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すやすやさんのコメント: 投票数順

★5イングロリアス・バスターズ(2009/米=独)静的なシーンを絶妙なセリフ回しと役者の演技でジリジリと緊張感を高めていく。ただ、ただ「巧い」としかいいようがなく、こんなに巧いんだったら別のネタ(文芸モノとか)でも凄いことになるんじゃないか?とも思いつつそこはやっぱりタランティーノなんだな、と。[投票(3)]
★3ミスト(2007/米)モロB級素材を格調高い人間ドラマのレベルに昇華させるフランク・ダラボンの演出は見事なのだが、期待が高かったせいか若干の肩すかし。 [review][投票(3)]
★3四月物語(1998/日)松たか子を野暮ったく垢抜けていないけれども初々しく清々しく、そしてちょっとだけ可愛らしく撮るという針の穴を通すような神業の制球力がすごい。本当に岩井俊二は女の子を撮るのだけは上手だ。 [review][投票(3)]
★5デス・プルーフ in グラインドハウス(2007/米)言葉にするのがむずかしい爽快感と高揚感!!これぞ映画的な快感。『レザボアドッグス』から十数年、タランティーノがあるべき場所へと戻ってきた。 [review][投票(3)]
★2300 スリーハンドレッド(2007/米)見るべき映像は最初の30分程度。あとは同じリズムがひたすら繰り返されるだけの退屈な映画。致命的なまでにドラマがない。強い男のみが美しいとする桃源郷ばかり描いてているフランク・ミラーは中学生レベルのストーリーテラー。 [review][投票(3)]
★5裸の島(1960/日)すごく退屈で、すごくつまらない映画なのだが、じゃあダメな映画かというと全然そんなことはなくて、孤高の輝きを放つ大傑作。「美味い野菜を食わせてくれ」と言ったら、土がついた大根、ニンジン、キュウリをドンと目の前におかれ、「このまま喰え」と言われたような感じ…。って全然わからないたとえだな…。[投票(3)]
★5ミュンヘン(2005/米)「報復の連鎖」とイスラエルモサド。おっかなくて誰も手が出せないテーマに御大が果敢に挑む。血みどろの暗殺シーンの合間に執拗に描かれる食事のシーン。主人公も執拗に食事を作り続ける。食べきれもしないのに。それが意味するものとは?[投票(3)]
★4男たちの大和 YAMATO(2005/日)ローレライ』原作のエピローグで描かれていた、「生き残った者の責任と懺悔」がこの映画では描かれている。構成や演出はこれまでの東映815の範疇を超えず凡庸なのではあるが、画面から伝わる「魂」や「想い」になぜか心が揺さぶられる。[投票(3)]
★5ソウ SAW(2004/米)”あの”瞬間のカットだけでこの映画を5点にする。鳥肌たつほど戦慄したぜ。この監督、今後が楽しみ。 [review][投票(3)]
★5激動の昭和史 沖縄決戦(1971/日)やり場のない憤怒をフィルムに叩きつける岡本喜八。もしフィルムという凶器があるならば、それを狂ったように振り回して全てのものをぶっ壊そうとする監督の姿がスクリーンから透けて見える。これを見ると沖縄の人々が日の丸を焼きたくなる気持ちがよくわかります。[投票(3)]
★4亡国のイージス(2005/日)ホンモンのイージス艦やF2戦闘機がスクリーンいっぱいに動き、芸達者な役者が過不足なく演技する様は一見に値し、地に足がついた映画であることは間違いないのだが、だからといって、こういった思想と映画の方向性を応援していいかどうかはよく考えねばならない。 [review][投票(3)]
★2宇宙大戦争(1959/日)あれ?『アルマゲドン』に似てません?偶然の一致? [review][投票(3)]
★5スター・ウォーズ エピソード3 シスの復讐(2005/米)EP2の時はどうなることかと半ばあきらめムードだったが、ルーカスとスタッフにフォースが光臨、最後の馬鹿力を発揮した。圧倒的な物量と容赦のない描写。そして、新たな希望へ。わが心の映画SWシリーズ堂々の完結。EP4を見たのは小学校1年生の時…、自分の人生を振り返る意味でもこの映画が完結したことは感慨深いです。[投票(3)]
★2サンダーバード(2004/米)ファーイブ!「ペネローペ号はロールスロイスだろ!」フォー「搭乗シーケンスがない」スリー「ジェットモグラにドリルがない」ツー「4号が見せ場ってどうよ?」ワン!!「2号のカーゴシステムをなぜオミットしたーーーーー!!!!」[投票(3)]
★3キューティーハニー(2004/日)この映画の唯一にして最大かつ致命的で監督庵野秀明にも解決できなかった問題は佐藤江梨子の顔がブサイクであったことだ。逆説的にいうならば、『ローマの休日』の主役がヘップバーンでなかった場合のことを考えてもらいたい。問題の深さが理解できよう。 [review][投票(3)]
★5世界大戦争(1961/日)世界が滅んでも笠智衆笠智衆 。あそこで笠智衆とは監督の非凡なるセンスが伺える。 [review][投票(3)]
★4マインド・ゲーム(2004/日)最新技術をこのような妄想話に遺憾なくつぎ込むその大胆さに感服。洪水のようなイマジネーションは圧倒的ではあるが、あまりの波のデカさに理解できない部分多し。みんな声優素人のくせにやたら上手い。さすが吉本の芸人は芸達者。[投票(3)]
★1デビルマン(2004/日)映画の出来よりも、那須博之を監督にしたことに対する責任を追及したい。この監督は東大出のくせに、素材(ビーバップとかアイドル映画)に対し、面白くしようとする工夫を全くしない。永井豪もこの監督がキャスティングされた時点でNOを言うべきだ。この作品を敬愛し大切にしているファンのみんなに失礼だ。[投票(3)]
★3ドリームキャッチャー(2003/米=カナダ)前半は先が読めなくてかなりおもしろいのだが、アレが出てきた以降は急に普通の○○映画になる…。どーせやるなら、『サイン』くらいのトンデモオチが欲しかった。[投票(3)]
★2ワンス・アンド・フォーエバー(2002/米)どうも釈然としない…。コレがもし、太平洋戦争の日本人として描いたら、みんなは評価するのだろうか? 太平洋戦争に出兵した日本兵だって、この映画で描かれる兵士に負けるとも劣らない、誇り高く勇敢な兵士がいたと思うのだが…。 [review][投票(3)]