ペンクロフさんのコメント: 投票数順
孤高の遠吠(2015/日) | 心底恐ろしい「田舎は地獄」映画。 [review] | [投票] | |
新少林寺 SHAOLIN(2011/香港=中国) | いくらでも眺めていられるアンディ・ラウの顔面力が堪能できるが、物語はどこか観念的で実感を伴わない。美しい撮影とCGでコーティングされすぎたか。 | [投票] | |
スペシャルID 特殊身分(2013/中国=香港) | 野卑で無頼ながらなんともいえぬ愛嬌とあたたかみを持つ主人公が実に魅力的で、ドニーさんこんな役もできるんだなあと驚かされた。緩急豊かな擬斗が各々の人間性を表現しきっており素晴らしい。 | [投票] | |
インターンシップ(2013/米) | Google協力のGoogle提灯映画で、Googleへの就職イコール意義ある人生の実現みたいに描かれている。実際そうなのかもしれんしオレもGoogleのサービスには世話になってるが、映画としては筋が悪い。 | [投票] | |
デッドプール(2016/米) | 楽しいんだけど翌日には何も覚えてないタイプの映画。ガタイのいい男がデッドプールのスーツ姿になると小柄に見えるのはなぜなのか。 | [投票] | |
激戦 ハート・オブ・ファイト(2013/香港=中国) | 不幸山盛りの人情爆撃はやりすぎだし、人物の動機も今ひとつ不明瞭ながら、バッキバキの肉体を作った演者たちは凄い。クリスタル・リーの美しさと輝きには胸を打たれる。 | [投票] | |
将軍様、あなたのために映画を撮ります(2016/英) | シン・サンオクは当時の韓国を代表する才能だった。恐ろしくも奇っ怪な拉致事件の中で、収容所で『大脱走』気分になる監督や亡命しながらスローモーション気分になる女優、映画好きってのはホントしょーがねえよな、と微笑ましい。 | [投票] | |
フォーカス(2015/米) | 誰がどう見てもエロい美人女優が劇中では色気なし女という設定になってて観客的にはニヤニヤできるというこの虫のいいジャンルって、なんか名前ついてるんですかね。このジャンルもっと突き進めていいと思います。 | [投票] | |
バッドサンタ(2003/米=独) | 『ラブ・アゲイン』のグレン・フィカラ&ジョン・レクアによる脚本作という理由で観た。皆さんこのコンビは外さないから注目しといて損はないです。ビリー・ボブ・ソーントンがほとんどビリー・ボブ・ソーントン役で素晴らしい。 | [投票] | |
狼たちの絆(1991/香港) | 良くも悪くもマンガながら、マンガを立派にやりきってみせるチョウ・ユンファとレスリー・チャンは本当に銭のとれる役者たちだ。『冒険者たち』にしてはおかしいとずっと思ってたから、ラストシーンの種明かしには膝を打った。 | [投票] | |
フィリップ、きみを愛してる!(2009/仏) | 「ゲイライフには金がかかる」など、腑に落ちない点をたくさん抱えたまま進むので話に全然のめり込めず。演者は頑張っている。 | [投票] | |
ドント・ブリーズ(2016/米) | 空き巣ならともかく、押し込み強盗をやるにはあまりにも計画、準備、覚悟が足りてないヤングドリカム。映画はちゃんと怖いんだが、そのへん気になる。 | [投票] | |
インビジブル・ターゲット(2007/香港) | 作り手の情熱そのもののような映画だ。ちょっと山盛りすぎてとっちらかってるものの、心を揺さぶる印象深い場面は数えきれぬ。気負わず等身大をさらけ出しているジェイシー・チェンが突出して輝いており素晴らしい。 | [投票] | |
アノマリサ(2015/米) | パペット・アニメーションとして技術的にはとてつもないことをやっているのだが、お話はチャーリー・カウフマン近年の作風「オレの病気につきあってくれ」もの。どうでもいい芝居こそをいっさい省略しない姿勢は買える。 | [投票] | |
ブルーカラー 怒りのはみだし労働者ども(1978/米) | 自動車工場で永遠に搾取される連中のしんどい暮らし。自販機をブッ壊す気持ちがよく判る。組合も会社も社会も世界も腐ってやがるとポール・シュレイダー先生十八番の恨み節。恐ろしいことに数年後、こいつら日本車に負けて全員失業するんだよな… | [投票] | |
スポットライト 世紀のスクープ(2015/米) | 性愛文学「ペピの体験」を思い出す。子供への性的虐待は聖職者、教師、親が加害者であるケースが多い。根深い問題は組織の保身が個々の虐待を隠蔽し、更なる被害が生じることだ。そこに挑んだこの連中は偉く、勝利は苦い。コピー室は4時までだと? 殺すぞ! | [投票] | |
エンブリヨ(1976/米) | ロジャー・コーマン映画の如き省エネSFで呆然とする。実に嬉しくない。 | [投票] | |
ヴィオレッタ(2011/仏) | 少女時代を失ったエバ・イオネスコの回復を祈る。いかにもバカなフランス女のイリナ・イオネスコと事情は違えど、我が子を売る親は世界中に存在する、この日本にも。不幸せなことだ。 | [投票] | |
パパVS新しいパパ(2015/米) | 日々の義務や行事が多くてアメリカのお父さんは大変だ。クライマックスの着地が魔法のように素晴らしく、傑作と思う。続編も観たい。 | [投票] | |
劇場版 ソードアート・オンライン -オーディナル・スケール-(2017/日) | 原作やテレビシリーズを知らぬ人にはサッパリであろう、内向きの祭りの心地よさ。ファンへのサービスが過剰に山盛りで、ああオレは今アニメを、世間ではバカになるから観ちゃいけませんと言われているアニメを観てるんだという背徳感と愉悦に震える。 | [投票] |