管(もしくは液晶&プラズマ)上では映えている「巨▼」や「貧★」と大画面や間のギャップ。クスクス笑えはしたものの劇場で堪能できる物かというと、どうか。DVDで稼ぐからいいのか?(テレビシリーズ程の常習性のアクの強さはない) [review] | [投票] |
★4 | グリース(1978/米) | ひたすらアッパーなミュージカル。青春の悩みなんか陽気に吹き飛ばせ!生徒達の歌と踊りも陽気で素敵だが、レイノルズのシーン(「ビューティ・スクール・ドロップアウト」)も、魅せる。 | [投票] |
★5 | 至福のとき(2001/中国) | またもや美少女を採用し、ヨコシマな鑑賞者も含めた人々のコリを丹念にほぐし、至福の時を与えてくれるチャン・イーモウ支配人。観終えたあとには、青空をそして未来を、見上げたくなるであろう。 | [投票] |
★2 | ミスター・ルーキー(2002/日) | 実況もスコアも入れてもらいたい程TV中継を意識し、なんのヒネリもなく「そのまま使用」したアングルが裏目に。映画ならではの絵づくりを期待したのだが。臨場感もなく、最高潮になるはずの見せ場にタブチ氏のムードも合わず。関西圏外から見た関西観。もっとベタなものを期待したのに。 [review] | [投票(1)] |
★3 | 8 Mile(2002/米=独) | 口喧嘩の優劣だけが支配する世界。それに抵抗するヘタレラッパーも、ついには隠していた爪を見せる。そこまでに費やされる時間はリズム感なし。割り切るビッチ女も女だが、それをライムに載せる男の恨み節もどうなのか? | [投票(3)] |
★4 | ドクトル・ジバゴ(1965/米=伊) | 「都合のいい女性」観(逆にラストの女性の健やかさが生きている)ではあるが、過酷な歴史の嵐に飲み込まれて行く一人の男の物語を壮大な語り口で見せてくれる。特に兄のナレーションの入れ方、想像させる「詩人の作品」の描写は絶妙。 | [投票] |
★3 | K−19(2002/米=英=独) | イデオロギーを言う前に仲間を救うために闘った男達の物語。クルー各々の描き込みがもっと深ければ、素直に感動できたのだが…ちょっと主役二人の権力闘争劇に時間をとられ過ぎであろう。 [review] | [投票] |
★4 | HERO(2002/中国=香港) | たしかにCGやワイヤーワークに頼った絵面ではあるものの音楽、色彩、衣装が剣士達の心の機微を鮮やかに深く浮かび上がらせる。コチラも半時少し、職人イーモウと剣を交える夢を見せてもらった。なんとも贅沢な1時間半! | [投票(1)] |
★3 | オール・アバウト・マイ・マザー(1999/仏=スペイン) | 舞台で即興の語りをはじめるところ。あそこで興味を示さなかった(席を立った)客をあえて描くことで、アルモドバルの意志を見せてもらいました。どっこいあたしたちは生きてくよ、と。そしてペネロペはスペイン語の
語りが美しい(母国語だもんね)。
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