★4 | さや侍(2011/日) | いろいろと問題はあるが、前二作に比べてはるかに出来は良いと思う。松本監督が裏に引っ込んだのが最大の勝因か。松本人志というだけで、非常に高いクオリティを求められる監督は非常にやりにくいとは思う。 [review] | [投票] |
★2 | ジングル・オール・ザ・ウェイ(1996/米) | この凡庸以下の映画をどう評価していいのか...映画としての構成は最後までなんとか保ってはいるが、全く面白みがない。あまりにも思いやりのない家族にも唖然とした。 | [投票(1)] |
★3 | ハルフウェイ(2009/日) | ひたすら長い。退屈。北乃きいと、岡田将生(「おかだまさき」と読むらしい)が、かなり演り難そうにしているのが気の毒ですらある。若々しい雰囲気を活かした絵面は悪くないと思う。 | [投票] |
★5 | 八日目の蝉(2011/日) | 泣けるとか言う次元の物語ではなく、こみ上げる嗚咽を抑えることができなかった。期待せずに見たけど、こんなにすばらしい作品に出会えるとは思わなかった。 [review] | [投票(2)] |
★3 | ブラック・スワン(2010/米) | 非常に面白いし、ナタリー・ポートマンの演技はオスカーにふさわしい高度なレベルに達していると思うが、過剰なCGと「びっくり演出」が全てを台無しにしている。 [review] | [投票(5)] |
★1 | 告白(2010/日) | 私は小さい子供が死んだりひどい目に遭う映画はそもそも全部嫌いなのだが、その上、得意顔でなにもかもわかった風な顔されてもなあと、鼻白んでしまう。ダイアローグとモノローグを時系列前後させながらつないでいく手法や、映像のセンスと画質の美しさはすばらしいと思う。 | [投票] |
★5 | 蛇にピアス(2008/日) | 原作未読のせいかもしれないが、非常に面白かった。病んでいる国の病んでいる都市(まち)で、どこかしら深く病んでいる人たちが織りなす、目の前でむざむざと人が底なし沼に飲み込まれる様を見るような哀しい物語。初主演作がこの映画という立ち位置から、安易に流れる事なく今(2011年現在)の地位を築いた吉高由里子の根性に感動。と、変なところにも感動。 | [投票] |
★5 | 恐怖のいけにえ(1980/米) | なんとは無しに花輪和一(丸尾末広だったか?)の「醜悪ゴキブリ男」という漫画を思い出した(美的感覚は全然別物だが何となく)。内容と設定は悪趣味そのもので、アメリカの映倫的なものがあるとすれば、よくもまあこんな映画を公開できたなという程、ヒンシュク買いそうな内容。決して子供には見せたくないが、私は(幼稚園の頃からずっと)こういう悪趣味なものが大好きだ。 | [投票] |
★2 | ロビン・フッド(2010/米=英) | このリアリティ、このディティール、さすがリドリー・スコットだよな!と、思いながら見ていたが、二時間半もかけて描くような内容なのかと小一時間問い詰めたくなった。テーマがはっきりしておらず、活劇にもなりきれていないので非常に中途半端な印象。 | [投票] |
★2 | ラストタンゴ・イン・パリ(1972/伊=仏) | 延々と2時間、ジジイのオナニーを見せられている気分の映画。いつ終わるのだろうかと苦痛でならなかった。マーロン・ブランドの色気はいいと思う。 | [投票] |
★3 | リコシェ(1991/米) | 周囲がデンゼルワシントンを陥れるための罠にやすやすと騙されすぎておかしい。
ジョンリスゴーは、これが悪役デビュー作品なのか?かなりのうまい悪役ぶり。 | [投票] |
★4 | 秘密(1999/日) | 邦画としては久々に良くできているなと感心した。グロテスクになってしまいそうなところを救いながらも、駄作すれすれまで崩壊しそうになるシナリオも悩ましいできではあるが。小林薫の鬼神のごとき演技力をもう少し楽しみたかった一方で、どうして邦画界は広末涼子という逸材を失ってしまったのかと、残念でならない。 | [投票] |
★3 | デイ・アフター 首都水没(2007/英=南アフリカ=カナダ) | 2010年末にTV放映されたものを鑑賞。今(2011年4月)だったら決して放映できなかったろう。作りはテレビドラマみたいな映画だが、そんなにひどいとは思わない。ポワロ役で有名なデヴィッド・スーシェが非常に良い雰囲気を出している。BGMが「らっせーらー」と聞こえて、猫ひろしを思い出した。 | [投票] |
★2 | 閉ざされた森(2003/カナダ=米=独) | 同じ映像が解釈次第で別の意味を持つというならわかるけど、映像そのものを変えてしまうのは反則なんじゃないかと感じる。こけおどしがひどい映画。 | [投票] |
★5 | 死霊の盆踊り(1965/米) | 90分という短時間の間に、これだけいろいろなことを考えさせてくれた映画は、いまだかつてなかった。あまりのつまらなさに驚きを覚えるが、意図不明ながらなんらかの「こころざし」らしきものを感じられるという点で「デビルマン」や「北京原人」よりは良いと思う。 [review] | [投票(2)] |
★2 | レッドクリフ PartI(2008/中国=香港=日=韓国=台湾) | 敵味方・人物設定・位置関係が非常にわかりにくい。カメラワークも美麗とは言いかねるし、歴史ドラマに臆面なくワイヤーアクション使う神経もわからない。少林サッカーに出てたヴィッキー・チャオはかわいいが、中村獅童はなんで出てるのか? | [投票] |
★4 | ザ・グリード(1998/米) | 意外にも豪華なキャストで安定したストーリー運びを見せてくれて楽しかった。モンスターのあまりにすごい再生能力に驚く。オチもありがちと言えばありがちだが、なるほどそうきたかという感じ。 | [投票] |
★5 | さんかく(2010/日) | 予想外の佳作。追えば逃げ、逃げれば追う恋愛や依存の心理が思っていた以上によく描かれていて、自分自身を振り返ってとても身につまされるものがあった。 [review] | [投票(1)] |
★3 | 007/ロシアより愛をこめて(1963/英) | オースティン・パワーズから見てしまった自分には、もうこの映画を楽しめる余地が残ってない。非常に残念。 | [投票] |
★3 | シュレック3(2007/米) | CGはすごい。特にたき火を囲んでいるシーンの表情のリアルさには驚かされる。そのシーンで唐突に流れる「フレンズ」のイントロには笑えた。くすっと笑えるところはあるんだけど、爆笑までは至らないのが残念。 | [投票] |