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シーチキンさんのコメント: 投票数順

★5崖上のスパイ(2021/中国)最初の内は男優の区別がつかなくてちょっとわかりにくいところがある。しかし古典的なスパイ技術を駆使して虚実ない交ぜ、敵味方入り乱れてのスパイ合戦には、今日日、新鮮な、ゾクゾクするような緊張感があって楽しめる。 [review][投票]
★3せかいのおきく(2023/日)思い出したようにカラーが挟まれるが、これはやっぱりモノクロでないと観るのがちょっとつらい。幕末に近い江戸の町を舞台にしているだけに、世の中は大きく動こうとしているのだろうが、それらとは無縁に必死で生きる若者の姿を描いているから青春映画だな。 [review][投票]
★3不思議の国の数学者(2022/韓国)数学の美しさ、面白さという映画にはなりにくいと思われる題材に意欲的に挑んだ気概は感じさせるし、俳優陣も健闘しており、まあ面白くて良い映画だと思う。 [review][投票]
★4ウォーデン 消えた死刑囚(2019/イラン)人間味あふれるミステリーの良作。 [review][投票]
★3メイド・イン・バングラデシュ(2019/仏=バングラデッシュ=デンマーク=ポルトガル)よくあるインド映画のようなノリの良いエンディングテーマやカラフルな服装とは裏腹なブラックな労働。その対比は、あきらめて生きるか、闘って生きるかの対比のようにも思える。 [review][投票]
★5レディ・トゥ・レディ(2019/日)ジェンダーとかセクハラとかパワハラとか忖度とか今風のキーワードも感じさせるが、王道の物語を堂々と描く、『Shall we ダンス?』以来の社交ダンス映画の快作。観終わってすっきりとさわやかに元気の出る映画だった。[投票]
★5返校 言葉が消えた日(2019/台湾)言論の自由、集会の自由、結社の自由が封じられ、相互監視と密告が奨励される社会こそホラーそのものであることを、斬新な手法で表現したダーク・ファンタジーの佳作。 [review][投票]
★3ザ・ミスフィッツ(2021/米)物語の焦点というか、軸がはっきりしない、ブロスナンのわがままに振り回されたようなC級映画だが、ティム・ロスも含めて出演者がみな楽しそうに演じているのは良い。おかげで観ている者もそれなりに楽しい気分にはなれる。[投票]
★3ウェイティング・バーバリアンズ 帝国の黄昏(2019/伊=米)砂漠を中心とした美しい風景など、いかにも映画らしいシーンが堪能できる。ただ、中盤はやや冗長で少し退屈する。 [review][投票]
★3FUNNY BUNNY(2021/日)いかにも舞台の映画化という感じの会話劇。あまりテンポがいいとは感じないが、人を思う気持ちを大切に生きていこうという志が伝わってくるのはよい。[投票]
★4世の中にたえて桜のなかりせば(2021/日)つたないところはあるが、控えめなじいさんの、伝え残したいことがあるという思いが、しっとりと伝わり心地よい。宝田明の急逝が惜しまれる。 [review][投票]
★4ヒトラーのための虐殺会議(2022/独)観終わって、目まいがするほど胸が悪くなる。厄介ごとを押しつけあう会議の中で、終始一貫して揺るがぬ前提がある。そのあまりの確固さに、心底、恐怖した。 [review][投票]
★3サポート・ザ・ガールズ(2018/米)特にどうという事のない小品だけど、日々の些細な出来事、いやな事、困った事、わずらわしい事、悩み事、うれしい事などなどをリアルに描いて、それに翻弄され、奮闘する姿には、大いに共感するものがある。 [review][投票]
★4ケイコ 目を澄ませて(2022/日)劇伴がないにもかかわらず豊かな音の映画でもある。そして、その音のない世界で豊かな感情をもち精一杯生きる岸井ゆきのは輝いている。 [review][投票]
★2母性(2022/日)原作はどうか知らないが、イヤな気分になるというよりも、気色悪くて、不快になる。おそらく原作を読めば違った感想になるのだろう。この映画では、原作にはあるけれども、描き切れていない部分があるように感じた。 [review][投票]
★4ある男(2021/日)一連のラストが、洒落ているというか、印象的というか、あるいはあざといというか、ともかく「うーん」となるというか、考えさせるものだった。 [review][投票]
★5ザ・メニュー(2022/米)アニャ・テイラー・ジョイが素晴らしい。堂々とレイフ・ファインズの向こうを張っている。そして意表をつく展開で、最高の緊張感と狂気が存分に楽しめる。真の狂気は外側を見ているだけではわからない。 [review][投票]
★4ソングバード(2020/米)およそ2年前,新型コロナ流行初期、街頭からいっせいに人の姿が消え、映画館も休館に追い込まれた当時の記憶は、まだ失われていない。もしあの時から、ウィルスの毒性と感染力がさらに強くなっていたら、我々の社会もこうなっていたのだろうかと考えてしまう。 [review][投票]
★3ザ・コントラクター(2022/米)わかりにくいところが幾つかあるが、似た様な展開の映画が少なくないので、観ながらある程度は自分で補足できる。アクションものとしては良くできている方で緊張感もあってよい。またラストはそれなりに余韻もあって悪くない。 [review][投票]
★3アムステルダム(2022/米)ミステリー仕立てなのは悪くないが、ところどころにダラダラとしたシーンがあって興をそぐ。色んな俳優が出ているから好みの役者を眺めて楽しむのが良い。私は、アニャ・テイラー・ジョイアンドレア・ライズボローを観てた。 [review][投票]