シーチキンさんのコメント: 点数順
ジェントルメン(2019/英=米) | ああ、ガイ・リッチー監督だと思わせる、ちょっともったいぶったシーンのつなぎとストーリー展開だが、本作はテンポよく進み、ユーモアもセンスよくまとめられていて楽しめる。 [review] | [投票] | |
ドリームランド(2019/米) | 指名手配された女銀行強盗に魅入られる17歳の少年、そして二人がたどる運命、というといささか陳腐ではあるが、それなりにリアルというか、必然が感じられる。それだけ無理のない設定、脚本ということか。 [review] | [投票] | |
ノマドランド(2020/米) | 美しく、雄大な風景には観るべき価値はある。フランシス・マクドーマンドは演技とは思えない、自然体でリアルに感じられる。 [review] | [投票] | |
私は確信する(2018/仏=ベルギー) | そこそこ面白いのだが、女主人公マリナ・フォイがなぜ、あそこまで入れ込むのか、さっぱりわからなかった。 [review] | [投票] | |
哀愁しんでれら(2021/日) | リアリティがある映画なわけではないのだが、不思議と現実にありそうな話にも思える。 [review] | [投票] | |
ベター・ウォッチ・アウト クリスマスの侵略者(2016/豪=米) | 無邪気で無慈悲でちょっと残酷なクリスマスの惨劇。予告は観ていたが、まさかこんな展開だとは…と思いもしなかった物語で、うれしい驚きがあった。 | [投票] | |
燃えよデブゴン/TOKYO MISSION(2020/香港) | これホントに2020年の映画か?と思わせるほど往年の香港製コミカルアクション映画を思わせる一本。ハチャメチャな物語にげんなりもしたが、クライマックスの対決アクションシーンはスピード感満点で、それだけで☆1つ追加。 [review] | [投票] | |
声優夫婦の甘くない生活(2019/イスラエル) | 老境に入った夫婦の、ままならぬ日々を淡々と描いて心にしみるものがある。 [review] | [投票] | |
危険を買う男(1976/仏) | 40年以上前の映画とはいえ、脚本が雑すぎる。それに主役のベルモンドはパッとしないが、総じて悪役の方が、渋かったりクールだったりで、何とか観れるという皮肉な一本。 [review] | [投票] | |
おらおらでひとりいぐも(2020/日) | なかなかユニークで楽しい感じがある。年をとるごとに積み重なる悔悟と、少しずつあらわれてくる孤独。それはそう深いものではないが、深くないだけに日常のすぐそばにある。だからこそ、楽しさを伴って年をとる日常を過ごしたいものだ。 [review] | [投票] | |
シチリアーノ 裏切りの美学(2019/伊=仏=ブラジル=独) | イタリア版『仁義なき戦い』といった感じもするが、重厚な画づくりには迫力がある。 [review] | [投票] | |
蘇える優作 「探偵物語」特別篇(1998/日) | 確かにこの頃の松田優作は、生き生きとしていて、自由奔放で、本当に楽しそうに演じていて、それがまた、実にカッコよくて、様になっていた。 [review] | [投票] | |
赤い闇 スターリンの冷たい大地で(2019/ポーランド=英=ウクライナ) | 色々と予備知識がないと、わかりにくいところもあるが、権力にすり寄り、その庇護を受けたジャーナリズムが、いかに自分を偽るのか、その醜い姿はしっかりと見ておく必要がある。 [review] | [投票] | |
グッド・ワイフ(2018/メキシコ) | いやあ、難しいことはよくわからんが、きれいで優雅でお上品な奥様が、少しずつ異変を感じて下り坂に入っていく様を眺めるのには、ゾクゾクする快感があるなあ。 [review] | [投票] | |
ANNA/アナ(2019/仏=米) | ともかくモデルくらい美人の凄腕女暗殺者を描きたいというベッソンの願望全開映画。底は浅く展開はばればれだが、そんなことを気にする映画ではない。ただ肝心のヒロインよりもヘレン・ミレンの方が殺気をともなった渋い魅力と凄味でしびれさせるな。 [review] | [投票] | |
霧につつまれたハリネズミ(1975/露) | 単純な物語を、シンプルな技術で盛り上げる妙は不思議だ。 [review] | [投票] | |
キング・コング(1933/米) | デナム役をはじめ生身の人間の役者は全身を使い、そしてキングコングは顔面をフルに使い、いずれも表情豊かに演じている。いささか大仰でストレートすぎるきらいはあるが、この表情の豊かさゆえに、多くのシーンに臨場感がある。 | [投票] | |
囚われた国家(2019/米) | 近未来SFレジスタンスものではあるが、人類のレジスタンスを追いつめる勢力が、侵略エイリアンに屈服、協力し、その支配下にはいった人類、という設定が妙に生々しい。 [review] | [投票] | |
グリンゴ/最強の悪運男(2018/米=メキシコ=豪) | なかなか波乱万丈の映画で楽しかった。それに清々しいまでの下品さを魅せたシャーリーズ・セロンと、何しに出ているのかよくわからんがほのぼのさせたアマンダ・サイフリッドが良かった。 | [投票] | |
リチャード・ジュエル(2019/米) | ごくシンプルに、FBIによる思い込み捜査と、ろくに独自調査もせずにそれを鵜呑みにしたマスコミによる犯人扱い報道の非道さを描いている。 [review] | [投票] |