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ペンクロフさんのコメント: 投票数順

★3憲兵とバラバラ死美人(1957/日)凄まじいタイトルなのでグログロキッチュな悪趣味映画かと思いきや、端正な出来の探偵譚で驚かされる。 [review][投票]
★3グランパ・ウォーズ おじいちゃんと僕の宣戦布告(2020/米)デ・ニーロウォーケンも生き生き。老人ホームの同窓会で無類に楽しいが、ユマ・サーマンは1993年の『恋に落ちたら…』でデ・ニーロとセックスしてたので娘役はちょっと気まずい。[投票]
★2台風のノルダ(2015/日)非常時に野球部の友情の再確認など無用。ダメな脚本の典型だと思ったら、なんと脚本のクレジットがない。これでは習作だ。[投票]
★3憲兵と幽霊(1958/日)天知茂がメチャクチャ邪悪で冷酷な憲兵なんだけど、後半で追い詰められてゆくとビビリあがってオドオドする小悪党になってゆく。とんでもない振り幅の受け身。 [review][投票]
★3空の青さを知る人よ(2019/日)マジメに丁寧に作られてはいるのだが、脚本にはまったく共感できず眺めているだけだった。 [review][投票]
★3ミナリ(2020/米)スケールの小さい「大草原の小さな家」或いは「北の国から」。未来に向く夫と今が大事な妻の気持ちのすれ違いなど普遍的な話なのだが、レーガン政権下なので世知辛い。ババアはいい。[投票]
★1宇宙大怪獣ギララ(1967/日)小学生の頃に観て、月面の腑抜けた描写に耐えられず、ギララちゃん登場前に観るのをやめた。 [review][投票]
★2幕末青春グラフィティ Ronin 坂本竜馬(1986/日)テレビ局が映画に続々参入していた頃の、テレビドラマから派生した映画の典型。冒頭、TBSと電通のクレジットに脱力させられる。相当にデキの悪い、金だけはかけてるバラエティ寄りのテレビドラマ。[投票]
★3砂の器(1974/日)70年代風景映画としては最高に充実しているが、話はデタラメ。身元不明のおっさん1人が殺された事件で警視庁がこれほどの時間と人員を割いて捜査するとも思えない。聞き込みする時も異常に押し出しの強い丹波哲郎[投票]
★3THE CROSSING 香港と大陸をまたぐ少女(2018/中国)中国と香港の「一国二制度」の歪みはいまさら世界の叡智を結集しても解決できていない問題で、少女の手に負える話ではない。そんな問題がなくたって、思春期は問題だらけで大変な季節なのだ。気の毒やなあと思ってるうちに映画が終わってしまった。 [review][投票]
★213月の女の子(2020/日)少女たちの「リリカルなのは」な「櫻の園」を期待して(キモい)観に行ったが、奇天烈な展開にポカーン。そうか、そういうやつか。そういうやつは、ボカーちょっとなあ…[投票]
★3燃えよデブゴン/TOKYO MISSION(2020/香港)ドニーさんのデブゴンなんて面白いに決まってる。劇薬竹中直人の扱いも危なげない。丞威もいい仕事してる。ロボットダンスやりはじめたらどうしようかと思ってたけど(『TOURNAMENT』(2012年)のレビュー参照)。[投票]
★34匹の蝿(1971/伊=仏)処女作から続く、アルジェントが確立されるまでの試行錯誤時代。後世の我々からすると、傑作『サスペリアPART2』でアルジェントが大爆発するまでに至る道程として興味深い。 [review][投票]
★3わたしは目撃者(1971/独=仏=伊)理屈抜きでどこにでも現れる犯人視点。ジャッロというジャンルには疎いが、ものの道理が通用しない展開、カタがつけば(悪人が死ねば)余韻もなく即座に終わるなど、昔の香港映画にかなり近い印象がある。 [review][投票]
★4アンダードッグ 後編(2020/日)湿り気100%の負け犬映画ゆえ、森山未來が再び立つためのセットアップは入念すぎるほど入念で、堕ちるとこまでとことん堕とす。デリヘル店長はカチコミに行くし、新海先生の娘さんまで動員される。 [review][投票]
★3アンダードッグ 前編(2020/日)噛ませ犬森山未來は、やたら夜のジムのリングに寝転がる。日本タイトルでのKO負けの記憶を、少しでも薄めようと試みているのだ。防衛本能と自傷行為は表裏一体なのだと知れる。 [review][投票]
★4歓びの毒牙(1969/伊)処女作から「殺人者の視点カメラ」を使ってることに驚く。アルジェントはいつも人殺しの側に立つ。人を殺す代わりに仕方なく映画を作ってる。我々は劇中の殺人者と監督のアルジェント、両者の「人を殺してえんだよおお」という欲望をダブルでぶつけられる。[投票]
★3ビルとテッドの時空旅行 音楽で世界を救え!(2020/米)娘たちの再現度が素晴らしく、すげーマジでビルとテッドの娘だよーエクセレーン、と思ってしまった。この暗い世相に、善良でハッピーな映画は胸に沁みます。[投票]
★2ヨコハマBJブルース(1981/日)えらくホモい話で驚いた。様々な時間帯の光を捉えた横浜ロケは魅力あるが、お話は雑、御都合、不可解。ホモい映画はいきおい陶酔したロマン文法に走りがちだなあ、なんて思った。[投票]
★3恐怖の報酬(1977/米)渡河の場面など本当に頑張ってて凄いのだが、観念スリラーの域に達したクルーゾー版には敵わず。トラックが砂利道で結構スピード出してて、オイオイと思う。[投票]