★3 | 17歳の風景 少年は何を見たのか(2004/日) | ATGばりの実験映画。今の時代、これをできちゃうのは、監督の実績があってのことだと
思います。いくつになっても、怒りを持続してるって何なのだろう。針生一郎の
台詞に託された天皇制批判は……スゴイです。&柄本佑くんの存在感と根性が圧巻。 | [投票(1)] |
★3 | ゆけゆけ二度目の処女(1969/日) | たけしを見つけられませんでした(←たけしさんが、フーテン時代、エキストラで出てるんですって)。で、秋山道男さんは、内田春菊の名付け親で、チェッカーズの仕掛人。脚本のガイラさん(小水一男)つながりで、『ほしをつぐもの』になるわけです。マニアックすぎ…(苦笑)。 | [投票(1)] |
★3 | あしたのジョー(1970/日) | 大学生の時、ビデオ屋に行って、なにぃ! ジョーの実写版だって。とゲラゲラ笑いながら友達5〜6人と観賞会。もう、ツッコミまくりの映画でした。こういうのは、大勢で見ると楽しいやね。 | [投票(1)] |
★3 | 恋におちたシェイクスピア(1998/英=米) | この手のハリウッド映画に、心が揺さぶられないのは何故だろう? だってこの話って、結局やってやってやりまくるだけじゃん。ロミジュリのストイックな物語とはかけ離れた、原作者の生き様ってことで良い
んでしょーか?(フィクションにしても作家を冒涜してんなぁ…) | [投票(1)] |
★3 | あの頃ペニー・レインと(2000/米) | 何もやらないペニー・レインというグルーピーに(ラスト以外)何の興味も共感も感慨もおきなかった。冷たいようだけど、ハメ外して遊びまくれば、
それだけ軽んじられちゃうのは、仕方ないことだと思うし…。昔は、時々、そういうタイプと仲良くなったけど、 [review] | [投票(1)] |
★3 | トーキング・ヘッド(1992/日) | 押井守という監督が、ポルノBEST3に周防正行『変態家族・兄貴の嫁さん』、大和屋竺『荒野のダッチワイフ』、若松孝二『胎児が密猟する時』
を上げていたので、シネスケの話題(?)の人に、興味を持ってみました。
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★3 | 息子の部屋(2001/仏=伊) | イイ人達だと思うけど、映画的にキャラが誰一人として立っておらず、どういうメッセージを残したいのかわからなかった。勿論、家族が亡くなれば悲しいのは当たり前。まさか、それを伝える為に2時間費やしたわけじゃないよね?豪華なホームビデオを見せられた気分。 | [投票(1)] |
★3 | チョコレート(2001/米) | 男と女の情事を描きたいばっかりに、それまでに起こる事象に、“あざとさ”を感じてしまった。それって、ちょっと違うんじゃない? 子供を狂言回しに使うなよ。 | [投票(1)] |
★3 | 八月のクリスマス(1998/韓国) | 愛が思い出に変われば、その愛は過去形=愛の不在。故に、苦しむことから解放される。愛とは、現在進行形だから足掻くのです。プラトニックは美化されがち。でも現実は、それほど美しくも静謐でもない。 | [投票(1)] |
★3 | 200本のたばこ(1999/米) | 「煙草は〈間〉だよ」と、細くて長い指に煙草を挟みながら、友達はそう教えてくれた。ゆらゆらと紫煙が、天井にのぼっていくのを眺めながら、バカ騒ぎしなくても、まったり音楽を聴く生活もなかなか心地良い。 | [投票(1)] |
★3 | 今宵かぎりは…(1999/日) | 〜ポルノ映画館初体験の巻〜 [review] | [投票(1)] |
★3 | バロウズの妻(2000/米) | ビート・ジェネレーションの作家って、あまりに皆個性強くて、映画化に
するの難しいんだろうなぁ。脚本が個性に食われちゃうつうのかな? あっ、でもバロウズにもミューズありが知れたことは良かった。 | [投票(1)] |
★3 | ベトナムから遠く離れて(1967/仏) | ベトナム戦争に対し、自分がどうかかわれるか? それにはやっぱり映画という手法しかないと考えるゴダール。そういう作品があっても良いと思う。 | [投票(1)] |
★3 | 狂走情死考(1969/日) | ちなみに腹貸し女にはジャックスが出てます。で、13人連続暴行魔(未登録)には、本物の阿部薫が河原でサックス吹いてる。ここまで来ると、映画っていうよりお宝映像の領域。そして… [review] | [投票(1)] |
★3 | ギター弾きの恋(1999/米) | 一言で言うと男の映画かな…。 [review] | [投票(1)] |
★3 | 天使のはらわた 赤い教室(1979/日) | 松尾スズキが風俗嬢に対し「彼女たちは何を諦め、何を手にしようとしているのだろう?」と書いていた。確かに。と納得し、それを知合いの男性に話したら「何も手に入らないよ」と一蹴された。ラストで名美が「(最低の世界に)来る?あなたが」と言うが、マトモな男は同情しても行きゃあしない。稀に蟻地獄に引きずりこまれる人もいるけれど、マ、マヌケなのかしらん? と私は内心ツッコミ入れる。 | [投票] |
★3 | メゾン・ド・ヒミコ(2005/日) | ノドに小さな骨が突き刺さったかのような、この物語に対する違和感を抱いた。
つまり何故に同性愛者に「新しい家族」がいるんだろう? ってことである。女とできるんだったら、それは最早ゲイではなく、ゲイを売りにしている異性愛者なのでは? 子供を作れないというのが〈哀しみ〉であるはずなのに、ゲイたちが子供に寄りかかってる。変! | [投票] |
★3 | (ハル)(1996/日) | あふれんばかりの情報が撹拌されているネットという世界だけで繋がっている男と女。相手が見えないから、心を揺るし、会えないから、不安になる。点と点が交わるということが、これほど難しく、そこにいるとわかっていながら、二人の線は結ばれない。運命という川にまかせる他ないもどかしさが……とても歯がゆい。 | [投票] |
★3 | 恋愛小説(2004/日) | 普通に予測がつくストーリー。定石通りなので、見ている人間が全部先が読めるというのは、いかがなものか? 不測の事態があった場合に、人は感動したり不安になったりするわけで、ラストの絵の裏に隠されたあの出来事みたいなことを、作り手がもっと考え捻り出してくれていたら、秀作になっていたのでは? | [投票] |
★3 | 北京ヴァイオリン(2002/中国=韓国) | 少年が北京まで行きバイオリンをやる情熱があったら、数々の小さな出来事は腑に落ちない。別に父親が敷いたレールに乗ってやってたわけじゃないでしょう?
物語を転がす為だけに事件を作るって、なんてツマンナイ脚本なんだろう。
→そして7つもツッコミどころ発見。 [review] | [投票] |