★5 | 未見だろうが初見だろうが、全編が既に我々の知っているイーストウッド。多少の逸脱も無く。しかしトムスターンによる撮影が刷新された「完全版」イーストウッドクライムとしてこの映画を新鮮に輝かせている。 [review] (週一本) | [投票(2)] |
★4 | 何と端正な犯罪映画。心臓移植をからめたリスキーな設定が本作の肝で大いにハラハラさせられるのだが、しかし演出はもう抜群の安心感。自身の肉体は流石に衰えを感じさせる部分もあるがまだまだ演出はダイナミックかつ若々しい。しかもそれを突出と感じさせずにいかにも当たり前の演出技術として披露してしまう。恐れ入ります。
(ゑぎ) | [投票(4)] |
★4 | 『ダーティハリー』の正統なる系譜。そのことがまず嬉しい。 [review] (緑雨) | [投票(3)] |
★4 | 家族よりも濃いふたつの「血」の絆。闇と光と。その狭間で疼くわが心臓の痛み。(02.12.17@梅田ブルク7) [review] (movableinferno) | [投票(3)] |
★4 | 作劇で言えばおそらく良いとまではとても言えないんだけれどイーストウッドの持つ強迫観念を表現する映画としては優れている。 [review] (t3b) | [投票(2)] |
★4 | イーストウッドとワンダ・デ・ジーザスが夕陽に染められた海沿いの道を歩くシーンの美しさは、イーストウッドのキャリアの中でも出色ではないか。トム・スターンという人物はブルース・サーティースやジャック・N・グリーンにも劣らない撮影者らしい。終盤の「暗闇」と「水」はやりすぎなほどに映画的。 [review] (3819695) | [投票(2)] |
★4 | 罪を背負って生きる男、あるいは罪を背負うことを覚悟して生きる男を飽くことなく描き続けるイーストウッドには全く頭が下がる。 [review] (ハム) | [投票(2)] |
★4 | うまいなー。イーストウッドの演出って、ほんとうにストーリーに観客を集中させるすごい力をもってると思う。すべてがさりげなくて、技巧がまったく気にならないもんね。しかも、配役を使うイーストウッドの個人的な動機と物語上の動機がぴったりなのね。少数民族としてのメキシカンのための映画でもありますね。 (エピキュリアン) | [投票(1)] |
★4 | これはもう極めて良質な70年代B級映画の味わい。 [review] (ナム太郎) | [投票(1)] |
★3 | こんな犯人がバレバレでいいんでしょうか?サイコサスペンスものとしては、かなり古臭い仕上がり。際どいような見せ場も皆無。でもそれがまたイーストウッドらしさなんでしょうねえ。 (takamari) | [投票(2)] |
★3 | 交換と接続。製作年を一瞬疑わせるような演出の古典的な安定性が、錆びれた風味を感じさせる。イーストウッドの引き締まった表情は、情念のドラマとしての躍動性よりも、研ぎ澄まされたドラマの持続を演出する。 [review] (煽尼采) | [投票(1)] |
★3 | 少なくともこの映画の面白みの半分は犯人探しのはずだ。 [review] (ごう) | [投票(1)] |
★3 | イーストウッド印保証付き作品。纏めどころが甘くなったが上質な仕上がりだ。『Dumb and Dumber』のジェフ=ダニエルズがまたもや Dumb 振りを見せてくれているのが笑える。3.7点。 (死ぬまでシネマ) | [投票(1)] |
★3 | 時代遅れかもしれないけど、おもしろいのよこれが。 [review] (ざいあす) | [投票(1)] |
★3 | 犯人登場以降の展開がくどい気がする。 (サイモン64) | [投票] |
★3 | 淡々と進む無意識や状況や思いが織りなす「つながり」の推理劇は、それなりに面白い。ところが確信犯的に合理を無視したとおぼしき、大詰めの通俗的な活劇のドンパチ合戦に至り緊張感がゼロに。老いてもヒーローに固執するイーストウッドの業は理屈を超える。 (ぽんしゅう) | [投票] |
★3 | 犯人とか全然わからんかったけど、やられた!って全く思わないんだよな。 (TOMIMORI) | [投票] |
★3 | モチーフのみの顕在化に葛藤が薄くドグマのないSO-SOイーストウッド映画 [review] (junojuna) | [投票] |
★3 | 最後まで自分を出そうという、ある意味最もイーストウッド“らしい”作品だったのかもしれません。 [review] (甘崎庵) | [投票] |
★3 | 地味な映画だ。犯人についてのヒントを見た人から聞かされてたから、見てて面白くなかったです。『ミスティック・リバー』よりは好き☆ (ぱちーの) | [投票] |
★2 | この題材で、このラストはないだろう!? [review] (billy-ze-kick) | [投票] |