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クワドラASさんのコメント: 点数順

★3Winny(2022/日)劇中でも言及してたが「包丁で殺人が起きたら包丁職人は殺人幇助になるか?→いやならない」のは当然だが、このWinny開発に関してこれを素直に当て嵌めるのは違和感。天然且つ天才的な人材の芽を潰すなには賛成。だからこそ警察不祥事の挿入で一定方向にエモるんじゃなく、裁判結果はどうあれ不可分な問題なのだと示して欲しかったかな。東出・三浦・吹越は良かった。3.5点[投票]
★3仕掛人・藤枝梅安(2022/日)豊川悦司の梅安はナイスキャスティング。基本このシリーズはプロットの激変を起こしにくい為、配役の妙で勝負だと思う。その点、天海祐希は及第点だが、板尾・六角がどこかギャグっぽく、柳葉に元締めの風格がやや足りなかった。というか個人的に山村聡と藤村富美男の印象が強烈に残ってるので致し方ない。また、行灯揺らめく中の質素な食事シーンはどれも雰囲気あって良かった。[投票]
★3沈黙のパレード(2022/日)このご時世で地方都市であそこまでの仮装パレードとは市民あっての事だし見事な催し。今回は草薙にスポットライトな感じも良かった。ただ、沈黙ぶりに甚だ疑問符もつき、早々な湯川の推理のすんなりぶりがちょっと興を削ぐ。多段式ロケットな終盤だが「真夏の方程式」のペットボトルロケットのきれいな放物線には及ばなかったかな。[投票]
★3逆転のトライアングル(2022/スウェーデン)このタイトルはいいね。三角(三人)ってのがミソで船内・島という2つの舞台で構成された本作。ってことは誰かがハミされる。そんな1人がラスト、山中を猛ダッシュする姿に「あなたも主役なんだよ!」と言ってやりたい。いやしかしあのゲログロ船内での船長とロシア人乗客だっけ?かのはっちゃけトークのカオス感はナイス!3.5点。[投票]
★3イノセンツ(2021/ノルウェー=デンマーク=フィンランド=スウェーデン)いかにも「ああ、北欧なんだな」って絵面も期待してたが、終始平凡な造形のマンション&公園に留まり残念。コワッパサイキックバトルの顛末はやはり最年長が有利か!姉ちゃん最高!また、「母親の在り方」を絡めてたがややありきたりだった。あと、猫はやめて欲しかった、、、 [review][投票]
★3イニシェリン島の精霊(2022/英)登場人物たちのポジショントークに寒村(寒島?)においてはまあ一理あるのかなぁと、最後まで吸引させられはしたが、ふと「対話」が無い事に気がつく。「会話」ではなくね。いわゆる刺激がないと皆クソつまんなくなってしまう。で、現代はというと刺激がたくさんあるのに「対話」がない。中庸さの重要性(主人公 コリンのほう)を敢えて壊して何になるのか、と思った。[投票]
★3きさらぎ駅(2022/日)「すずめの戸締り」+「舌切りすずめ」+「白石晃士風POV」、、、でどうなったかと言うと、まあラストの頷き加減も含め「世にも奇妙な物語 まずまずな拡大版 してやったり編」かなと。いちいちなやられっぷりの顔芸&爺さん必死走りの意味不明さとか割りと好き。[投票]
★3富士五湖奇譚 呻母村(2021/日)初っぱなからあからさまなウゼーYouTuber登場に逆に期待する。富士五湖ロケも西湖及びその周辺で実施によしと頷くもそっから先は都留市へと移る。まあでも思わせ振りなラストや白石晃士リスペクトっぽい作風は短尺なのも相まって観ていて飽きなかったかな。[投票]
★3RUN/ラン(2020/米)低予算・狭いシチュエーション・90分という小品ながら、小道具・アイデア・主人公の迫真演技等でイヤ〜な緊迫感が途切れない。前作同様この監督の派手さはないが着々と積み上げてくるサスペンス醸成は好みだ。ただ、若干毒ママぶりがありきたりだったか。3.5点。[投票]
★3口裂け女2(2008/日)前半は「海街diary」ならぬ「麓街diary」な三姉妹の朗らかな展開。が、中盤以降は一転「麓街diary (of the dead)」な血ミドロ劇に。だが、怖さより哀しさを感じてしまうのはホラー映画としてはちょっと微妙か(洋画で言えば「キャリー」) [review][投票]
★3ゼイラム(1991/日)ストーリーはあって無いようなものだが、この時代ならではの手作り感が心地好い。味のある特撮・素人漫才のような凸凹コンビ・そして見た目の可愛さに反して若干棒ながら艶やかなボイスの主人公…左右非対称の戦闘用ゴーグルも良い。また、今話題の昆虫食にも積極果敢な態度を見てとれる(笑↓)3.5点[投票]
★3地球防衛未亡人(2014/日)JAPヤロー2号とかレフトンR30とかベムラスとか昭和ウルトラ好きには楽しめる要素満載。モロボシが連呼する「ダン(壇)応答せよ!ダン!」や渋顔山中隊員もたっぷり堪能。基本おふざけ系だが、怪獣に三角諸島(尖閣)や核廃棄物の時事ネタも上手く絡めて案外話に整合性がある。 [review][投票]
★3茜色に焼かれる(2021/日)精神が堕落しなし崩し的に社会の分断を描く中で、それでも主人公が何度も口にする「まあ、頑張っていきましょう」と家族もしくはホントちっちゃなコミュニティでの足掻きを僅かな希望とする方向性はまさに自己責任論。そんな呪縛から解き放たれたのかどうかは微妙なラストだが、主要役者陣は皆良かった。[投票]
★3かぞくのくに(2012/日)色々悲喜こもごもやってたが、お兄ちゃんの「思考停止」発言で全てが説明出来てしまうところに愕然とするし、本作では国家間の政治的描写はなかったが、現実を知る以外映画的な奥行きは感じなかった。でも、帰国事業の根は深い…福留さんの「ニューヨークへ行きたいか〜!」がやっぱ楽園か。[投票]
★3仮面ライダー1号(2016/日)本郷猛、最近は変身ポーズの前に「ふぅおわ〜っ!」と景気付けの一声が入るが、本作でも力みまくった昭和濃厚変身を見せてくれる。相方が平成ライダーの中でも特にチャラカワなタケルだから余計にそのレジェンド感は漲る。ただ、変身後の1号は平成後期のゴテゴテしたフォルムに迎合して残念。 [review][投票]
★3ザ・ファブル 殺さない殺し屋(2021/日)前作からファブル佐藤の純真なキャラクター性は全く揺るがず強靭な体幹も健在だったが、今回は敵側の魅力がイマイチ。堤真一の演技幅の広さが逆にマイナスな例か。鉄棒リハの顛末は予想はできたが悪くない。素人ヒットマン集合な足場アクションでは確実に死者数名だが、(直接)殺さない殺し屋で(間接)的にはOKなのか(笑)[投票]
★3機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ(2020/日)狂気と融和の傑作「逆シャア」の続編としてはちょっとガックリ。まあ序章という事で人物紹介的になってしまってるのは仕方ないかもだが、MS戦少なすぎだし、ハサウェイ主役張るにはこのままじゃ地味だ。次作以降、ギギを軽るーくあしらって燃え盛る私念の発露を。お前ホントにブライトとミライの息子か?みたいなね。へんな恋愛オシャレ感とかもいらない。[投票]
★3フリー・ガイ(2021/米)生の人間がポップなVR世界を介して成就するのをAIシンギュラリティあってこそで帰結ってのはイマドキ感十二分だと思ったが、待てよ25年以上前に「バーチュオシティ」なんてのもあったなと。それに比べれば本作は微笑ましいが、、、 [review][投票]
★3口裂け女(2006/日)主演ふたりの存在が妙に軽いのは「都市伝説」を描く意味では正解。本丸はあくまでもここでは口裂け女であって、彼らは恐怖を醸成する為のスパイスに過ぎないのだからね。2と併せて観るとアプローチの違いが明確で面白い。 [review][投票]
★3エクスクロス 魔境伝説(2007/日)グーグルマップ等でしらみ潰しな状況において昨今の「犬鳴村」や「樹海村」の知られざる感は難しくなった(要は嘘くさい)この「阿鹿里村 足狩村 最後はもう足フェチ村(笑)」はそんな未来を見越した様に、逆手にとり、足を切り落とされようが今よりむしろ一歩先を行ってる。3.5点 [投票]