[コメント] トリュフォーの思春期(1976/仏)
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。
親に愛されることのナカッタ子ども自身が、やがて大人になり、愛を知ったその時に、改めて次の世代の子どもたちに語ってやるべき映画。
「愛は強く、終わることがない」 ソレを次の世代に伝えるために、大人(ニンゲン)はナニをなすべきか?トリュフォーは高らかに、力強く私たちを説得する。
「たとえ愛を与えられること無く、孤独に子ども時代を過ごしても、人生はソウではない。愛ナシには誰も生きられないのだ。だから、自分は愛されることがなかったとしても、自分は子どもを愛そう!愛し抜こう!!」と宣言する。
こんな「ちゃんとしたアタリマエのことをチャンと言葉にして、しかも映画として確立させてくれた」という事に感動。 迷わず☆=5をつけさせていただく!
ほら、ラストの子どもたちの顔を見てご覧なさいな。 命のきらめきが、見えるでしょう? この世界にはまだ希望はある、私たちは孤独ではないのだ!と教えてくれているでしょう?
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