★3 | 幸せの1ページ(2008/米) | 演出・脚本共に手堅く、質のいい冒険映画。唯一気になったのは動物の扱い。CGなどで作られた動きが丸わかりで興ざめする。少女が無人島にいるという状況から、動物を少女の仲間として動かすことが必須なのはわかるが、もう少しなんとかならなかったのだろうか。 [review] | [投票(1)] |
★3 | エレジー(2008/米) | トルストイなどを絡めて性欲の問題を描いている。やりたいことはわかるが、一つのテーマだけを時間をかけてシリアス調に描いている割には、別に深い掘り下げはなかったように思う。ペネロペが美しいって話なら、こんな深刻そうな内容じゃなくてもいいだろう。この監督は自分にはあわない気がする。 | [投票] |
★3 | ミックマック(2009/仏) | いたずらのギミックの面白さ、皆でわいわいやってる感は見ていて楽しかった。それ以上の何もないところが欠点でもあるが、この映画はこれでいいのではないかと思う。 | [投票(1)] |
★3 | 悪人(2010/日) | 前半は展開が転がっていき楽しく見られたが、後半は納得がいかないところが多い。 [review] | [投票] |
★3 | ノルウェイの森(2010/日) | 緑役がとにかくよかったので、全体的には「こういうのもありかな」程度の感想になった。問題のせりふまわしは、最初はつらかったが、こういう演出だと思えばだんだん気にならなくなり普通に観られた。 [review] | [投票(1)] |
★3 | ロビン・フッド(2010/米=英) | 戦争シーンもよかったが、一番の魅力的に思えたのは主人公が領地内でいろいろなことが営まれているのを見て回るシーンのディティール。 [review] | [投票(3)] |
★3 | HACHI 約束の犬(2008/米) | あくまでも犬の擬人化していて、犬の本能ではなく、いろいろわかった上であえてそういう行動をしているのね、と話になっていたことに首をかしげる。 [review] | [投票] |
★4 | ブーリン家の姉妹(2008/英=米) | 歴史、宮廷、姉妹の関係がバランス良く描かれた良作。いろいろなことに触れているため普通にやれば散漫になるところを、全て最終的に姉妹の関係に収束させているため、上手くまとまっている。衣装・主演2人の演技もとても見ごたえがある。 [review] | [投票] |
★4 | ある公爵夫人の生涯(2008/英=伊=仏) | 出来事をそのまま並べただけ、というストーリーで「女性の自由とは」のようなテーマを匂わした割には全くそれには踏み込んでいない。あえて出来事に何の解釈も加えずに作ったのか、力不足で踏み込めなかったのかはわからない。が、こういう映画もあっていいんじゃないの? という思いもあるし、何より視覚的には楽しかった。 | [投票] |
★3 | Shall we Dance?(2004/米) | 登場人物の魅力がイマイチ。やっぱりどんな人物でも西洋人がダンスするとそれなりに自然な絵になってしまうんだよな…。 | [投票] |
★4 | マイレージ、マイライフ(2009/米) | 前半はテンポよく進みユーモアも挟まれていて、楽しく観る事ができた。が、後半でいい意味でも悪い意味でも一転した。良作だとは思うが、心苦しい作品だ。 [review] | [投票(3)] |
★3 | 仮面の男(1998/米) | ディカプリオがルイ14世を演じるのにまず無理があったと思う。ファンタジー世界の王子程度の演技だった。歴史ファンタジーとして観ることすら難しく、完全なファンタジーと自分に言い聞かせながら観た。あと、画面に対する全体的な色使いのセンスが好きになれない。4銃士がよかったので★3 | [投票] |
★3 | フロスト×ニクソン(2008/米) | 手堅い作品だと思うが、後半の展開にどうしても納得がいかない。表面上は「社会派っぽくバランスをとった描き方をしますよ」というスタイルなのに、勧善懲悪っぽくなっているところが。実話を元にしてるんだから、仕方ないだろ、と言われればそうなんですが。 [review] | [投票] |
★2 | トランスフォーマー リベンジ(2009/米) | 1のシンプルなストーリーと、アニメみたいな懐かしいシチュエーションに魅力を感じていたので、その部分がなくなったことで自分にとっての面白さは半減。アクションも1と同じようなのが派手になっただけで、2ならではの工夫も見つけられなかった。新ロボットが可愛かっただけに残念。 | [投票] |
★4 | トランスフォーマー(2007/米) | 懐かしいかんじの日本のロボットアニメのノリを、アメリカ映画にしたらこうなるんだなぁ、と新鮮さと懐かしさの入り混じった気分で面白く観られた。展開が早い過ぎるところもあったが、最終的にはよくまとまっていたと思う。 [review] | [投票] |
★4 | ヴィヨンの妻 桜桃とタンポポ(2009/日) | 前半は凡庸に感じたが、後半に一気に盛り上がりを見せた。汽車に乗って遠くの宿へ行ったり、知らない街を歩いたり、というシーンで映画の中の世界が広がったのが良く作用したと思う。広末が好演していて言い意味でびっくりした。こういう役のほうがいいじゃん。 [review] | [投票(1)] |
★4 | 恋におちたシェイクスピア(1998/英=米) | シェイクスピアを題材?というかネタにした、シェイクスピア風ドタバタ劇。やりたかったであろうことと、出来た作品がぴったりと重なってて、見ていて心地よい。 [review] | [投票(1)] |
★4 | パイレーツ・ロック(2009/英=独) | 群像劇としては登場人物一人一人の行動の追い方が圧倒的に足りないのだが、それぞれの人物の1エピソードだけでキャラクターの魅力を最大限に引き出している。 [review] | [投票] |
★4 | 第9地区(2009/米=ニュージーランド) | ストーリーはいい意味でも悪い意味でも、王道で手堅い。だが、設定(特にエイリアンの生活形態や、それに伴う社会の変容)をしっかり基盤として作ってあるので、エピソードの端々で設定が上手く生き、結果的に全てが生き生きとして感じられた。あと、ちょっとグロい生物好きにはカニのデザインはたまらん…かわいすぎる…。 | [投票] |
★3 | 抱擁のかけら(2009/スペイン) | 映像や演技には文句ないのだが、どうしても気になる部分があり、自分の中では良作になりそこねた。 [review] | [投票] |