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[コメント] 偽大学生(1960/日)
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★3主人公の偽大学生は、ジェリー藤尾。出番で云うと完全に彼が主役で、若尾文子船越英二も脇役に過ぎない。ただし、若尾はヒロインとしての役割をしっかり担っている。もっと云えば、本作の良心の役割を担う。 [review] (ゑぎ)[投票]
★3ジェリー藤尾を主演にして袋叩きにして、娯楽大作にはなったが、失うものも多かっただろう。 [review] (寒山拾得)[投票(1)]
★4学生たちがスパイを拘束する側なのか、スパイに拘束される側なのか、次第にあやふやになる境界を描いた部分が面白さのピーク。その後は少々理詰めの展開で収まるべきところに物語が収まってしまう。個人的にはブニュエルの如く、極限にまでナンセンスさを拡大してほしかったところ。 (赤い戦車)[投票(1)]
★5加被虐のこういう尖鋭化は時代的に珍しくもないが、泥塗れのジェリーに対してのクールネス若尾伊丹の配置がエロスと胡散臭さも兼務する重層。息をもつかせぬ脚本のスピードと構成。エッジ効きまくりの村井のモノクロ。時代の隘路の結晶体。 (けにろん)[投票(2)]
★5 体制側も反体制側も目指す目的は違えど、やっている事にそう変わりはないと言う事を辛辣に描いた作品ですね。 [review] (TM(H19.1加入))[投票]
★4狂気へと至る過程があまりにロジカルで窮屈なので疲れる。そこからはみ出す何かを、若尾文子だけじゃなくて伊丹十三あたりがきちんと表現できていたらよかったと思う。 (_)[投票]
★4「学生運動」とは平和を希求する闘いであった。故に、平和が実現した今日の若者などは、イデオロギーのイの字もない、去勢された消費者であり労働者に成り下がっている。さらに現代のインテリゲンチャはこぞってペシミスティックであり、諦めこそが世の中の美徳とされているのだ。こんな世の中に誰がした!!?? [review] (新町 華終)[投票(3)]
★4増村保造ほどの手腕をもってすれば、これを「ありとある組織の必然的な拡大化に伴う腐敗と、その犠牲者」を描く傑作とするのは容易であったろう。ただ… [review] (水那岐)[投票(2)]
★4常人の中に狂人がいるのか、狂人の中に常人がいるのか。一秒たりとも目を離せない傑作! (直人)[投票]
★3こういう映画は観ていて疲れるが、増村演出だと余計に疲れる。 (熱田海之)[投票]
★4ファシズムの生成過程、あるいは言ってることとやってることが違う人達についての映画です。立派なことを言う人間ほど信用できないもの。だが紅一点の若尾文子のオロオロぶりは信用できるものだと思えた。 (ハム)[投票(1)]
★5』is Madness.  [review] (町田)[投票(2)]
★4ホシュヲ、タオセ、ホシュヲ、タオセ、ホシュヲ、タオセ・・・・・。 [review] (G31)[投票(7)]
★3学生運動の欺瞞的な内幕を描く物語。怒りに腸の煮えくり返ること必至。〔3.5〕 ()[投票]