町田さんのコメント: 点数順
アレクセイと泉(2002/日) | 時間が経つにつれ愛着が沸いてくるから別れが淋しい。ダンス曲や最期でアレクセイが口ずさんでる民謡のメロディに聞き惚れた俺には坂本龍一の善意の押し売りみたいな音楽は余計に感じたな。 | [投票] | |
かぶりつき人生(1968/日) | 現実社会を逞しく生きていくためには、知力と体力、そして未来への不安が必要だ。俺のような甘ッタレにはきっと、最後の要素が決定的に欠落しているのだろう。 | [投票] | |
白い指の戯れ(1972/日) | 恋愛はスリに似ている。私は苦手だが、巧い奴を知っている。 | [投票] | |
ブラッド・ワーク(2002/米) | これじゃ本当にただのミステリじゃないか。構成が拙過ぎ。原作の美味しいところを繋ぎ合わせただけの脚本を、無意味にフォトジェニックな画面で誤魔化しているだけ。 [review] | [投票] | |
ポリー・マグーお前は誰だ?(1966/仏) | モード門外漢の俺だが、ラストのローラン・トポールのアニメ+ルグランの歌で、充分元は取れた。 | [投票] | |
10ミニッツ・オールダー 人生のメビウス(2002/英=独) | スパイク・リー。オムニという形態の常識を破る方法論と制限時間内で伝えたメッセージ量で圧倒。他は原始時代への遡行といった感じ。とりわけジャームッシュ編の凡庸さに呆れ返る。百年掛けて進化してきた映画を、今更原初の姿に戻すことに何の意味があるというのだ? | [投票] | |
奇跡の丘(1964/伊) | 政治X宗教X映画。 真実を凌駕する戯れ言の三位一体。 | [投票] | |
パイレーツ・オブ・カリビアン 呪われた海賊たち(2003/米) | 私も、カリブ三十郎さんに全部。 | [投票] | |
落第はしたけれど(1930/日) | 70年以上経過した今でも、なんら変わることのないW大生。大らかと言えば大らかだが、こういう校風を履き違えて生まれるべくして生まれたのがかのワダさんである。 | [投票] | |
突貫小僧(1929/日) | 欠如してるのは小僧が斉藤達雄を連れ回すシーンなんだろうか?一番面白そうなのは其処なのに・・・。 | [投票] | |
反逆児(1961/日) | 当時流行った「武士道残酷もの」の一環ということなのだろうが、爽やかな人物が人っ子一人いないってのは見ていて息苦しい。 [review] | [投票] | |
殿さま弥次喜多 捕物道中(1959/日) | 全く笑えないというわけでもないが、構成や構図に拘り過ぎて死んでしまった「間」も多い。MVPは山形勲の演じた「権ちゃん」に。 | [投票] | |
大学は出たけれど(1929/日) | 映画にとって「間延びした部分」「退屈な部分」が如何に重要であるかということを、11分間で実感させて呉れる貴重な教材。 | [投票] | |
北海の暴れ竜(1966/日) | 伏竜。 [review] | [投票] | |
セントラル・ステーション(1998/仏=ブラジル) | 「ハラヘッテマセン。」片意地張ってる少年に素直に「ハラヘッタ」と言わせるまでの行程の長いこと長いこと。確かにいい話だが、この監督の演出は全体的にあざとく硬く、より具体的に云えば役者を統制し過ぎているきらいがあり、余り好きになれない | [投票] | |
最高殊勲夫人(1959/日) | 『青空娘』に於ける若尾文子と川崎敬三の卓球シーンは観る者にモノ考える隙すら与えないほどに楽しくスピード感エネルギーに充ち溢れていたが、本作のキャッチボールシーンにはそれがなかった。如何にもとって付けた様。 [review] | [投票] | |
月曜日に乾杯!(2001/仏=伊) | イオセリアーニの極めて図式的な手法・論法は正直古臭く好き嫌いの分れるところだろう。横移動を使い<動く対称>をリレーしていく手法(これがイオセリアーニ節?)は確かに印象的で個性的だが幾らなんでも多用し過ぎ。 | [投票] | |
玩具修理者(2001/日) | 語彙センスが決定的に合わない。 | [投票] | |
日本春歌考(1967/日) | 「満鉄小唄」を知った映画。 | [投票] | |
女の歴史(1963/日) | これも酷く残酷な物語。死はいつだって最悪のタイミングで訪れる。ラストでは高峰秀子と一緒ににヒヤヒヤさせられる。ただ斎藤一郎の音楽が邪魔。 | [投票] |