すやすやさんのコメント: 投票数順
タンタンの冒険 ユニコーン号の秘密(2011/米) | カメラは物理的な制約から解き放たれて縦横無尽に動くが、どうにもこうにもインディを超えてこない。アンディ・サーキスは相変わらず抜群に上手い。 | [投票] | |
アウトレイジ(2010/日) | キタノバイオレンスに慣れてきたのか麻痺してきたのか初期作品の衝撃はない。上手くなったともいえるが、期待しているモノはそうではないので。 | [投票] | |
ドライヴ(2011/米) | タイトで引き締まった文体がヒリヒリとした緊張感とざらついた空気感を生む。悪くはないがなぜか雰囲気にのれず。観客を選ぶかもしれない。 | [投票] | |
ヒューゴの不思議な発明(2011/米) | 演出は総じてヘタクソで他の監督ならもっと巧くやるだろうに…とは思いつつも、『魂』の部分はしっかり結実させて画面に出してくるのがスコセッシ流。こんな優しくも温かい映画が作れるとは意外だった。 | [投票] | |
スコット・ピルグリムVS.邪悪な元カレ軍団(2010/米=英=カナダ) | メアリー・エリザベス・ウィンステッドのアバズレぶりがドハマリ過ぎて素晴らしい。ラモーナを演じれる女優が他にいようか?いやいないw 前半戦のテンションが最後まで継続しないのが残念。 | [投票] | |
戦火の馬(2011/米) | 演出や画面はスピルバーグのそれであり、スケール感、躍動感など非の打ち所がない。しかし、お話が優等生過ぎて突き抜け感に欠ける。元が児童文学だからしょうがないけども。 | [投票] | |
コンテイジョン(2011/米) | ソダーバーグのつまらなくもなく、かといって盛り上がるわけでもなく、微妙に体温の低い妙な作風は相変わらず。唯一ジュード・ロウ扮するジャーナリストの部分だけが今ぽくて妙なリアリティと気持ち悪さで異彩を放っていた。 | [投票] | |
(500)日のサマー(2009/米) | 運命の人なんているわけないじゃん。という映画で語るとミもフタもない話を時系列をバラバラにした編集で願望としてのミスリードを上手く絡めつつ、最後の最後まで魅せる。ジョセフ・ゴードン・レヴィットはどう見てもイケメンなはずなのに、ちゃんとボンクラに見える。器用だねこの人。 | [投票] | |
猿の惑星 創世記(ジェネシス)(2011/米) | SF的な考証とロジックの整合性が見事にかみあっている。シーザーの表情の揺れがそのまま葛藤につながっていて、全編に見事な緊張感をみなぎらせている。一見大味風味ではあるが、計算されたスキのない傑作。 | [投票] | |
アジョシ(2010/韓国) | 悲哀に満ちたウォンビンの立ち姿が素晴らしく何をしても絵になる。弓を引き絞るように怒りのエネルギーを溜めに溜め、一気にアクションに移行することで観る者の暴力的快感を解放する。計算された静と動の演出が巧い。 | [投票] | |
岳 ガク(2011/日) | きちんと奥穂高岳周辺でロケしていて好感がもてる。小栗旬はやりすぎ感も否めなくはないが頑張っているから良しとしよう。 | [投票] | |
ソルト(2010/米) | 振り返ってみるとプロットに穴が多く、設定に無理がある。しかし冒頭の尋問シーンの切り口から一気呵成に観客を巻き込み、プロットの穴を考えさせるヒマもなくテンポのよい展開で最後まで見せる。 | [投票] | |
RED レッド(2010/米) | 全員が肩の力を抜いて軽妙に演じていて実に心地よい。しかしマルコビッチはどの映画に出ても存在感がオーバースペックだなw。そしてアーネスト・ボーグナインが未だ健在とは!! | [投票] | |
エンジェルウォーズ(2011/米=カナダ) | あれ〜?なんかどっかで見たことあるな〜。え?皆が思っているソノ映画じゃなくて、うーんと…。と思っていたら最後でやっとわかった。⇒ [review] | [投票] | |
ワルキューレ(2008/米=独) | 史実が完全ネタバレである以上「成功できるのか?」をサスペンスのギミックにするのは無理がある。ヒロイックに描くことよりもそこに至った史実を正確に積み上げた方がもっとおもしろくなったのではないかと。 | [投票] | |
SUPER 8 スーパーエイト(2011/米) | 冒頭衝突シーンとエル・ファニングの演技はぶっちぎりに素晴らしい。ルックは80年代SF映画のそれを纏っているものの、プリミティブな感性が微妙にズレている。『ET』の空を飛ぶ自転車シーンのような言葉を超えた魂がこの映画には欠けている。 | [投票] | |
トロン(1982/米) | ワイヤーフレームに手塗りしたCGと聞いたときはひっくり返ったが、いずれにしろCGのエポックメイキングなのは歴史上の事実。が、しかし映画としては退屈…。 | [投票] | |
トロン LEGACY(2010/米) | ライトサイクルのシーン以外全然3D感がない。ストーリーに期待するのは野暮というものだろうが、『攻殻機動隊』や『マトリックス』を経たこの世において電脳世界の描き方が前時代的過ぎる。 | [投票] | |
X-MEN:ファースト・ジェネレーション(2011/米) | 画面、キャラクター、ストーリーの隅々まで入念に作り込まれたプロの仕事。全ての部品がカッチリとかみ合い、見事なまでにクライマックスに収斂していく。X-MENの前3作に目くばせしてあるのにもかかかわらず、X-MENとは全く違う映画をみているよう。 | [投票] | |
トワイライト 初恋(2008/米) | ラノベや少女マンガだと割り切ってみればそれなりに楽しめる。バンパイアが野球とかおんぶして木登りとか冷静に考えると抱腹絶倒するような斬新な描写や設定があって飽きること無く最後まで見れる。 | [投票] |