水那岐さんのコメント: 点数順
となりのボブ・マーリィ(1995/日) | ラスタマンと女教師のモノの判ったようなセリフが最低。麻薬でのトリップ場面のイマジネーションも低劣。大鶴義丹、レゲエブームに乗って安易にこんな軽薄作を撮ったと見た。監督など務めるのは50年早い。 | [投票] | |
運命人間(2004/日) | サイコホラーのつもりなのだろうが、主人公の追い詰められてゆく過程が強引すぎてシラケてしまう。コミカルな演出も幼稚であり、アマチュアレベルから一歩も出ていない。 | [投票] | |
セバスチャン(1976/英) | 涜神ゲイ映画。こんなものが成り立つのもイギリスならではだが、聖人の列に数えられる人物をやおい風味に味つけしてみても日本人には全く面白くはない。もっとも、聖人受難図というのはヨーロッパのゲイの少年期に必ず通る通過点であるようだが。 | [投票] | |
真珠の耳飾りの少女(2003/英=ルクセンブルク) | 情欲のこもった絵筆の描いたものと「名画」を規定する不幸。あるいは、女性週刊誌並みの覗き趣味。 [review] | [投票] | |
喜劇 一発大必勝(1969/日) | スカトロネタ、言い知れぬやり切れなさ、まったく笑えない暗さに打ちひしがれる。これはどこが喜劇なのだろう。(劇中の)ハナ肇の存在そのものに不快の念を禁じ得ない。 | [投票] | |
聖闘士星矢 最終聖戦の戦士たち(1989/日) | 前回、前々回の敵・味方がどんどん非力になってゆく情けなさ。復活怪人が弱くなる『仮面ライダー』からの伝統か。ここからは作品への愛情などひとかけらも見出せない。 | [投票] | |
シンク(1997/日) | 深いアレゴリーがあると考えるのは単なる穿ち過ぎだろう。テレパシーが軸とはいえSFではなく、製作グループが「スモールライト」というのと同次元でドラえもんと同じ「いつか見た風景」。若い癖にノスタルジーに浸っている時点でこの監督、終わっている。 | [投票] | |
スーダラ節 わかっちゃいるけどやめられねぇ(1962/日) | サラリーマン喜劇として観て、どうしようもない大愚作。東宝の「無責任シリーズ」に先駆けてブームを巻き起こそうという腹だったようだが、この女優陣の見るも無残な華の無さと、観ていられなくなる説教臭さには閉口。こういう映画は「ご同輩、堅実に行きましょう」なんて言葉が聞きたくて観るもんじゃない。一時の夢に浸りたくて観るもんだ。 | [投票] | |
機動戦士SDガンダム(1988/日) | 『ガンダム』の筆頭に数えられる公式勘違い作品。これ以後、サンライズは異様に偏ったガンダム作品を量産し、ガンダムという名のMSが出てくるだけが『ファースト』との共通点である、頭の痛くなるアニメはみるみる増殖していく。 [review] | [投票] | |
新・影の軍団 序章(2003/日) | 仮にも劇場公開作品ならそれなりの話にまとまっているのかと思えば、起承転結の「起」でしかなかった。千葉、山本、松方といった大御所はろくに動かぬ有様。若い連中は頑張ってはいるが、低予算ぶりは隠しようもない。 | [投票] | |
武者・騎士・コマンド SDガンダム 緊急出撃(1991/日) | 全く、どこがガンダムなのだろうね。まあ、情けないパロディを見せられるよりは腹が立たないですむけど、俺、芦田豊雄は嫌いなんだよ。Dr.スランプの作画とかやってたわりには妙に垢抜けないところが。 [review] | [投票] | |
運転手の恋(2000/台湾) | とにかく何につけても構成力が悪い。 [review] | [投票] | |
ラストコンサート(1976/伊=日) | 子供時代の記憶は併映の『カサンドラ・クロス』とない交ぜになってしまった。テーマ曲をアン・ルイスがカバーしていたのは覚えている…というかすかなノスタルジーが評価を甘くしていただけで、難病映画が何より嫌いな現在の自分にしてみれば間違う筈もない糞映画。P・モーリアやL・ルフェーヴルが好きだった激甘センチ時代の黒歴史。 | [投票] | |
式日(2000/日) | 世界のオタクの憂鬱を独りで背負ってることを誇りにしてるような輩と、ひとりの不思議…つーか不気味ちゃんの極めて童貞的なラブストーリー。正直全部観切るのは一種の苦行だった。 | [投票] | |
霧の中の男(1958/日) | 自分の悪行を何でも他人のせいにしてきた男が、甘ったれたままにママ代わりの女の腕の中に戻ってゆく物語。もう慎太郎のナルシズム映画は観まい、と固く誓った。 [review] | [投票] | |
フランキー・ブーチャンの続・あゝ軍艦旗 女護ガ島奮戦記(1957/日) | フランキーも市村もきわめて白痴的な演技を強いられているせいか、さっぱり笑えない。それだけならばまだいいが、エンディングの取ってつけたような「海ゆかば」で全く冷え冷えとした気分になってしまった。 | [投票] | |
霧の子午線(1996/日) | 正直、この出目という男に、なんで吉永は自分を撮らせてしまうのだろう。無能であるばかりか、幾度となく男を求めつづける淫乱女に彼女を撮ることに情熱を燃やしてやまない男なのに。岩下志麻も可哀想である。 [review] | [投票] | |
アイ・シティ LOVE CITY(1986/日) | 漫画の快調なテンポがどうにも間延びしたものに改悪されている。スケール的にも絞りすぎが却って敗因になったか?最大の「謎」をあえて無視したところでこのアニメは完全に箸にも棒にもかからないものとなった。 | [投票] | |
宇宙皇子(1989/日) | オープニングで役小角がやたら力んで解説するシーンに失笑。その後はいのまたむつみキャラにしては土俗的で地味な展開で眠ってしまった。『ファイブスター物語』の併映でなければ観なかったろう。 | [投票] | |
サイボーグ009 超銀河伝説(1980/日) | 脚本協力をしているアメリカ人ジェフ・シーガルがとんだ食わせ物。お陰で008はライトになったが作品自体の内容も軽薄になった。 [review] | [投票] |