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町田さんのコメント: 点数順

★3はたらく一家(1939/日)傑作『鶴八鶴次郎』の次にこんな表題のこんな教育映画を撮ってしまうところが凄い。徳川夢声演じる父を引き立てるため、母(本間敦子)が徹底的に陰険に描かれている。[投票]
★3寶の山に入る退屈男(1938/日)竹野治夫カメラマンの見事な仕事振り。最高主勲章はあなたです。次ぎは美男剣士を演じた高山広子さん。右太パパは座ってる時間が長過ぎ。きっと同時進行で何か撮影していたんだろうな。[投票]
★3可愛い悪魔 いいものあげる(1970/日)渥美マリも綺麗だし、モンドな音楽も俺好み、話もまぁまぁ面白いんだが映画的ダイナミズムっつーものが欠如している。破綻しててもいいからもっと笑ったり感動したりしたかった。[投票]
★3超少女REIKO(1991/日)「〜ですワ。」 島崎和歌子の台詞全てにピー音を掛けた「自主規制版」の再上映なら大いに歓迎。[投票]
★3女巌窟王(1960/日)大筋はタイトルのまんまだが細かい展開は予測不可能。そこが正に新東宝。万里さんが綺麗で沖竜次がカッコいい。堀井雄二はこの映画を見てドラクエ4の4話目を作ったに違いない。いや違いない。[投票]
★3修禅寺物語(1955/日)炎とともに描かれる合戦シーンの迫力は本物だし、能面の使い方が実に印象的。二代目の苦悩と姉妹の対比を軸に人生の意味を問う岡本綺堂の原作の魅力も充分伝わる。 [review][投票]
★3初笑い底抜け旅日記(1955/日)この点は全て三木トリロー先生の音楽に捧げる。それくらい素晴らしくモダンなのである、彼の音楽は。黒人フォーク的なジャズ、といって音を想像できるくらいの音楽ファンならばEMIから発売された彼とエノケンのコンピ版を直ぐにGETすべし。[投票]
★3影法師(1950/日)阪妻の間違えようのないデカイ顔を活かした見事な企画。うら若き鶴田浩二の登場に場内騒然。[投票]
★3お笑い捕物帖 八ッあん初手柄(1955/日)そこそこ笑えるしミステリ時代劇としてもまぁまぁの出来なんじゃないだろうか。北猛夫&小川一男の装置がいいね。”あの方”が出たとき歓声が上がった。[投票]
★3人生劇場(1983/日)何もかもが過剰。しかし前半に於いては松坂慶子が放埓な喜劇性を発揮し全体の雰囲気を調整、与える印象はむしろ好ましい。一方、中島が演出し松方が演じた「飛車角」のパートは余りに真っ当過ぎ深作純弥の東京的センス(或いはテンポ)と全く噛み合っていない。退屈はしなかったので3・5点。[投票]
★3忍者ハットリくん ニンニンふるさと大作戦の巻(1983/日)内容は全く覚えていないがロボット忍者の造型がけっこう好きでした。同時上映は『ドラえもん のび太の大魔境』と『怪物くん』。[投票]
★3ど根性物語 銭の踊り(1964/日)市川崑の演出や宮川一夫の視覚表現やハナ肇のBGMの何処がど根性なのだろうか。脚本もたいしたことなさ過ぎ。勝新はジーパン似合わな過ぎ。ヒロインを江利チエミに演じさせたという一点にのみど根性を感じる。 [review][投票]
★3夕陽に赤い俺の顔(1961/日)七人の殺し屋。渡辺文雄を始めメンバーがあんまりダサ恰好良いんで思わず人に奨めまくりたくなります。[投票]
★3七つの顔の女(1969/日)篠田・寺山の『夕陽に赤い俺の顔』と並ぶお宝映画。志麻姐さんの美しさは国宝レベル。秘書役の有川由紀チャンも可憐。しかしなんつっても有島一郎・財津一郎の二人に尽きる。GSからディキシーランド、ムードジャズにフレンチポップと音楽センスも良好。[投票]
★3王将(1973/日)適材適所で退屈しないが勝新自身の変貌と衰微を想起させる後半は見ていて痛々しい。堀川弘通の演出、笠原良三の潤色構成は呆れるほど手堅く、画面は幻想的なオリジナルとは懸け離れたTV的即物性に占められている。[投票]
★3夜の勲章(1963/日)「誰が一番得をするか」と考えただけで底が割れちまうようなペラッペラなミステリだが小林旭が演じるボンボン探偵の造型、助手との距離感なんかは悪くない。[投票]
★3大番(1957/日)加東大介主演作ってみんな同じだな・・・。[投票]
★3座頭市牢破り(1967/日)山本監督が常に次に来るカットのことを考ながら演出していることが良く判る作品。宮川の映像も色鮮やか。鈴木瑞穂を介し唱えられる説教節が正直うざったいし、脚本も納得性に欠ける(三國のキャラが不自然)が、新藤兼人版『座頭市 海を渡る』の返歌と考えると面白い。西村晃がサド官吏を熱演。[投票]
★3座頭市果し状(1968/日)酔いどれ天使』を彷彿とさせる一編だがやり過ぎの感が否めない。満身創痍の市を強調する為とはいえ幾らなんでも人を斬り過ぎだし鏑木創の西部劇風主題歌、無調BGMもしつこく煩い。時代や流行を意識するのは大変結構だが流され追従するのはどうか。 [review][投票]
★3まらそん侍(1956/日)表題と粗筋を聞いたときに抱く期待を上回る作品ではけしてない。勝と夏目のキャラの書分けに失敗しているからだろう。しかしこういう軽い喜劇をやらせたら森一生は流石に巧い。愉しい。トニー谷、益田キートン、大泉滉が活き活きと輝いてる。[投票]