★5 | 閉塞感を打ち破るもの。 [review] (KEI) | [投票] |
★3 | 可愛いげがない。 [review] (G31) | [投票] |
★5 | シネスコで撮られていることに作家の覚悟を感じる。最早成瀬巳喜男と比べても何ら遜色ない。繊細な演出と大胆な映像美。最強。 (赤い戦車) | [投票(1)] |
★4 | 高度経済成長に付随する現象としての「出稼ぎ」にジャ・ジャンクーは今回も眼を向ける。他愛のない伏線を大きな主筋に繋げる手腕が絶妙だ。省略の思い切りも切れ味よく、世相の取り込み方は成瀬巳喜男を、違和感に満ちた風景の描写はアントニオーニを思わせる。 (ジェリー) | [投票(1)] |
★3 | 何度か挿まれる、タオ(チャオ・タオ)が乗り物で移動しながら外の景色を見つめるカットに漂う、彼女の抱える空虚さ。紛い物の「世界」が集約された場所から逃れられないタオ。「世界が一望」できる「エッフェル塔」の眼下に広がる、卑近な街並。 [review] (煽尼采) | [投票(3)] |
★3 | やや冗長だが、現代中国社会の"虚"の一面がよく描かれていると思う。(07.12.26 新文芸座) [review] (TOMIMORI) | [投票] |
★3 | 世界があるのに、どこにも行けないもどかしさ。鮮やかさのない映像がひきつけられた。 (あちこ) | [投票] |
★4 | お気に入りジャ・ジャンクーの新作。北京にいて飛行機に乗らなくても世界旅行が行けるというキャッチフレーズの世界公園。そこで働く地方から出稼ぎに来ている若者の不安、閉塞感が主なテーマだが、 [review] (セント) | [投票(3)] |
★5 | 大海に向う河の流れのように若者は本能的に世界を目指す。そこに生まれた澱み。流れを妨げるものは何なのか。河は巨大過ぎて彼らにはそれが見えない。澱みは肥大し擬似世界の中で若者たちは小さな渦となり空回りし始める。終わりの見えない停滞と寂寥の渦。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(4)] |
★5 | 沈黙するカメラ。無言のもう1カット、もう1分。 [review] (HW) | [投票(2)] |
★3 | 前作までの長回しがすっかり影を潜めてしまった。単に作品の内容によるだけなのか、あるいはこれがジャ・ジャンクーにとっての転換点となるのだろうか。[SKIPシティ映像ホール (IDCF2005)/SRD] (Yasu) | [投票] |