★4 | シャイニング(1980/英) | 「ゆっくりと・・。」 [review] | [投票(6)] |
★4 | ザ・ワン(2001/米) | スローモーションの美しさ [review] | [投票(6)] |
★4 | 黒い罠(1958/米) | モノクロ、白黒の映画。しかし白と黒の世界ではなくほとんど「黒」。その「黒」はただの黒じゃない。闇の中の黒、メキシコという異世界の黒、人間の悪の部分の黒、画面上だけでない「黒」でいっぱいの映画だ。 | [投票(6)] |
★4 | 1900年(1976/独=仏=伊) | イタリア旅行に行ったとき偶然に美術館でファーストシーンの絵画に出会いました。その絵を見て本当に嬉しかったです。10分ほど眺めてこの映画が少しわかりました。映画の中で自分の知っているものが出てくるのも嬉しいが、現実で「映画」に出会えるのもまた格別です。 | [投票(6)] |
★4 | エイリアン3(1992/米) | 映画の冒頭でヒックスとニュートが死んでいたのはショックでした。エイリアン2が1986年、この作品が1992年。ニュート役の子が6年もたち子供から成長してしまったからなのか。マイケル・ビーンが出なかったのは「ターミネータ2」のように2には出ないという信念があるのか。私が思うにはたぶんデビット・フィンチャーはキャメロンのことが嫌いで彼の映画を壊したかっただけではないかと思います。 | [投票(6)] |
★4 | ポーラX(1999/日=スイス=独=仏) | ストーリー、内容、カラックスの表現したいこと、全ったく理解できなかったが
この異常なテンションの高さはハンパじゃない。特に森の中を主人公達が歩くシーンは凄さを通りすぎて恐かった。「ポンヌフの恋人」はパッション、「ポーラX」はテンション。カラックスは本当に「映画」の子である。 | [投票(6)] |
★4 | ヒート(1995/米) | この映画とにかく市街地の銃撃戦が凄い!12分間嵐のような銃撃戦。たぶん題名の「ヒート」はこのシーンの事を言っているのだろう。デニーロが警官に囲まれてとった行動はマシンガンを撃ちまくる。撃つ!撃つ!撃つ!薬莢がアスファルトに落ちた時の音とマシンガンの反動、回転するカメラワーク。この12分間だけがヒートしている。まるで戦争ドキュメントの市街戦を見ているみたいだった。 | [投票(5)] |
★4 | クローズ・アップ(1990/イラン) | どこでもある坂道、空きカンがコロコロと音を立てて転がる。ずーと転がる。まだ転がる。まだまだ転がる。この「まなざし」が「映画」だと思います。 | [投票(5)] |
★4 | ボルベール 帰郷(2006/スペイン) | ペネロペが歌うシーンがあるのですがすごく印象に残ります。そこだけ物語から逸脱して妙に「生」っぽいんですよ。違和感があると言えばそうですけど、気持ちが重なり合う大事なのシーンですが台詞ではなくあえて歌なのが素晴らしい。 | [投票(4)] |
★4 | グエムル 漢江の怪物(2006/韓国) | アウトフォーカスの向こうから・・・。 [review] | [投票(4)] |
★4 | 病院で死ぬということ(1993/日) | 徹底した「引き」のカメラに人間の生と死が写っている。題材、物語りよりもこのカメラがそのテーマを雄弁に語っている。カメラの距離がここまで表現するなんて驚きだ。これは真に「映画」だ。 | [投票(4)] |
★4 | 4番目の男(1982/オランダ) | 一瞬の美しいシーン。それだけで満足。 [review] | [投票(4)] |
★4 | ウォレスとグルミット、危機一髪!(1995/英) | 「らしからぬ」傑作。 [review] | [投票(4)] |
★4 | お早よう(1959/日) | カメラは小津流にローで固定されているにもかかわらず、登場人物がご近所を行き来するので圧倒的な空間的広がりと開放感を感じる。実に気持ちが良い。 | [投票(2)] |
★4 | 空気人形(2009/日) | 是枝さんはリアルからまたファンタジーへ。リー・ピンビンの映像は空気が映っている。 | [投票(2)] |
★4 | 愛のむきだし(2008/日) | 勃起で感動して涙したのは僕の映画人生で初めて。最高に下品でヘタクソでC級なのに恐ろしい程エネルギーに満ちあふれている。映画への愛が溢れている。いや映画に愛されているのか園子温。 | [投票(2)] |
★4 | イノセンス(2004/日) | 「ゴースト」は「人形」を求める。 [review] | [投票(2)] |
★4 | 風花(2000/日) | この映画を観たときは何も感じなかったが、ある日突然、夜の雪原での小泉今日子の舞踏シーンが私の心の中で完璧にリアルに再現された。それからずーと忘れられない映画です。私の中であの雪のシーンがとても重要に思います。理由はありませんが、その映画を好きになるときはそんなものではないでしょうか。 | [投票(2)] |
★4 | はつ恋(1999/日) | 田中麗奈は「エバンゲリオン」の綾見レイに似ている。電通につくられた少女。自我のない少女。その自我のなさがとても美しく映画やCMの映像まで美しくしてしまいます。これからも彼女に注目したい。 | [投票(2)] |
★4 | 祇園の姉妹(1936/日) | 今まで観た往年のスタイリッシュな様式美の漂う溝口とは違う、生々しさ人間らしさを感じるほどリアリティが溢れる作品。驚くのはたった1時間ほどの短い作品だが 全く短さを感じさせないほど芸子姉妹と旦那衆の物語から人間の本質が凝縮して描かれている。 | [投票(1)] |