[コメント] I am Sam アイ・アム・サム(2001/米)
テーマは親子愛だと思っていた。親子の絆、切っても切れないもの、、そう思っていたら
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。
私が号泣したシーンは、死ぬまでシネマさんと同じ。
ミシェル=ファイファーがペンの前で自分をさらけ出してしまうところ。
そこまで、涙など出はしなかったし、そのまま終わると思っていた。
このシーンで、全てが崩れるように、涙が止まらなくなった。
そうだ、この映画のテーマは「親子愛」じゃない。「愛」なんだと。
それは、里親にも愛があり、サムにも愛があり、それに強弱だとか、是非なんてものはないんだと。
そして、ミシェル・ファイファー演じる弁護士の、息子への愛と、からまわりする愛、、そして、自分への愛。自分を許せないと思う愛。
本当に駄目な親は「私はなんて駄目な親なんだろう」と思うこともないんだろうな。
いや、でも親じゃなくてもそうだろう。「俺はなんて駄目な奴なんだろう」と思う奴は、自分の駄目なところを直したいんだ。そこには、自分に対する愛もある。そう思う。
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