★3 | シンドラーのリスト(1993/米) | これは、言いたいことがあって作られた映画なので、それはそれで成功した、といるのでしょう。ナチのジュノサイトが良いわけはないんだし。でも、映画として、そのすごいリアルな収容所そのたのパートとドラマが、どうにも調和していない。特に、最後・・・。 | [投票(1)] |
★3 | ヴァージン・スーサイズ(1999/米) | 監督が女性にもかかわらず、男からの視点を貫いて、理由をいっさい説明しないとろが、ただごとではない、と思った。とても深い想いが込められているのが、ひしひしと伝わってきた。でも、突然のキャロルキングは、ずるいなあ。不意打ちで涙腺の弱点をつかれた、って感じ。 | [投票(1)] |
★3 | GONIN2(1996/日) | 強姦されてからの喜多嶋舞のすざましい憎悪は、良かった。あと、強姦魔におそわれる夢のシーン、秀逸。こういう小さいけどサイコなエピソードの積み重ねが、石井隆監督は、うまいとおもう。 | [投票(1)] |
★3 | 大阪物語(1999/日) | 子役たちが類型にはまらずに、考え考え、毎日を一生懸命生きているのが、伝わってきて、すごくよかった。沢田は、しかし、『夢二』のキャラの延長だよね。でも、男の幼児性を擁護するこのテーマは、最悪にアナクロだと思う。 | [投票(1)] |
★3 | ブリキの太鼓(1979/独=仏=ポーランド=ユーゴスラビア) | はるか以前にみたのもう記憶が霧の中だけど、牛の頭骸骨とウナギが、鮮明に残っている。『ラン・ローラ・ラン』の叫びは、これへのオマージュだったのかな。 | [投票(1)] |
★3 | ライトスタッフ(1983/米) | それなりに面白かった記憶があるけど、ようするに、アメリカのフロンティア精神の擁護というか、昂揚のための映画って感じ。これをみて、アメリカ人が、そうだ、俺たちは挑戦の国なんだ、って熱くなってるのを想像すると、すごい醒めちゃう。 | [投票(1)] |
★3 | タンポポ(1985/日) | なんか、東京がうまく撮れていないなあ、って気になって気になって。なぜなんだろう。 | [投票(1)] |
★3 | 蒲田行進曲(1982/日) | これって、映画でやると、階段落ちを、その映画のなかで、演技として実際にやってみせる、という構造になってるわけで、でも、他のいろんな映画でたくさんの役者さんやスタントさんが階段から落っこちてるから、何とも言えない気分になるのでした。 | [投票(1)] |
★3 | ポンヌフの恋人(1991/仏) | しかし、血圧の高い監督だなあ。でも、冒頭のドキュメンタリーみたいなパリと、花火のシーンは好き。 | [投票(1)] |
★3 | ガタカ(1997/米) | 映像の美しさと、ジュード・ロウが良かったです。でも、SF映画としては、テーマが手垢が付いているし、あまり掘り下げてないので、映像とキャストで月並みなのが救われている、ってかんじ。 | [投票(1)] |
★3 | 乱(1985/日) | きれいだけど、どきどきしない。それに、最後の説明は、なに?そんなに解説するんじゃ、それまでの活劇は、なんだったの? | [投票(1)] |
★3 | いますぐ抱きしめたい(1988/香港) | 香港映画のなかで、何か自分だけの物を模索してるウォン・カーワイに、すごく好感がもてた。チンピラたちが話すシーン、ラブシーン、どうやって喧嘩がおこるか、など、ひとつひとつ月並みにならないように、こだわって撮っている。それだけで面白い。 | [投票(1)] |
★3 | KAFKA 迷宮の悪夢(1991/米) | プラハって、好き。カフカも大好き。ま、いろいろ映像の実験してみたかったのかなあ、ってかんじ。きれいではなる。巨大な目玉の登場で、相変わらず、見る、ということを自問してることは分かる。 | [投票(1)] |
★3 | IP5 愛を探す旅人たち(1992/仏) | ベネックスは、今回もいろいろ魔法をしかけたけど、でも、奇跡は起こらなかった。普通の映画が、ひとつできあがった。これも、何か、食べ物のことを言うけど、忘れてしまった。 | [投票(1)] |
★3 | エイリアン3(1992/米) | 囚人たちが、頭にコードバーを入れているのが好き。濡れた金属が、テーマというか、主役かな。シラミとか、もっと微細な不衛生さも、徹底するとか・・・。なんか、中途半端。 | [投票(1)] |
★3 | 非情の罠(1955/米) | カメラマンとしてもキューブリックがいかに優れているか、よく分かる。そのシーンも構図がクールでノワールしてて、すばらしい。でも回想のたびに、ゆらゆらエフェクトや、ナレーション過剰は、試行錯誤なのかなあ。 | [投票(1)] |
★3 | カポネ大いに泣く(1985/日) | この振幅を平気でやっちゃうのが、凄い。こんなに怖い物知らずの人物が日本にいる、というだけで、私は明日も生きていこう、という勇気がわいてくる。最高にかっこいいジジイだなあ。この作品を誰にでもは、すすめないけどね。 | [投票(1)] |
★3 | 家族ゲーム(1983/日) | ストーリーも巧みだけど、やはり松田優作と最初の勉強部屋シーン、食事のシーンは、一生忘れられない。やかんのお湯が沸く音が良かった記憶がある。 | [投票(1)] |
★3 | 二十歳の恋(1962/日=独=仏=ポーランド=伊) | 女の内面を、完全に謎として、まったく説明しなかったところに、若い頃の男の子が女の子に抱く感情が、うまく出ていると思う。ある視点からみると、矛盾に満ちたその振る舞いが、可愛くもあり、残酷でもあり、という感じがすごく伝わってきた。 | [投票(1)] |
★3 | みんな〜やってるか!(1994/日) | 北野映画のファンのなかのごく一部にしか勧められません。でも、これをこのローテンションで撮影をつづけるという強度には、畏怖を覚える。いくら早撮りの人とは言え、これを最後までつくりつづけるエネルギーって、いったい何だろう?こういうの作れるって、幸せかも。 | [投票(1)] |