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Linusさんのコメント: 点数順

★5ブルース・ブラザース(1980/米)心に残るライブは誰しもあるもので、学内の人気コピーバンド・ピンチーズはまさにその一つ。キーボードの堀江さん(ニール&イライザ)とギターの塚本さん(ネタンダーズ)が、「GIMME SOME LOVIN'」を演奏し、ミューズの降りたボーカルが歌いまくる。その記憶とセットな映画。[投票]
★5シクロ(1995/仏=香港=ベトナム)青い髪の毛に絡みつく息が絶えた金魚。口をポカンと開けて、空中を睨む。静けさの中に、激しいまでの情熱を秘めることによって、エロスとタナトスに分岐する。貧しい者がマジョリティの社会でも、特権階級だけがエピキュリアンに変貌する。対比されたモノが全て美に昇華する瞬間(映像)。 [投票]
★5グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち(1997/米)一度決壊したら自分が保てなくなるから、堅い鎧をまとって自分自身のことを語らず、 テキトーな会話しかできない希薄な人間関係って、誰しも通る道なんじゃないかな?  凡庸であるからこそ、一握りの天才に嫉妬するのではなく、寛容な心でありたい。[投票]
★5一条さゆり 濡れた欲情(1972/日)個人的に一条さゆりに興味があるから見た。ストリップ劇場という小さなメディアしか通してないのに、何故あれほどまでにインテリからヤクザまで 魅了できたのか? 再見してわかったことは、彼女には“気品”がある。伊佐山ひろ子のキャラと服装も可愛いし、神代作品のMY BEST 1。[投票]
★5アモーレス・ペロス(2000/メキシコ)はにかんだ笑顔に見入る。華車な躯に触れたいと欲する。軟体動物のような柔らかな舌の感触を確かめたいと希う。欲望なんて、少しずつ大きくなる雪の中を転がる球みたいなもの。そんな想いは永遠に続かないとわかっているから、双六の振出に戻る。それが愛だと納得してみたり。[投票]
★5ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア(1997/独)テキーラを持った男と銜え煙草をする男の立ち姿が、 痺れる程かっこいい [review][投票]
★5ロッキー・ホラー・ショー(1975/英)例えて言うなら、中学高校大学時代バカみたいに騒いだ学祭。狂うほど踊ったフジロック3days。初日はノレないんだけど、最終日には、祭りよ終わらないでぇと懇願し、一抹の淋しさを感じながら各々が家路につく。でも褻(け)があるから“晴れ”が輝くんだよね。[投票]
★4月はどっちに出ている(1993/日)筑紫哲也氏曰く「在日の主人公を演じると、その男は役者として大化けする。魅力が全開する。例えば『月はどっちに出ている』の岸谷五郎、『GO』の窪塚洋介、『夜を賭けて』の山本太郎」だとか。何故なら、 [review][投票(14)]
★4座頭市(2003/日)深見千三郎へのレクイエム 〜たけしフリークより愛を込めて〜 [review][投票(13)]
★4顔(1999/日)正子「死ねたらいいです。死ねたらいいです」律子「あのね、お腹が減ったらご飯食べて、また、お腹が減ったらご飯を食べて、遠くを見なくていいの。そうしなきゃ、私だってとっくに終わっているんだから」こんなこと言われたらさ、ボロ泣きだよね。[投票(11)]
★4アカルイミライ(2002/日)「じれったいんだよ!」 [review][投票(9)]
★4虹の女神(2006/日)アオイのこころ [review][投票(8)]
★4光の雨(2001/日)連赤事件の映画を撮りきったことを評価します。なぜなら、それは、私たちがこうなってしまった原点だと思うから。 [review][投票(8)]
★4OUT(2002/日)リスペクト・桐野夏生 [review][投票(7)]
★4ジャッキー・ブラウン(1997/米)「恋愛は、妥協と打算と騙しあい」だとか。これってサスペンスの醍醐味でもあったのね…。ピュアで突っ走って涙で男を落とそうなんざ、10代のオネエちゃんがやるこった。ジャッキーの「あたしが怖い?」って台詞に痺れました。一度、言ってみたいかも。[投票(7)]
★4海の上のピアニスト(1998/伊)これは日本の小さな町に住む人間の寓話。あるいは島国という日本に住む 私達の寓話。決して1900を非難することはできない。世の中には一歩を踏み出す勇気がない人がいるということ、翻って自分がそうである人間かもしれない、と考えさせられる映画である。[投票(6)]
★4ギャラクシー・クエスト(1999/米)知り合いのカナダ人は、中学にあがるまでサンタさんを信じていたそうだ。 そんな環境を作ってくれた両親に感謝していると言っていた。現実は、居心地が良いトコでは決してない。だから信じてくれる子供がいる限り、夢を与えてあげる。それが大人の粋ってモノ。[投票(5)]
★4ゆきゆきて、神軍(1987/日)神戸に実家がある友達から聞いた話。奥崎謙三の家には天皇の悪口などが書かれた張り紙がペタペタ貼られているそうだが、その中の一枚に「妻、求む」とあったそうだ。なんかケンちゃん、かわいい。[投票(5)]
★4ジョゼと虎と魚たち(2003/日)光も音も風も感じない、暗い海の底で深海魚のように暮らしていたジョゼ。何も持ってないからこその潔さなのか?ザンパノは現代のフェミ男(恒夫)に生まれ変わり、笑顔を武器に世を渡る。岸田繁くんの歌声が冬の空をピンピン泳ぎ荒川良良くんは絶版です!と咆哮する。[投票(4)]
★4昼顔(1966/仏)子供の頃からイイ子ちゃんでいると、親が期待しはじめます。そうなると、期待に応えないと悪いのかなぁと思って行動する羽目に。でも実は自分の本意じゃないから、時々いだかれた虚像や目の前の物事を無性に壊したくなる。(ちょっと気持ちわかるぞ。ヤバ)[投票(4)]