直人さんのコメント: 点数順
疑惑(1982/日) | 脚本・演出・音楽・撮影・俳優、全て完璧。野村芳太郎最後の輝き。そして桃井の前に桃井無し、桃井の後にも桃井無し。 | [投票(9)] | |
それでもボクはやってない(2007/日) | これを傑作と言わずして、この先、日本映画に傑作が生まれる日が来るのか?['07.2.1MOVIX亀有] [review] | [投票(7)] | |
かもめ食堂(2005/日) | 前二作の失敗で学んだ荻上直子は、遂に独特の世界観を構築する事に成功している。['06.5.6京都シネマ] [review] | [投票(7)] | |
犬神家の一族(1976/日) | 間違い無く、角川映画で一番の傑作!もはや角川映画の枠を越えている。[追記あり→] [review] | [投票(5)] | |
歩いても 歩いても(2007/日) | 静かで、淡々としていて、超リアリティ。優しくて、ユーモラスで、でも時折見せるホラーかと見紛うほどに恐ろしい人間の残酷さと毒。一つ一つのシーン、一つ一つのセリフに全く無駄が無い。『誰も知らない』『花よりもなほ』『歩いても歩いても』と、これだけの完成度を持つ作品を連発するって、ちょっと尋常じゃない。['08.11.15新文芸坐] [review] | [投票(4)] | |
キッド(1921/米) | 『黄金狂時代』と並ぶ名作。ジャッキー・クーガンは映画史上、世界一カワイイ子役だと断言する!['03.9.2シネ・リーブル池袋] | [投票(4)] | |
ハッシュ!(2001/日) | ゲイなどという事を超えた壮大な人間ドラマ。ゲイカルチャーの描き方(二丁目のシーン等)は、ちょっと古い。['08.7.13DVD] [review] | [投票(3)] | |
ぼくたちと駐在さんの700日戦争(2008/日) | ブログが原作だからとか(未読)、市原隼人が年々ブサイクになってきて出演作を見なくなっていたのもあって侮っていたが、早くも今年見た邦画のベスト3に入るかも。['08.3.28試写会:東京厚生年金会館] [review] | [投票(3)] | |
アヒルと鴨のコインロッカー(2006/日) | 時間軸を交錯させる展開が余りにスムーズ過ぎて、途中で「あれ、何でこーゆー展開になってんだっけ?」と戸惑うほど。笑 観客を煙に巻いておきながら最後には全て納得行く展開な上に、フランス映画のような余韻さえ残すラスト。キャスティングも完璧。['08.01.26目黒シネマ] [review] | [投票(3)] | |
ひまわり(1970/伊) | 一面ひまわり畑に、ヘンリー・マンシーニによる余りに有名なテーマ曲が流れる美しく強烈なインパクトのオープニングから、涙が溢れる。その後も度々流れる、このテーマ曲の度に涙、涙…。もう、どうにでもしてっ!!['07.6.27ル・シネマ] [review] | [投票(3)] | |
空中庭園(2005/日) | 所々、「あぁ、やっぱりトリップしてたのかな?」と思わせるシーンがあるものの、これはもしかしたら凄い作品かも知れない。['07.4.11DVD] [review] | [投票(3)] | |
雨に唄えば(1952/米) | 前々から気にはなっていたけど、延び延びになってた作品。「何で今まで観なかったんだろう」って、後悔する位に面白い。['05.11.24MOVIX京都] [review] | [投票(3)] | |
スウィングガールズ(2004/日) | これは、もしかしたら今年一番かも!['04.9.20京都みなみ会館] [review] | [投票(3)] | |
女系家族(1963/日) | 素敵過ぎる!同じく山崎豊子原作の『ぼんち』に並ぶ素敵さ。途中、目を覆いたくなる程のえげつないシーンもあったが、最初から最後まで全く飽きさせない。海千山千の登場人物を芸達者達がゲラ入るくらい、功演。若尾文子ファンは絶対に観るべき傑作!['04.6.24高槻松竹セントラル] | [投票(3)] | |
OUT(2002/日) | 何と言っても主演女優四人に尽きる! [review] | [投票(3)] | |
ぼくのバラ色の人生(1997/英=仏=ベルギー) | フランス映画で一番好きかも。 [review] | [投票(3)] | |
お早よう(1959/日) | 正月にダラダラと見るのが合う。子供がダダこねて、屁をこき合って、杉村春子がブチブチ愚痴って、佐田啓二と久我美子の淡いロマンス(死語)があるだけなのに、何故こんなにも上品で可笑しくて、愛らしくて爽やかで、深いんだろう。['07.5.3DVD] [review] | [投票(3)] | |
悪魔の手毬唄(1977/日) | このシリーズの中では一番の傑作。岸恵子、若山富三郎はもちろん、渡辺美佐子、草笛光子、白石加代子、辰巳柳太郎など役者がとにかく素晴らしい。岸恵子と作品自体が受賞してないのが不思議。 | [投票(3)] | |
約束(1972/日) | 約10年振りに再見。北陸(山陰?)の厳しく美しい景色、岸恵子の冷たい美しさ、宮川泰による『ひまわり』のような哀愁漂うテーマ曲が流れる仏映画のようなオープニングから一気に引き込まれる。必要最低限に抑えられたセリフ・映像で観客の想像力を引き立てて、時にまったり、時にスピード感ある演出で、余りある余韻を残すラストまでアッという間の87分。上映時間もちょうど良い。['08.4.27シネマアートン下北沢] | [投票(2)] | |
家族(1970/日) | 邦画では数少ないロードムービーだし、当時の中流階級以下の家族、ひいては高度経済成長の転換期の歪みを描いていて秀逸。静かなる傑作。['06.7.12DVD] [review] | [投票(2)] |