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inaさんのコメント: 投票数順

★5サード(1978/日)主人公が少年院の教室で先生に誉められ一言つぶやく。「くそったれ。」当時その言葉は本当に僕の気持ちと一緒だった。[投票(5)]
★4クローズ・アップ(1990/イラン)どこでもある坂道、空きカンがコロコロと音を立てて転がる。ずーと転がる。まだ転がる。まだまだ転がる。この「まなざし」が「映画」だと思います。[投票(5)]
★3パール・ハーバー(2001/米)皆さんが「内容」のことをボロカスに言っていたがとにかく戦闘シーンの「映像」が本当にかっこよかったので面白かったです。たぶんこの監督は計算して陳腐なラブストーリによって戦闘シーンがより引き立つと思ったのではないでしょうか。[投票(5)]
★4ボルベール 帰郷(2006/スペイン)ペネロペが歌うシーンがあるのですがすごく印象に残ります。そこだけ物語から逸脱して妙に「生」っぽいんですよ。違和感があると言えばそうですけど、気持ちが重なり合う大事なのシーンですが台詞ではなくあえて歌なのが素晴らしい。[投票(4)]
★4グエムル 漢江の怪物(2006/韓国)アウトフォーカスの向こうから・・・。 [review][投票(4)]
★2愛は危険な香り(1987/米)ショーウィンドーの中で作品を製作している人がいるとこの映画を思い出します。現実感がないこの空間に生身の人が入っていると妙な違和感がありどきっとします。ダイアン・レインよりこの違和感が一番色っぽい。 [投票(4)]
★3KT(2002/日=韓国)「美しい言葉は信じない」 [review][投票(4)]
★1必殺処刑コップ(1993/米)ある映画配給会社にて。 [review][投票(4)]
★1アヴァロン(2001/日=ポーランド)「ウェルカム・トゥ・リアル」。そこは本当に「リアル」だったのか。 [review][投票(4)]
★4病院で死ぬということ(1993/日)徹底した「引き」のカメラに人間の生と死が写っている。題材、物語りよりもこのカメラがそのテーマを雄弁に語っている。カメラの距離がここまで表現するなんて驚きだ。これは真に「映画」だ。[投票(4)]
★3ボクシング・ヘレナ(1993/米)変態の世界を描くということは父親から受け継いだが、まったくもって綺麗な危なくない世界しか表現できない。リンチは娘の作品を観て安心しただろう。まともに育ってくれたと。父親の世界は表面的な変態の世界でなくもっと深い理解の及ばないところにある。[投票(4)]
★2ギリーは首ったけ(2001/米)何かノリが悪い映画。主人公が甘い顔だとお下品ギャグもいまいち笑えない。また主人公が普通のひとだと障害者へのギャグがまともに受け取ってしまい笑えない。 この映画は主人公に普通のいい男を選んだのがミスだと思う。主演の彼女は「メリー・・」に匹敵するぐらい素晴らしい。このような映画は俳優がとても大事だ。[投票(4)]
★44番目の男(1982/オランダ)一瞬の美しいシーン。それだけで満足。 [review][投票(4)]
★3フレンチ・コネクション2(1975/米)正当な「続編」、完全な「続き」。それゆえにオリジナルがなければ「存在」が危うい作品。 [review][投票(4)]
★4ウォレスとグルミット、危機一髪!(1995/英)「らしからぬ」傑作。 [review][投票(4)]
★3みんなのいえ(2001/日)単純に面白かったが「単純」に面白いままだった。周防監督と伊丹監督の作品と似ているがまだこの二人のほうが映画的だ。[投票(4)]
★3リリイ・シュシュのすべて(2001/日)映画を語るときあまり技術的な事は重要じゃないかもしれません。しかしこの映画では岩井俊二はデジタルビデオによって「自由」と「リアル」を手にしたと思います。ただしそれを引き換えに彼の「完成度の高さ」は失ったかもしれません。 [review][投票(4)]
★1ホーンティング(1999/米)この作品ほど恐くないホラー映画はあるでしょうか。「恐怖」は見えないほど恐いのに。ストーリーは研究者が「恐怖」を実験していて「幽霊はその人の幻想だ。」と科学的に言わせている。恐怖も明らかにして、恐怖の演出も全て映像化して私はこの監督のわかってなさが一番恐い。[投票(4)]
★5女の都(1980/仏=伊)フェリーニの作品の中でもとてもフェリーニらしい。フェリーニの映画を観たあとの感想は「フェリーニだね。」としか言えない。そんな監督は他にはいない。彼自身が映画作品だから。[投票(4)]
★2ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破(2009/日)破壊のない焼き直しのヱヴァンゲリヲン [review][投票(3)]