斎藤勘解由さんのコメント: 投票数順
砂の器(1974/日) | 原作の香りを失わずに原作をこえている!これは推理ドラマではない人間ドラマだ。 [review] | [投票(7)] | |
白い巨塔(1966/日) | 最後の滝沢演じる船尾教授が証人に立つシーンは原作では違う教授だがあえて教授選に敗れた船尾をもってくるところに橋本忍のうまさを感じる。 | [投票(6)] | |
レベッカ(1940/米) | この作品のジョーン・フォンテーンは圧倒的。華のような明るさから、微妙な陰りに移る彼女は素晴らしい。 | [投票(5)] | |
日本沈没(1973/日) | ラスト地球のどこかの砂漠地帯を、日本の難民を満載した貨物列車が走り続けるシーンは戦慄的イメージがある。 | [投票(4)] | |
ロープ(1948/米) | 製作費はいくらなんだろう?ヒッチコック作品を今観れば現在のハリウッド作品を皮肉ってさえいるように思えてしまう。 | [投票(4)] | |
無法松の一生(1943/日) | 伊丹万作の脚本に宮川一夫のカメラ・・・脱帽です。園井恵子さんの品のよさもいいね。彼女本作の後、不運にも広島で被爆して亡くなられるが名作の中での園井恵子は永遠のヒロイン。 | [投票(4)] | |
招かれざる客(1967/米) | 確かに口ではなんとでも言える。ひょっとしてこの映画の製作自体が偽善かもしれなし、見て感動している自分自身も偽善者なのかもしれない。 | [投票(3)] | |
切腹(1962/日) | 橋本忍を語る上で外せない作品。特にこのシナリオのポイントが原作の構成にはない井伊家覚書の中で津雲半四郎と斎藤勘解由の対立はナラタージュを効果的に用いた回想形式の中で生かされてることを見逃してはならない。 [review] | [投票(3)] | |
生きる(1952/日) | 脚本としての一番の構成のうまさがひかるシーンは渡辺のお通夜のシーンになって、後半は酒に酔った役所の部下達の回想という形からディスカッション・ドラマとなり、渡辺のその後の行動が描かれるというところだろう。 | [投票(3)] | |
ターミネーター2(1991/米) | チョイ役でエドワード・ファーロングの連れの少年は昔「アーノルド坊やは人気者」に出てたサム(ダニー・ククシー)だなと発見でき、あらためて自分自身がマニアであることに確信がもてた。(笑) | [投票(3)] | |
羅生門(1950/日) | 橋本忍デビュー作。橋本による前半のミステリー調の展開、主人公を主観的に描かず客観的に描き周りの証言により人物を浮かび上がらせる技法に感服。ラストはいかにも黒澤明。 | [投票(3)] | |
隠し砦の三悪人(1958/日) | 共同脚本家の菊島隆三の故郷の信州に隠し砦跡があったことから創作が始まったそうだけど、この脚本は共作じゃないと書けない。 [review] | [投票(2)] | |
七人の侍(1954/日) | 登場人物のそれぞれにドラマを持たせ、そして武士と村人の決して相交わることのない性格の差をラストで見事に描き上げた。 | [投票(2)] | |
仇討(1964/日) | [ネタバレ?(Y2:N2)] 橋本忍のオリジナル脚本。ラストの【中村錦之助】の発狂する演技は見応え十分。 [review] | [投票(2)] | |
サンセット大通り(1950/米) | プールに浮かぶ死体が回想するという意表を衝く語り口。これはもう脚本の勝利だな。 | [投票(2)] | |
乱気流 タービュランス(1997/米) | レイ・リオッタ・・いい役者なんだけど最近悪役づきすぎてる。メジャーリーガー伊良部とダブる。 | [投票(2)] | |
北京原人 Who are you?(1997/日) | 片岡礼子はこんな映画で上半身裸で原人に胸もまれてなんだか哀れさを感じる。ラスト緒形直人は叫ぶ「自由に向かって走れ!」アホだ・・。 | [投票(2)] | |
張込み(1957/日) | 犯罪を日常性のなかでとらえた現実感がある。原作の短編に忠実だったら1時間で終わっただろう。橋本忍の脚本では女性に対する思いやりが見受けられる。 | [投票(2)] | |
ダーティハリー(1971/米) | 作りはB級映画なんだけど出来はA級映画なんだよ。 | [投票(2)] | |
ロッキー(1976/米) | スタローンってこの作品で確か主演男優賞候補だったんだよね。でも徐々に明らかになっていくんだよねこの演技が素だってことが。(笑) | [投票(2)] |