★5 | だいじょうぶ3組(2013/日) | 「人と比べてヘンであることが必ずしもダメという事ではない」という結論に達する子供たちが全てを物語っていると思う。乙武洋匡という得がたい被写体を得て、本作は冗長な編集とご都合主義な物語という欠点を持ちながらも、極めて感動的な作品になっている。 | [投票] |
★5 | キャビン(2011/米) | 画期的構成の新型ホラー(と言っても、再び同じ手は通用しないのが残念)。百鬼夜行の様も楽しく、ラストであの人が出てくるのも激しくボルテージアップである。そしてクリステン・コノリーがかわいい。「扉をたたく人」のリチャード・ジェンキンスが真面目にノリノリでやってるのもツボ。見て良かったと本気で思った一作。 | [投票(1)] |
★2 | ハナミズキ(2010/日) | 一青窈の歌だけでどうにかしようとするには無理がある。ポッキーのCMでデビューした頃の新垣結衣はほんとに可愛かったが、ここんとこむりやりなものを感じる。ひたすら主人公達の行動を追っているだけで、深い物語は感じられなかった。 | [投票] |
★5 | カンナさん大成功です!(2006/韓国) | 見かけと心の問題を描いて非常に良い映画だと思う。日本映画では安易にウェットになりすぎてしまいそうな告白部分も非常にうまく整理できているし、劇中音楽も非常に良かった。日本映画はまだまだ他国から学ぶべきところが多いと思う。 [review] | [投票(1)] |
★2 | 丹下左膳(1952/日) | 昔の映画って、あんまり面白くないよな。などという小学生みたいな感想。 | [投票] |
★2 | ヒッチコック(2012/米) | 退屈極まりなくグースー寝てる人多数。ヒッチコックの映画はスリリングだが、彼の人生までスリリングなわけではないことに思い至る。しかも劇中作ってる映画の「サイコ」は大ヒット間違いなしとネタバレしてるので気を揉む余地がない。ラストシーンだけはニヤッとした。 | [投票] |
★3 | 私がウォシャウスキー(1991/米) | ホント、テレビドラマの域を出ないよな〜。展開にもう少しスリリングさが欲しい。 | [投票] |
★4 | テッド(2012/米) | 下ネタ満載で笑える。TEDの雇い主であるスーパーのオーナーの行動もイチイチおかしい。ゴーストバスターズのマシュマロマンもそうだったが、いかに性悪であっても外見が可愛いとコロっと騙される不思議。 [review] | [投票] |
★4 | 劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [前編] 始まりの物語(2012/日) | 「女々しい」と言う文字通りの主人公と、ダラダラ進むストーリーだが、最後の20分は中々のスリリングな作り。「魔女」を表現する背景は西洋美術史を全て咀嚼して特にシュールレアリズムからポップアート後の現代美術に重心を置いた非常に美しい出来上がり。音響も素晴らしい。後編に期待。 | [投票] |
★3 | 新 兵隊やくざ(1966/日) | 序盤の展開は面白いが、後半に向けて「とりあえず暴れさせてみました」みたいな行き当たりばったりを感じる。しかし亀有の両津とか鬼瓦権蔵のキャラ原型はこの勝新にあるとおもう。 | [投票(3)] |
★4 | コドモ警察(2013/日) | 刑事ドラマのパロディを踏まえながら、芸達者な子役に支えられて見事なコメディに仕上がっている。最近の刑事モノ日本映画には出色の出来栄え。織田裕二はこれを見習って欲しい。個人的には「クラウド・アトラス」よりはるかに面白かった。鈴木福の舌足らずさ加減がすごくいい。 | [投票] |
★5 | 扉をたたく人(2007/米) | 壁のポスターに書かれた「移民は国家の力」とは何たる欺瞞。やるせない憤り。ラストで主人公が独り叩くジャンベに言葉なき怒りが満ちている。 [review] | [投票(1)] |
★5 | レザボア・ドッグス(1992/米) | 「パルプ・フィクション」に始まり、ほとんどのタランティーノ作品を見てから本作を見た。選曲センス、グダグダした会話、シーンの時間配置、どれもこれも天才的としかいいようがない。そして映画づくりにおいて才能というのは枯れてしまうものなのだなと思う。 | [投票(1)] |
★5 | 兵隊やくざ 大脱走(1966/日) | 結構悲惨バックグラウンドを描きながら安易な泣きに走らないのがすごくいい。それにしても勝新太郎に成田三樹夫、この男ぶりはすごい。これだけの雰囲気のある俳優は残念ながら現在は存在しない。 | [投票] |
★1 | クラウド アトラス(2012/米) | オモクソ無駄な三時間を過ごしてしまった。なんだよこのクリンゴンみたいな変な特殊メーク。ひとりで複数役を演じる意味もわからんし。ソンミ役のペ・ドゥナは可愛かったね。 | [投票] |
★5 | アルゴ(2012/米) | 多少の誇張はあろうかと思うが、見ていてあまりの怖さに漏れそうになった。
「映画好きに捧ぐ」みたいなラストシーンもいいね。 | [投票(1)] |
★5 | フライト(2012/米) | 社会人として、人間として、父親としていろいろな想いが去来したんだけど、矜持を持つことや気概を大事にするという点に強く共感した。終盤、冷蔵庫に酒を発見したシーンは、こんな静かな映画なのに、本当に怖かった。 [review] | [投票(2)] |
★3 | ジャンゴ 繋がれざる者(2012/米) | カナリいいと思うんだけど、自分的なタランティーノ監督への期待値が高すぎるのが問題。 [review] | [投票(4)] |
★1 | インシテミル 7日間のデス・ゲーム(2010/日) | 小鼻をふくらませてプルプル震える藤原竜也。それだけが印象の全て。 | [投票] |
★3 | 赤ちょうちん(1974/日) | 秋吉久美子の「だらしない若さ」というのか「若い、だらしない身体」が横溢している。だが、全編よくわからない作劇であった。 | [投票(1)] |