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ガブリエルアン・カットグラさんのコメント: 投票数順

★1普通じゃない(1997/米)あまりにも地味な展開と、元気がなく切れも鈍い演出が辛い。主役のふたり、天使のふたり(笑)、そしてダニー・ボイル監督…と、面白くなりそうな要素は満載なのに…。期待しただけに、失望も大きい。ホリー・ハンターだけが唯一の収穫か。[投票(1)]
★1リキッド・スカイ(1982/米)せっかく現れたUFOを誰もかまってくれない(笑)前半の展開が少し寂しいかも…画面から溢れる80年代の空気がたまらないヒトもいるかも…ただひとつ確かなのは、こんな珍作が当批評空間内にちゃんと登録されていたことを知った時の私の驚愕のみ(笑)。[投票(1)]
★3黒い家(1999/日)とにかく「あの人」の怪演に尽きる(前半部分限定)。「○が無い」という設定をうまく演じている。だがそれも後半で台無し。…演出の意図が観る者に伝わってこないシーンも散見されるが、所々に挿入される青空のシーンは効果的。あの平和な空の下では…。[投票(1)]
★3エネミー・オブ・アメリカ(1998/米)題名とは裏腹に、主人公を追いかける組織が意外に小規模だと感じた。個人vs国家…本来これはかなり絶望的な戦いになるはずだと思うのだが、その辺の掘り下げが足りない。その意味ではウィル・スミスはミスキャストだ。追い詰められた感じが出ていない。[投票(1)]
★4交渉人(1998/米=独)主役ふたりの熱演と、手に汗握るストーリー展開が心地良い娯楽作。ただ…自分の主張を通すために非常手段に訴える、というのはまるっきりテロリストの理論であるし、それは自分の主張を自ら放棄するだけである…という視線が製作者側に足りないと感じた。[投票(1)]
★3アナライズ・ミー(1999/米)「セラピーを受けるマフィアのボス」という着想は悪くないし、やたら涙するデ・ニーロには笑えた。だがビリー・クリスタル演じる主人公につかみどころがなく、感情移入ができない。BGMがおとなしめなのも難…もっと楽しく盛り上げて欲しかった。[投票(1)]
★38mm(1999/米)職人監督ジョエル・シュマッカーの手堅さが光るサスペンス。ニコラス・ケイジの抑え気味の演技と、静かな喋り方が印象に残る。だが主人公が良き家庭人という設定が生かされておらず、ダークサイドへの掘り下げ方も浅い。…後味の悪さが欲しかった。[投票(1)]
★5機動戦士ガンダム(1981/日)「人々は、自らの行為に恐怖した」…ザクを貫いた時も、母の傍らのベッドの中でも…あるいはアムロは自らに震えていたのかもしれない。…TVシリーズの総集編ながらも、名場面をそつなく織り込んだ良作。安彦良和の繊細なキャラデザインに注目したい。[投票(1)]
★3悪いことしましョ!(2000/米)「7つの願い」を描くには、本篇時間が短い。ゲラゲラ笑えるシーンも散見されるのだが、長続きしないのだ。それに…題名とは裏腹に、全体的に悪ノリが足りない。次々にコスチュームを変えるエリザベス・ハーリーがじつに楽しそうなのが見ものであるが…。[投票(1)]
★5フレンジー(1972/米)「傑作選」より:ロンドン。絞殺魔。やっぱりヒッチコックはこうでなくっちゃ♪主人公がダメ男である設定がじつにうまく、アパートから外の雑踏へカメラが引いていく場面や法廷での演出にも唸るばかり。…ディナーシーンに漂うブラックユーモアに大爆笑![投票(1)]
★4マンハッタン殺人ミステリー(1993/米)「傑作選」より:隣人へ募る疑惑…サスペンスではよくある材料でも、お味はまさしくウディ・アレン風味!ほぼ全篇を通して繰り広げられるダイアン・キートンとの掛け合いが最高に楽しいっ♪彼の作品は初体験だが…クセになる不思議な魅力を感じた。[投票(1)]
★4ラスト・アクション・ヒーロー(1993/米)シュワちゃんの「ハムレット」に爆笑っ♪次々と自らの身に降りかかる異常事件に愚痴をこぼすシュワちゃんにも爆笑っ♪映画の世界での大冒険がなんとも楽しいのだが、後半がトーンダウンしてしまう。確かに合理的な展開ではあるが…もう一工夫して欲しかった。[投票(1)]
★5白い恐怖(1945/米)「傑作選」より:若き日のグレゴリー・ペックの魅力がまず嬉しい。精神分析を主題に据えたことや、シュルレアリスト・ダリによる夢のシーン…当時としては、かなりの野心作だったはず。イングリッド・バーグマンと作品の相性がいまひとつなのが残念。[投票(1)]
★5名探偵登場(1976/米)「傑作選」より:ニール・サイモンの脚本と豪華キャストの怪演(ピーター・セラーズ最高!)が冴えに冴える、全篇笑いっ放し必至の爆笑コメディ。特に、怒れるミステリーファンの方は必見(笑)。ところで…あの招待状は何故届いたのだろうか(笑)?[投票(1)]
★3ガール6(1995/米)刹那の感情の切り売り。器用にできているように見えても、やがてはそのツケが…。電話・メール・ネット…直接顔を合わせない、擬似コミュニケーションの弊害をさらりと描いた佳作。プリンスの音楽と、スパイク・リーの役どころ(笑)に注目だ。[投票(1)]
★4ゴーストタウンの決斗(1958/米)アメリカ…ロッキー山脈の雄大な自然を背景に展開される、名匠ジョン・スタージェス監督の本格西部劇。ディフォルメされ、簡潔にまとめられた作品内容と共に、リチャード・ウィドマークの存在感に注目。悪意を秘めつつどこか温かい…不思議な悪役だ。[投票(1)]
★5ミッドナイト・ラン(1988/米)あのデ・ニーロがかくもまっとうな(笑)ヒーローを演じてくれたことが素直に嬉しい。相棒?チャールズ・グローディンとの凸凹珍道中には笑いあり、涙あり…脇役陣もみんな好演。「生涯忘れ得ぬ傑作」という評を聞いたことがあるが…まさに、然り。[投票(1)]
★5栄光のル・マン(1971/米)コクピットに独り座ることで周囲の雑音から開放され、速度を上げ続けることで静止していく世界と融合する。それが、魅力。…ル・マンレースを迫力たっぷりに描写した撮影と編集、そしてドキュメンタリータッチの演出による臨場感の形成に注目したい。 [review][投票(1)]
★3パラサイト(1998/米)使い古しの材料ばかりだが、若手スターの競演と共にソツなくまとめられた佳作。しかしロバート・ロドリゲス監督らしい突き抜けた感覚が今回は感じられないのが残念。…始めはやる気なくだらしない教師達が次第に先生らしくなっていく展開は強烈な皮肉。[投票(1)]
★5国際諜報局(1965/英)「傑作選」より:抑えた色使いと堅実な展開がいぶし銀の如く光る、本格エスピオナージドラマ。料理が趣味で、スーパーで買い物したりする主人公を演じるマイケル・ケインの飄々とした魅力と、オットー・ヘラーによる多彩なカメラワークが見もの。[投票(1)]