★5 | 本作は現実であり可愛らしいディストピアSFではなく容赦なく観客をペシャンコにする。現代映画のひとつの典型であり、ジャームッシュもカウリスマキもダルデンヌ兄弟も、撮り続けているのは本作の応用編なんだろうと感じさせられるど真ん中。 [review] (寒山拾得) | [投票] |
★4 | エゴときどき善。嘘を見通すチカラ。ワールドカップ出場国紹介にこの現実を加えたいと思うのは、一過性の善。自分の国の恵まれた環境を認識して、明日の頑張りにつなげようとする甘っちょろい自分。 (しゃけはらす) | [投票] |
★4 | 結局だれも自由ではないのだろうか。ケン・ローチはあくまでも冷静に「リアル」を魅せてくれる。つまり、(自分に、もしくは悲劇に)酔ってない。だからこの監督すき。 (あちこ) | [投票] |
★4 | 「幸せ」とは相対的なものなのか?自分より不幸な人がいれば幸せだと思えるのだろうか。「あなたはどうですか?」と問いかけられたような気がした。思わぬ終わり方にはいささかびっくり。だが、この終わり方も含めてすべてがケン・ローチ監督の手の上か。 [review] (シーチキン) | [投票] |
★3 | 確かに「現実」に似た映画ではあるのかもしれない。いろいろと考えさせられる、心を締めつけられる。このような現実のキツさに挑んだ映画を撮り続けるローチの良心こそ、いま世界が必要としているものだとさえ思う。しかしこの映画は具体性を欠いている。抽象的だ。 [review] (3819695) | [投票(2)] |
★4 | ケン・ローチ節、健在。政治による規制が一律悪ではないことを理解する意味で重要な事例を提示した映画である。 [review] (Master) | [投票(1)] |
★4 | 自由は素晴らしいものであることは間違いないのですが、それ故に自由を悪用する輩が多いのも事実なんですよね・・・・・。
[review] (TM(H19.1加入)) | [投票] |
★4 | やはりケン・ローチ監督は徹底的にリアリズムなのね。 [review] (uko243) | [投票] |
★4 | 「自由」とは自分の好きなようにしていいという意味ではない。自由であるが故のリスクも責任もつきまとうのである。[シネ・アミューズ・ウェスト] [review] (Yasu) | [投票(1)] |
★4 | ケン・ローチの視点は、冷静さを失った者を冷静に見つめている気がする。 [review] (ペペロンチーノ) | [投票(1)] |